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土曜ドラマ24「銀と金」開始 ギラギラしてた頃の福本作品

「銀と金」池松壮亮主演でドラマ化!福本伸行「またひとつ、僥倖が」

福本伸行コメント

「銀と金」は、麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です。僕の漫画の中で、「銀と金が、一番好きだ」と言うファンの方によく会います。僕自身が、世の中に認められよう…と、ギラギラしていて…、その熱が籠められた作品だからかもしれません。今回、森田鉄雄役を池松壮亮さん。(映画『紙の月』観てました!)また、平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優!(僕が是非に…と、推薦しました!)この素晴らしい2人のタッグで、テレビドラマ化!僕の人生に、またひとつ、僥倖が舞い降りました。ありがとうございます!!



そうなんですよ、「銀と金」を描いたこの頃の福本先生はギラギラしていました。先生は1958年12月生まれだからバブルの最盛期や崩壊の頃は30代前半の年頃。


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タネ銭持たなきゃ話にならねえじゃねえか……とか、



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元の金だよ……元の金……!




「5千万円は人生を買える金」とか、

「この世の全てが売られている」(株式の約束事の事)とか、


「ああ……それにしても金が欲しいっ……!!」という若き日の福本先生のギラギラした感じが伝わってきます。


このぐらいの若さというか怨念じみた情熱が無いと、まとまったタネ銭は出来ないんでしょうね。「銀と金」の時代はまだバブルの熱の残りがあったようですが、「失われた10年」が「失われた20年」に延長されて現代に至り気が付いたら醒めた人ばかりになったようです。

とにかくタネ銭ですよタネ銭。自由を得たいならカッコつけてる場合じゃないです。まとまったおカネを作らないと……と久しぶりに「銀と金」を読み返してみて熱くなってしまいました。

銀と金 第01話




基本クズ人間の「カイジ」と違って、「森田鉄雄」は筋の通った男です。ドラマ化にあたってちょっとカイジみたいな演出が増えてるのが気になりますが、まあ知名度から言ってもカイジ寄りになるのは仕方が無いんでしょうね。今の福本先生が続きを描いてもカイジっぽくなりそうだし。

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『中間管理録トネガワ』を読む。これはやばい。

こんなの連載してたんですね。週刊じゃなくて月刊の方のヤンマガだから知りませんでしたよ。


トネガワ_convert_20150924095901


ヤンマガ公式サイト
第一話無料試し読みできます。

面白いです。単行本で何巻もやると飽きそうですが。

もちろん同人誌じゃなくて正規のスピンオフ作品です。
しかし福本伸行が描いていないのはもちろん、原作すらやってませんね。協力ってなんだ。

生前の青木雄二が「子分に漫画描かすのが一番儲かるんや」みたいな事を言っていましたが、魅力的なキャラクターを生み出せば本人が遊んでいても食える。資本主義の縮図ですなあ。

カイジ「命より重い! 」お金の話



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金(カネ)は命より重いか?命に値段は付けられないが、自由を購うにはカネが必要。

ちょっと重いテーマですが、本気で考えてみたいと思います。


金は命より重い
↑利根川さんの名言です。

漫画家で、「カイジ」の福本伸行と、「ナニワ金融道」の青木雄二ほどカネカネ言っている漫画家も居ないと思います。

この二人には共通点があって、画がヘタ(失礼)な事と、おそらく前半生でお金に苦労している、屈辱感を味わっている、という事です。

お金に苦労した経験のある人が、お金について語っているのは非常に興味深く傾聴する価値があります。またそのスタンスも対照的です。

福本信行は資本主義に対して肯定的です。画がヘタ、という漫画家としては持たざる者というコンプレックスからかどうか知りませんが、そこからスタートして開き直って成り上がってやろうという気概を感じます。そこで「金は命より重い」という名言(暴言?)が飛び出すわけです。

対して青木雄二は資本主義には否定的です。というか、資本家の搾取に対して恨みが積もっています。資本家の搾取に対する恨みつらみが「ナニワ金融道」を描かせたといってもいいでしょう。これは漫画家引退後はマチ金の裏話的な話の需要に応える事が少なく、需要があるとも思えない、いまどき共産党でもやらないような教条的な唯物論の講演を繰り返していた事からも明白です。

どちらに共感するかと言えば私は福本信行の方で、これは時代的なものもあると思いますが、持たざる者(普通のサラリーマンもつとまらない落ちこぼれ)が自由を得るにはリスクを取るしかない、という主張には賛同します。ガチンコ勝負の土俵に上がる勇気を持て。資本主義社会ではその道が開けています。

「金(カネ)は命より重い」とは、言い換えると命が重いからこそカネが必要、カネを軽視する者は命(自由)を軽視しているということですね。

考えてみたらこれは唯物論で、青木雄二の主張と一緒ですね。お金について掘り下げて考えると唯物論に行き着くのでしょうか。

普通のサラーマンは長年にわたる努力を続けて、それでも充分に報われるとは限らないのです。また実力も実績も無く、リスクを取る気も無いのに批判や言い訳ばかりする者を罵倒する利根川のキャラクターにスカッとする読者も多いと思います。

あとは鉄骨を渡らざるを得ない所まで追い込まれても、ヤケにはなるな、勝算が薄くても勝つための最低限のロジックは構築しろという福本イズムが好きですね。最後まで必死になれない者に生き残りは無いのです。

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利根川理論から逃れるとすると、お金の要らない生活を選ぶしかないですね。小屋暮らしとか…

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