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「富女子」って何?なぜ話題になっているの?

過去記事:貯蓄1000万円「富女子」20~30代節約極める。もはや消費より貯蓄の方がオシャレ。

昨年12月になんの気なく取り上げた、この「富女子」についての記事が最近アクセスが増えてきました。何が起きているんだろうと思って調べてみると、2月16日にNHKのあさイチで「富女子」特集が組まれたのが直接の原因のようですね。「富女子(ふじょし)」という語感と相まってずいぶん世間をザワつかせた様子です。


まあ世間で話題になる事には必ず流れがあります。

調べてみたところ、まず「ワイズアカデミー株式会社」という女性向けセミナー・イベントを開催を開催しているセミナー運営会社があるようです。この会社が「富女子宣言~20代女子が5年で1000万円貯める方法~」という本を2015年3月に出版しています。

富女子宣言~20代女子が5年で1000万円貯める方法~



余談ですが、MBOによって上場廃止になった幻冬舎の、「幻冬舎メディアコンサルティング」という事業があります。これは「企業出版」に特化したブランディング出版専門の出版社だそうです。

クライアントインタビュー・ワイズ・アカデミー株式会社 蓄積したノウハウを書籍で啓蒙!セミナーの集客に寄与

企業はテレビやインターネット、近年だとSNSやブログなども使ってブランディングをしていますが、要するに宣伝ですね。このブランディングの流れで、ついにNHKの特集という形でメディアに露出したのがこの2月16日だったのでしょう。なるほど。


しかし、話題になる事というのは時流に乗っているものです。20代女子ということはリーマンショック後に社会人経験を持った世代で、「手遅れになる前に読んでください!20代女子だからこそできるお金の貯め方を大公開!」なんて言われたら気になるのは当然でしょう。

本の内容はおカネに関する自己啓発系で、特に問題は無いようです。不動産投資のセミナーに誘導されたりすることでも無ければ、別にいいんじゃないでしょうか。リーマンショック後の世代と私自身の世代である就職氷河期世代は財布のヒモが固いですから、共感する所はあります。貯められる人はどんどんおカネは貯めればいいんですよ。

30歳からはじめる一生お金に困らない蓄財術



これはまた余談ですが、幻冬舎のメディアコンサルタント事業から出る本はこれから増えそうです。非上場化してしまったので興味が無かったのですが、これからは注意して見ておこうと思います。宣伝の為に本を出すというのは分かりますが、専門の出版社があるんですね。

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強気相場とマクロ分析

リバモアは19世紀末から20世紀前半にかけてのアメリカの有名な投機家です。

自分の失敗を他人のせいにできるからだろう、常に人から影響を受けて動きたいと思っている客たちは、よくパートリッジのところに行っては知り合いの知り合いのまた知り合いの事情通がこの株をどうこうするとよいと言った、などというアホみたいな話を聞かせていた。彼らはその情報で実際に動いていたわけではなく、それをパートリッジに知らせ、どうすべきかを教わろうとしていたわけだ。しかし、その情報が売りであれ買いであれ、彼の答はいつも同じだった。

(中略)

「おわかりだろう、強気相場じゃよ」

エドウィン・ルフェーブル「欲望と幻想の市場」より



このくだりはリバモアが影響を受けた大ベテランのパートリッジ翁が、大きなものの見方について端的に語っているエピソードです。耳より情報などどうでもよく、相場のコンディションだけが重要です。強気相場ならどんな株、どんな情報でも株価は騰がるし、弱気相場ならその逆です。それが「常に人から影響を受けて動きたいと思っている客たち」には理解できません。

材料や事情通の情報、短期的な相場の上げ下げで一時的に儲かったとしても、大きなトレンドが発生した時に一度で大損してしまうのでは元も子もありません。

逆に言えば、大きなトレンドを大きくつかむことができるなら、普段の細かい利益や損失はどうでもよいはずです。例えば2005年の小泉郵政解散相場、2013年から2015年にかけてのアベノミクスなどが強力な強気相場でした。

一般的に言って強力なトレンドが発生するには、その前に十分な準備期間が必要です。株価が一進一退を繰り返している時に、株価の上下に夢中になっているとその後の大きなトレンドについていけなくなります。

今は強気相場なのか、弱気相場なのか、停滞調整期間なのか、マクロのファンダメンタルを分析しながら粘り強くしっかり相場を観察し続ける必要があります。一歩引いた巨視的な視点が必要になります。

明日、来月、来年の株が上がるか下がるかでは無く、年単位で考えた時の巨視的な相場観が必要です。たとえその考えが間違っていても、少なくともどっちつかずで買いと売りの往復でやられる事は無くなりますし、間違いに気づけば大きく儲けるチャンスはいつでもあります。

欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア



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