ライス大学のクリストファー・ファガデス博士は、「孤独」が人の健康に与える影響を調べるために、213人の健康な被験者を対象に実験を行いました。実験では最初にアンケート調査で社会で孤立しているかどうかについていくつか質問されたあと、被験者たちはライノウイルス39という風邪の原因ウイルスを含む点鼻薬を投与され、ホテルの部屋で別々に5日間隔離された後、どのように感じたかを記録するように指示されました。その結果、「孤独な人ほど病気の症状が悪化する」ことがわかったそうです。


強制的に風邪を引かせる、って凄い実験ですね。これはアリなんでしょうか。ホテルに缶詰めも精神的にきそうです。

この実験における「孤独」の程度は、その人が持つ家族や友人の数や、家族・友人とともにする時間の長さを基準にしているわけではなく、他人との社会的な関わり合いへの渇望の程度をもとにした主観的な感じ方を基準にしており、「孤独感」に近いものです。つまり、孤独を感じ社会的なつながりを求めている人ほど、病気からの回復が遅れる傾向にあることがわかったというわけです。


まあ心が弱ってる人ほど病気からの回復は遅い、病は気から、と昔の人も言ってますし、特におどろく結果ではないのかもしれません。

孤独であることは人間を不快な気持ちにさせるつらいものですが、これは「苦痛」を与えることで社会的なつながりを育てるようにという警告シグナルを体が発しているからだと考える学者もいます。カリフォルニア大学サンディエゴ校のアブラハム・パーマー博士は、「人間にとって社会的なつながりを維持することは子育てしたり食料を確保したりする上で重要なことでした。グループの一部であることは人間にとって重要なことなのです。そのため、孤独は危険なため、孤独を感じると不快な感情がわくようになっているのです」と述べています。


孤独は危険、という事ですが、記事中にあるとおり、数量的な孤独の程度というより本人の主観的な感じ方が重要になっています。

つまりはた目には孤独そうに見える人でも、本人が孤独感を感じていなければ孤独ではない(健康)し、めちゃくちゃリアルが充実してそうに見える人でも本人が深い孤独感を抱えていれば孤独(不健康)という事です。

個人の孤独耐性とか、外向的か内向的かでも変わってきます。

この辺の機微は蛭子能収(えびすよしかず)さんの著著に詳しいです。はた目には孤独そうに見えても幸福度が高く健康な人はいます。


まあ蛭子さんも言ってますけど、いかに孤独耐性が高い人でも、本当に病的な孤独はやはり身体に良くないと思いますけどね。

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