カテゴリ:マイナス金利

  • 2016/02/07マイナス金利

    現在、最低金利保障のある個人向け国債変動10年以外の個人向け国債は募集停止になっています。ところで、なぜ国債がマイナス利回りになるのでしょうか?日本人の個人がマイナス利回り、つまり利子を受け取るのではなく逆に払う事になる国債を買う理由はありません。だから募集が停止になったのです。では、誰がマイナス利回りの国債を買っているのか?答えは(日銀を除けば)外国人投資家という事になります。ただし、これは日本国...

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  • 2016/02/03マイナス金利

    日本銀行HPに、「Q8.マイナス金利が適用されるのはどの程度の残高なのか。マクロ加算残高は具体的にどのように運営するのか。」の項目が追加されていました。「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」に関するQ&AにQ8を追加しました(日本銀行)一番知りたい所だったので日銀グッジョブですね。当座預金残高を仮に260兆円として、「ゼロ金利が適用される残高は40兆円」、「+0.1%が適用される残高(マクロ加算残高)は210...

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日本国債がマイナス金利で買えないのなら、ドル建て日本国債を買えばいいじゃない?という話

現在、最低金利保障のある個人向け国債変動10年以外の個人向け国債は募集停止になっています。

ところで、なぜ国債がマイナス利回りになるのでしょうか?

日本人の個人がマイナス利回り、つまり利子を受け取るのではなく逆に払う事になる国債を買う理由はありません。だから募集が停止になったのです。では、誰がマイナス利回りの国債を買っているのか?

答えは(日銀を除けば)外国人投資家という事になります。ただし、これは日本国債が外国人に信任されてるからでは決してありません。むしろ逆で、外国人にとっては日本国債はミドルリスクでミドルリターンの社債のような存在になっているからです。

よくニュースで「比較的安全資産と見なされる円が買われた」という表現を聞くのは、「リスクオフで株やクズ債券は買いにくい。かといって米国債ではリターンが低すぎる。しゃーねえから日本国債でも買っとくか!」という意味です。

くりかえしますが、日本という国が信任されているからではありません。


ハイリスクのハイイールド債券よりはややマシで、米国債よりは利回りの高い便利な投資先になっているのです。

その仕組みは以下のようなものです↓

外貨運用なら是非、日本国債へ!?

↑とりあえず上記のリンクをざっと読んでいただくとして、「なるほど、わからん!」となった人は、無理に理解する必要はありません。とにかく、ドルを持つ外国人投資家にとっては日本国債は利回りのいい投資先になっている事だけ憶えてもらえれば結構です。

日本人が商売するにはドルを調達する必要がありますが、アメリカ人はどうしても円が必要なわけではありません。ドルと円を相互に融通する場合、日本人は余分にプレミア分を支払う必要があります。

円が高金利通貨だった時代はこのプレミア分は目立たず意識されませんでしたが、緩和政策によって超低金利になってしまったので、プレミア分を負担すると利回りがゼロを下回ってマイナスになってしまったのです。これが短期国債のマイナス利回り化です。

今回日銀のマイナス金利政策で、このままだと長期国債までマイナス利回りになる可能性があります。そのマイナス金利を負担しているのは誰かというと、まあ回りまわって日本国民ですね。

黒田日銀総裁が「マイナス金利はいつまでも続けるものではない」と発言したのはこういう背景があります。こういう状態が続くといずれ日本経済全体が衰弱していきます。


…暗い話になってしまいましたが、ドル建てで日本国債を買うのは検討してもいいかもしれません。しかしアメリカ人がこのような投資をするのは妙味がありますが、日本人の場合は為替リスクがあります。どうでしょう、これ以上円高が進まないという前提で、いっちょドル建て日本国債投資をやってみますか?

マイナス金利―ハイパー・インフレよりも怖い日本経済の末路



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問題の「マクロ加算残高」の詳細

日本銀行HPに、

「Q8.マイナス金利が適用されるのはどの程度の残高なのか。マクロ加算残高は
具体的にどのように運営するのか。」

の項目が追加されていました。

「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」に関するQ&AにQ8を追加しました(日本銀行)

一番知りたい所だったので日銀グッジョブですね。


当座預金残高を仮に260兆円として、「ゼロ金利が適用される残高は40兆円」「+0.1%が適用される残高(マクロ加算残高)は210兆円」、よって残りの10兆円がマイナス0.1%が適用される残高(政策金利残高)になるということですね。

これは全体の計数であり実際のマイナス金利の適用部分はこれより大きい、と。

量的緩和が継続すると仮定すると年間80兆円の国債を銀行から買うので3か月あたりの金額は20兆円。3か月後にはマイナス金利部分は10兆円+20兆円で30兆円になる。報道でマイナス金利部分は10兆円から30兆円と言っていたのはここの部分ですね。

ただしゼロ金利のマクロ加算部分の設定は政策委員会で決めるとなっているので、ここをその都度追加すればマイナス金利部分を現状維持できるし、追加しなかったり減らせばマイナス金利部分が増える事になります。

ということは、やはりこれからも日銀政策決定委員会のたびに日銀発表に振り回されるということですねw

これは頭に入れておいた方が今後混乱しなくてすむでしょう。具体的にはマクロ加算部分が追加されれば現状維持、追加されなければマイナス金利部分が増えるので実質プチ追加緩和になるという事でしょう。ただ実際の国債の買い入れペースをずっと追っていくのは大変なので、毎回の政策決定委員会の前には調査を済ませておくことにします。


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