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「名言・格言 」カテゴリ記事一覧


「十分な金を稼ぎ、すべての人々から遠ざかりたい。」おカネを稼ぐ目的は。

十分な金を稼ぎ、すべての人々から遠ざかりたい。

映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」より


名言というか迷言?映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」より。

wikiによると主人公ダニエル・プレインヴューのキャラクターは実在の石油王Edward Doheny(en)とドラキュラ伯爵をモデルにしている……と言う事らしいです。

私は映画マニアじゃないので映画の薀蓄は置いておいて、早期リタイア的に解釈します。ダニエルは山師から石油王に成り上がった経歴ですが、その人物像は競争心が強く人間嫌い、でもひとりでは生きていけないというややこしい性格です。

人間が嫌いでひとりになりたいだけなら、必要以上のおカネや成功は要らないのですが、そこは生来の山師的性格でどうしても競争に打ち勝ち成功してからでないと、引退は出来ないようです。

そして石油の採掘事業で成功しだすと、今度はひとりになるために自分と関わりあった人間をどんどん疎外していかなくてはならなくなるという……それでいて他人を信用できない分家族を求めるんですよね。矛盾していますが大金を稼いで引退しようとする人間の心理にはどこかこの手の矛盾があります。メキシコ人漁師コピペみたいな。

ダークな雰囲気の映画なので愉快な気持ちになりたい人にはおすすめできませんが、邦題と違って元タイトルは「油田!」。20世紀初頭のカリフォルニアの荒野の雰囲気が楽しめるので私は好きです。荒野でキャンプする所から始めてだんだん町が出来ていくんですよね。油田映画としても観れます。というか丁寧な油田映画です。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (字幕版)





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【銀と金】続・金利で食うのは庶民の夢か【福本伸行】

過去記事:金利で食うのは庶民の夢か

「ぼうず……それは死人の考えや……。
血の通った人間が金持ったら、そうは考えん。
10人中、9人は考えなくなる……損を承知で人は生きられんのや。
それほど銀行金利は低い……あの低さはサギやからな。
サギ師に騙されながら生きるのも気分が悪い。」


このブログでごく初期に取り上げたのが、福本伸行の怪作「銀と金」のこの台詞です。昔の作品ですがこの漫画好きなんですよ。銀行金利は低いって言っても、バブル崩壊後の1990年代の話だから今と違って数%はあるはず……連載開始が1992年で、バブル崩壊の景気後退期が1991年から1993年だからちょうど金利水準が激変している時期です。ちょっと調べてみたら93年の長期金利が4%、96年が2%と急激に下がっていってます。その前の話ですね。

思えばこの漫画が未完で終わってるのも時代が金貸しや土地転がしで儲かる時代じゃなくなっていったからですね。

現代でも、金利で食うのは庶民の夢だと思います。ただ超低金利時代になったので、金利の部分が配当金とかREITとか株主優待になったんでしょう。

宝くじを当てるなどして大金を手に入れて、そういった利子収入で食うのが庶民の夢ですね。そういう庶民のささやかな夢を一刀両断するのが福本漫画の特徴です。

実際に画が下手くそで貧乏だった作者の福本伸行が現実世界でどんどん金持ちになっていったので、成り上がりの話もしっくりきますね。漫画を描くのは重労働なので、最近は自分で描かずに人に漫画を描かせて儲けてます。

中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)



福本伸行も最近は言う事が嫌な感じのおカネ持ちのニオイがしてきましたw
現代の青木雄二か?青木雄二はおカネ持ちになってもどことなく貧乏くさい雰囲気が抜けなかったので嫌味が無かったんですけどね。

何故今この話をするかと言うと、時代に合わなくって未完に終わったこの漫画が、21世紀の東京オリンピックを控えた現代にドラマになって帰ってきたからです。

土曜ドラマ24「銀と金」公式



1月7日土曜深夜0時20分から。

が、Amazonプライムで1話を先行配信しているのでそちらを見ました。

「土地はやっぱり王様だよ、東京オリンピックも来るし」みたいな感じで現代に合わせてちょっとアレンジしてあってニヤリとしました。マイナス金利とか東京オリンピックとかで、また「銀と金」の世界観のような怪しい時代が帰ってきたようです。歴史は繰り返すのでしょうか。

銀と金 文庫全8巻 完結セット (双葉文庫―名作シリーズ)




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株価は「悪魔の鏡」か「経済の鏡」か

「株価は経済の鏡」という言葉があります。

古い記事ですが2014年のロイターの記事、

株価は経済の鏡、客観的指標として考えておく必要ある=官房長官

>最近、景気の足踏みを示す指標が出ている中で株価が上昇していることについては「それは聞かれても答えることはできない。株価は経済の鏡ということを言っている。そういう意味で客観的な指標として考えておく必要はあると思う」と語った。

これは株価が実経済より先行する性質について言っています。官房長官もアベノミクスの先行きに自信があったんでしょうね。

株価は企業の業績見通しを事前に織り込む形で上昇したり下落したりします。株価にはリアルタイムであらゆる情報が織り込まれていっていると言えます。それを鏡に例える訳です。

一方で、「株価は悪魔の鏡」という言葉もあります。

株価がリアルタイムであらゆる情報を織り込むなら、群集心理、暴落の恐怖、上昇に乗り遅れる恐怖、熱狂、強い思い込み等々投資家の心理状態もリアルタイムで映し出していくのです。まさに株価は悪魔の鏡です。

短期の値動きに意味を求めても無駄でしょう。神様のやる事の意味は人間には分からないのと似たようなものです。株価は常に正しい、というぐらいの素直な気持ちで相場に向かわないと大相場が来るたびに大損したり儲けそこなったりします。ベテランの投資家は株の値動きに関しては一種の敬虔な信者のような気持ちでいたりします。

なんだか怪しい記事になってしまいましたね……


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