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証券コードと証券コード辞書を使ったカンタン入力法

日本株には全て4ケタの証券コードが設定されています。証券コードにはある程度、規則性があって知っていると憶えやすくなります。頭ふたケタが業種を表していて、2000番台が食品、7000番台が自動車・輸送機器といった具合です。

例えば食品だと、

2501 サッポロ
2502 アサヒグループ
2503 キリン

2801 キッコーマン
2802 味の素
2804 ブルドックソース

こんな具合です。食品などは銘柄数が多くてビールだとか調味料だとかカテゴリが分けやすいのか、比較的規則的ですが例外もあるのであくまで参考です。ひとケタ番号はその業種を代表する企業が多いですね。

2803が無いのはおそらく使用済みの廃番だと思います。そう、証券コードは使い切りで再利用はしないルールになっています。アメリカなどのアルファベットを使ったティッカーシンボルは再利用可だそうですが。

だったら四ケタのコードでは将来、数字が足りなくなるのでは?と思いますが、実際すでに足りなくなってきていて最近の新規上場企業はあまり業種に関係無く2000番台から4000番台、特に3000番台のコードが多く割り当てられて業種の法則が崩れてきています。

証券コード評議会の公式ページを見ると、設定可能な残コード数はあと2000いくつしかないようです。その為、方針として今後アルファベットを組み入れる事がすでに決定しています。システム的な対応の為周知の期間が必要なので、すぐに実施される訳では無いようですが。



ここからお役立ち情報ですが、証券コードからカンタンに企業名を入力したり、企業名から証券コードを入力する方法があります。

使用しているPCの日本語入力システム(Microsoft IMEやATOK)にシステム辞書を追加するのがその方法ですが、騰落レシオ情報で有名なサイト「NOTEAREA」さんの所にMicrosoft IME用の辞書データがあります。ありがたい事に最新データの更新が続いているので新規上場したばかりの企業にも対応しています。

ATOK派の人はどうするのかというと、以前は「会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK」という製品があったのですが販売終了になっています。それで、調べてみたらこんなのがありました。

ATK35 リクエスト辞書選抜総選挙 for Windows

8位に「企業名←→証券コード辞書」がランクインしているのですが、作成してプレゼントする対象は3位までなので対象外です。ATOK派の人はもはや諦めるしかないのでしょうか。

気を取り直して「NOTEAREA」さんの証券コード辞書の使い方ですが、例えば「さっぽろ」と入力すると、変換候補が、

sapporo.png

こんな感じになってある種の人にとっては超便利です。逆に2501から変換しても正式名と短縮名が両方出るので使えます。

面白いのは、「キヤノン(正式名称)」でも「キャノン」でも、「キユーピー(正式名称)」でも「キューピー」でもどちらも変換できる事ですね。証券コード辞書を使用すれば株ブログを書いていて企業名を間違えて恥をかくといった事もなくなります。

医学辞書2017 for ATOK 通常版



↑高くてもこういう専門辞書は需要があるんでしょうね、なるほど。無料の辞書はありがたく使わせていただきましょう。このブログ作成にも証券コード辞書は欠かせないものになっています。


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高配当株投資法には企業分析が不可欠だがそう難しくはない

高配当株投資法、配当利回りを手掛かりに行う株式投資では企業分析が不可欠ですが、それほど難しいものではありません。

決算書を読みこなす能力も特に必要ではありません。四季報の用語の意味が理解できて、数字の読み方が分かっていればそれで十分です。

企業分析と聞いて敬遠してしまい、妙な判断基準に飛びついてはいけません。

・売上、利益が安定している
・配当性向が高すぎない
・財務が良い
・配当意欲がある
・過去に粉飾事件(!)を起こしていない

これらのごく普通の条件をサラッと調べて、妙な銘柄に手を出さないだけでも相当投資の成功率は上がります。

妙な銘柄というのは、これらの条件を一部しか満たさないとがった銘柄です。そして、そういう銘柄の方が得てして初心者の注目を集めてしまい、失敗するのです。

その戦犯のひとつは私は初心者向けの投資雑誌だと思っています。


ここで「プロおすすめの高配当株」として挙げられているのが、

リソー教育(4714)
KG情報(2408)
ウエストホールディングス(1407)

の3銘柄です。リソー教育(4714)とKG情報(2408)は無借金経営、ウエストHD(1407)は配当性向が33%以下というのが、その「おすすめ」の理由です。

ところが、今期のリソー教育(4714)とKG情報(2408)は配当性向がなんと100%、ウエストHD(1407)は有利子負債が多く財務が良いとはお世辞にも言えないんですよ。

無借金だけど配当性向が高すぎる銘柄と、配当性向は低いけど財務が悪い銘柄を同時におすすめしてどうすんだ!?とアタマを抱えてしまいます。おそろしく適当な記事です。コピペか?

それにリソー教育(4714)はホンの数年前に粉飾をしてますし、KG情報(2408)はジャスダックの超小型株、ウエストHD(1407)の利益も安定しているとは言えず、要するにこれらの銘柄は高配当ではあるものの、かなりトリッキーな銘柄です。

もちろん、これらの銘柄に投資するのが悪いと言っている訳ではありません。

しかし、配当利回りを根拠にするには、あまりにも根拠が適当で言ってみただけという感じです。こういったセオリーに反したトリッキーな銘柄に投資する時は、もっと深い分析が必要なはずです。難易度の高い投資です。

配当利回りを根拠に投資するなら、もっと足元を固めて総合的な、オーソドックスな銘柄選びをした方が良いですよ。奇をてらわなければ、そう難しい事では無いはずです。

ダイヤモンドZAI(ザイ) 2017年 04 月号 (「守りの高配当株&攻めの10万円株」「ふるさと納税定番特産品ランキング」)





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企業の配当がリーマン時の2倍に。しかし、まだまだ上げられるはず。


上場企業が株主への配当を増やす。2016年度の配当総額は11兆8千億円と連続で過去最高になり、リーマン・ショックの影響を受けた09年度に比べ倍増する。KDDIや三菱商事など主力企業が相次ぎ増配する。企業業績は2年ぶりに過去最高を更新する見通し。利益の伸びに応じて株主への還元を積極的に増やす姿勢が日本企業に定着してきた。





▼配当性向とは 企業が稼いだ最終的なもうけを示す純利益から、どの程度を株主に配当として支払っているのかを示す指標。配当総額を純利益で割って計算する。たとえば、純利益が100億円の企業が30億円を配当に回す場合、配当性向は30%となる。上場企業の2016年度の平均配当性向は35%程度になる見通しで、直近の底だった13年度から約6ポイント上昇する。



アベノミクス以降は日本企業の株主還元意欲が高まっています。企業の配当がついにリーマン時の2倍に。基本的には財務優良な企業に投資する配当株投資家には追い風が吹いている訳ですが、日本企業の多くは配当性向30%程度を目標としている所が多いようです。

しかしまだまだ上げる余地はあると思います。というか、上げなければいけない理由があります。

過去の参考記事:ROE(自己資本利益率)8%以上がひとつの目安。ROEと配当成長株。

伊藤レポートによれば、ROEの最低目標は8%以上。なぜかと言うと、世界基準の投資家の目で見るとROEがこれ以下の企業に投資する理由は無いからです。グローバルな視点で米国株の平均の12%程度を横目で見てみると、じゃあ米国株でいいやとなるでしょう。

日本株のROEが低めなのは、収益性の問題だけでなく株主還元意欲の低さにありました。配当と自社株買いを怠り、会社に利益を残して自己資本を増やすとROEが低下します。ROEを維持する為には毎年毎年利益成長を続けなければならず、それが出来ないなら「適度に」配当と自社株買いを行うべきなのです。

自社の利益成長率を考え、その上で配当と自社株買いによってROEを一定水準以上に保つ戦略が必要です。継続的に安定した利益を上げられる安定企業で、かつROEを一定以上に保とうとすれば自社株買いか継続的な配当を行うはずです。それがグローバルな視点から見ても投資すべき企業という事になります。

株価が高い時は自社株買いをする理由は無いので、おのずと増配を行う事になります。配当株投資家はこういった企業に投資すべきだし、日本にもこれからはそのような企業が増えてくるでしょう。

財務大臣の麻生さんが事あるごとに、儲かった企業は内部留保を使えと言っているのは、これをやらないと東京マーケットはいつまでたってもグローバルな投資家から本気で相手にされないからです。

関連記事:日本企業は株主還元意欲が低いから日本株はダメだという認識は少し古い

勝てるROE投資術





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