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馬券の配当金は一時所得になります。ただし…天才馬券師は別。

馬券の儲けは一時所得扱いになります。

一時所得には特別控除額最高50万円があるので、馬券の儲けから経費を引いた金額が50万円以上になれば確定申告しなければなりません。

No.1490 一時所得(国税庁HP)

この経費として認められるのは当たり馬券だけで、一時所得の性格上ハズレ馬券は経費として認められません。

件の馬券裁判の結果、次の場合のみ馬券の払戻金がハズレ馬券も経費に計上できる「雑所得」と認められました。長いですが引用します。

(注)1 馬券を自動的に購入するソフトウエアを使用して独自の条件設定と計算式に基づいてインターネットを介して長期間にわたり多数回かつ頻繁に個々の馬券の的中に着目しない網羅的な購入をして当たり馬券の払戻金を得ることにより多額の利益を恒常的に上げ、一連の馬券の購入が一体の経済活動の実態を有することが客観的に明らかである場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、営利を目的とする継続的行為から生じた所得として雑所得に該当する。

2 上記(注)1以外の場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、一時所得に該当することに留意する。


競馬の馬券の払戻金に係る課税の取扱い等について(国税庁)

な、長いですね…要するに卍氏の馬券ソフトと独自の指数を使った馬券の大量かつ継続的な自動購入という手法(株やFXのシステムトレードのようなもの)が、「客観的に明らかである」レベルでギャンブルではなく経済活動であると認められた訳です。税務署や裁判所からこのお墨付きを得るのは並み大抵の事では無いと思います。

並みの馬券師のレベルでは、雑所得扱いを勝ち取るのは難しいですね。

現在これとは別の馬券裁判が進行していて、そちらはシステム的な馬券購入の方法を取っていないので、その結果次第ではこの通達もまた改正される可能性はあります。

ところで納税額の大幅減額を勝ち取った卍氏ですが、それでも手元に残ったお金はほぼゼロか、それ以下のようです。1億数千万円の利益に対して、多額の裁判費用と減額された税金(無申告による加算税もプラス)を引くと、それでも数千万円は残る計算になりますが、その殆どは2008年のリーマンショックで失ったそうです。

卍氏は儲けの一部をBRICs関連のアクティブファンドで運用してたようです。天才馬券師も報われませんね…

過去の関連記事:裁判所が認めた、馬券で食うプロ馬券師
過去の関連記事:馬券で生活することは可能か?という話

馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」





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馬券で食う馬券師の存在は都市伝説と思っていましたが…

控除率20~30%の競馬で生活できるほど勝てるわけないでしょう。控除率5%程度のカジノでも無理なのに。
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

そんなふうに


外れ馬券は必要経費」最高裁、例外認める初判断
会社クビ、貯金ゼロ、妻は毎日泣いた…競馬裁判、“悲惨”と司法の“救い”

競馬ファンの間では有名な「馬券裁判」ですが、結局馬券師の主張が認められて「ハズレ馬券は経費」、「馬券は資産運用の一種」という事(あくまでこの男の場合)になりました。税金の事は置いておいて、この裁判が重要なのは本当に馬券で生活しているプロ馬券師が存在している、という事実が裁判記録に残された事だと思います。

馬券で食うプロ馬券師の存在はギャンブルで負けまくった人達の願望と妄想の産物ではなく、本当に実在しているという事が歴史に記された事になります。他に何件か同様の裁判があるようで、そんなに勝っている馬券師が実在しているというのは驚きです。

なんでこういう記事を書いたかというと、この現代ビジネスの記事を読んだからです。↓
元ファンドマネジャーが仰天! 「競馬で1億5000万円儲けた男」に学ぶマネー運用の"鉄則"

元ファンドマネージャーこと山崎元氏はあまり知られていませんが、競馬好きで毎週馬券を買っています。収支について語っているのは聞いたことありませんが、趣味という事なのでおそらく負けてるでしょう。ちなみに趣味としての競馬でもし大勝してしまった場合は、ハズレ馬券は経費と認められないようです。理不尽な気もしますが一応そういう判決が出てるので…

株式投資には趣味と資産運用の区別が無いので良かったですね。

興味が出てきたので、この馬券師のサイトを読んでみることにします。→卍の投資競馬術

馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」




予想法の解説本まであるようです↓

1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法を解明する本 (競馬王馬券攻略本シリーズ)



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競馬と株式投資の類似点を考える

競馬をギャンブル投資としてとらえると、その不確実性が際立ちます。

競馬を、「畜生に赤の他人が乗って優劣を競う競技」と評したのはたしかギャンブル小説家の森巣博だったと思います。

賭けるゆえに我あり(森巣博ギャンブル叢書2)




真性ギャンブラーの森巣博が言うことなので重みがありますが、要するに大事な資金を賭ける対象としてはいかにあてにならないものかということが言いたいのだと思います。

だから逆に馬券はロマンがあるんですよね~私は買いませんけど。

競馬の面白いところは、走っている馬自身は自分のオッズを知らないことです。

もし意外な高配当が生まれても、彼(彼女)ら自身に聞いてみることが可能ならば、ぜんぜん意外な結果ではないかもしれません。

着順の結果は天候や馬場、展開や騎手の腕にも左右されますが、結局は馬の実力に負うところが大です。

順当に考えれば強い馬が順当に勝って妥当なオッズがつくはずですが、人間は勝手な思惑でオッズを乱高下させます。

走ることという馬の単純な能力だけに注目すれば予想自体は難しいものではありません。
控除率が高いためにまっとうな予想では儲けが出ないだけです。

株式投資の場合は、本来は一株利益(EPS)の伸びにだけ注目すれば良いはずです。
一株利益が右肩上がりの銘柄は多少のタイムラグを伴って必ず右肩上がりのチャートを描きます。
この単純なやり方がなかなかうまくいかないのは、人間の様々な思惑がチャートを乱高下させるからです。
どんな強い馬でも2倍以下のオッズでは買えません。

株(馬)をよく見て、その真の実力を見抜くことだけに注力すれば予想自体は難しくないはずです。儲かるかどうかはまた別の問題です。

儲けたいから、駄馬(倒産株、もしくはその予備軍)のバカ駆けに期待するんでしょうね。
馬に口がきけたら、馬鹿じゃないのって言いますよ。

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