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カテゴリ:社会保障(年金・国民健康保険)

  • 2017/12/30社会保障(年金・国民健康保険)

    前記事:セミリタイア後の長生きリスクに備えるのにトンチン保険は不要セミリタイア後の長生きリスクに備えるためのリスクヘッジは、私は年金の繰り下げ受給で行う事を検討していますというのが前記事の結論でした。では実際、年金の受給開始年齢を遅らせる事でどれぐらい年金が増えるのか。またその場合通常受給より総支給額が多くなる、プラスに転じる年齢はいくつなのか?計算は意外とカンタンです。日本年金機構のサイトによる...

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  • 2017/12/27社会保障(年金・国民健康保険)

    医療保険の保険金のうち保険金の支払いと経費を除いた保険会社の取り分は約5割らしいです。宝くじの控除率が55%だから医療保険と宝くじは損する度合いでは良い勝負です。宝くじは夢を買い保険は安心を買うと言えば綺麗でしょうか。ぼったくり杉だと思うけど。— ひとり配当金生活-さいもん (@hitori_haitou) 2017年12月26日↓先日こういう記事を書いたので、関連記事:セミリタイア後は国民年金と国民健康保険に加入すれば民...

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  • 2017/12/24社会保障(年金・国民健康保険)

    こんなにあった!がんになったら「払わなくていいおカネ」全一覧 https://t.co/VJpfUXd7j3 #現代ビジネス— ひとり配当金生活-さいもん (@hitori_haitou) 2017年12月23日2人に1人ががんになると言われる時代、高額かつ長期的な負担は誰もが避けたいと思うものだ。そのようななかで、公的な制度を最大限に活用すればかなりの額の助成が受けられることを知っておきたい。将来がんになっても公的な制度をフル活用すれば民間の医...

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セミリタイア後の長生きリスクに備える年金繰り下げの効果

前記事:セミリタイア後の長生きリスクに備えるのにトンチン保険は不要

セミリタイア後の長生きリスクに備えるためのリスクヘッジは、私は年金の繰り下げ受給で行う事を検討していますというのが前記事の結論でした。

では実際、年金の受給開始年齢を遅らせる事でどれぐらい年金が増えるのか。またその場合通常受給より総支給額が多くなる、プラスに転じる年齢はいくつなのか?

計算は意外とカンタンです。

日本年金機構のサイトによると、

昭和16年4月2日以後に生まれた人については、支給の繰下げを申し出た日の年齢に応じてではなく、月単位で年金額の増額が行われることになります。また、その増額率は一生変わりません。
(中略)
 増額率=(65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までに月数)×0.007

老齢基礎年金の繰り下げ受給(日本年金機構)より引用


1年年金の受給開始を遅らせると、12か月×0.7%で8.4%の年金増額になります。これが死ぬまで続くので長生きすればするほど得になる。

1年受給を遅らせる事で損する分を増額分で取り返すのには、一年分を100%として一年分の増額率8.4%で割ると約11.9年ほぼ12年かかります。

結構単純な計算です。これを表にすると以下の通りです。

年金繰り下げ

65歳から70歳まで年金受給を遅らせるだけで、増額率は42%にもなりそれが死ぬまで続きます。人生100年時代が来るとしたら、これほど強力な長生きリスクに備える保険は無いでしょう。

だとしたら長生きに備えて無駄な保険を買うお金があったら、多少は年金受給を遅らせても問題無いように、自分で貯蓄運用しておいた方が良いと思います。もちろんその為にはちゃんと年金保険料は払っておかなければなりません。

公的年金は長生きリスクに備えるための保険と割り切って考えた方がいいかもしれません。

なお日本人の平均寿命は現時点で男性81歳女性87歳ほどですが、数字のトリックがあって、厚生労働省の出した平成28年簡易生命表によると70歳の人の平均余命は男性15年女性20年ほどもあります。

統計から理論的には年金の繰り下げ受給はかなり有利な賭けになっています。

外部参考リンク:平成28年簡易生命表の概況(厚生労働省)


以下は落とし穴的な注意点についての注意書きです。

・税金と社会保険料を考慮していないので、老後に税率が上がるほど収入のある人はまた別に計算が必要。
・将来的に受給開始年齢が65歳から後ろにずれる可能性がある。
・老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々に繰り下げ受給できる。
・繰り下げ期間中の加給年金は貰えなくなるので受給資格がある人は老齢基礎年金だけ繰り下げする手もある。(加給年金の受給資格は厚生年金を20年以上払っていて配偶者や子供のある人)

理論的には繰り下げ受給は長生きリスクに対する公的年金ならではの有力なリスクヘッジになるのですが、実際にこの制度を利用している人は全体のなんと1%台しかいません。

利用する人が少ない制度ほど実際には利用価値があります。このようなリスク要因を自分で洗い出して適切な行動を取れる人は実際にはほとんどいません。

繰り下げではなく逆に繰上げ、つまり65歳以前に年金を受け取る制度の利用者は約4割もいます。リスクヘッジもへったくれもない行動様式ですが、人間の経済行動は理屈ではないようです。

それにしたって日本人バカ過ぎ……いや失礼しました、年金受給を遅らせる事が出来るのは経済的に余裕のある人だけですものね。ただやはりこの結果は偏りがありすぎるので、日本は金融教育の機会が不足しすぎていると感じます。

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セミリタイア後にがん保険は不要な理由


↓先日こういう記事を書いたので、

関連記事:セミリタイア後は国民年金と国民健康保険に加入すれば民間の保険に入る必要は無い

セミリタイア後に民間の医療保険に入る必要は無いという事をもう少し理詰めで考えていきます。理詰めと言っても、理屈は簡単です。

一般的に一番気になる医療保険と言えば「がん保険」だと思います。

なぜなら日本人の2人に一人はがんになると言われていて、普段から保健会社の宣伝などで煽ってくるからです。まあこれだけ平均寿命が延びれば寿命が近づくとがんにもなります。平均寿命の短い昔の人はがんになる前に死んでいたから。


私は投資家というかギャンブラー気質なので、どうしても期待値で考えてしまうのですが……

冒頭のツイートの通り、医療保険の保険会社の取り分は5割くらいあります。ものによってはもっと高い。

がんになる確率が2分の一で、保険会社の取り分(競馬などのギャンブルで言う控除率、テラ銭)が5割とすると、これはどういう事か。

つまり期待値としては、がんになったらめでたく?払った保険料と同じくらいの払い戻しがあり、がんにならなかったらもちろんゼロな見込みになるという事です。

……これならやはり、保険料分を堅実に貯金でもしておいた方がマシではないでしょうか。


もちろん保険はギャンブルと非常に似てますが厳密に言うと違うものでしょうし、存在価値はあると思いますが、結論としてはこの期待値では不要としか言えません。私の見解が不謹慎というより、保険会社のぼったくりの方が酷いというべきでしょう。

日本は公的な医療保険制度が整っているので、冷静に考えれば民間の医療保険は必要性が薄いはずです。ましてこれだけ保険料が割高だと保険会社の戦略としてはがんの恐怖を煽るしかないのでしょう。もっと保険料を下げる余地はあるはずです。


医療保険は入ってはいけない![新版]



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セミリタイア後は国民年金と国民健康保険に加入すれば民間の保険に入る必要は無い



2人に1人ががんになると言われる時代、高額かつ長期的な負担は誰もが避けたいと思うものだ。そのようななかで、公的な制度を最大限に活用すればかなりの額の助成が受けられることを知っておきたい。


将来がんになっても公的な制度をフル活用すれば民間の医療保険に入る意味は薄いです。

制度を活用する事といざという時の蓄えがある(セミリタイアする人ならあるのが普通)ことを条件に、国民年金(又は厚生年金)と国民健康保険に加入していれば十分でしょう。

高額療養費制度があるので、高額な手術や入院費用がかかっても多くの場合一か月10万円以下で済みますし、もともと収入が少ないセミリタイア者だとびっくりするぐらい安い時もあります。(住民税非課税世帯だと非常に安い)

差額ベッド代や食事代は制度の対象外ですが、病院に入院してまで豪華な個室や飯に拘らなくても良いでしょうから、希望しなければ済む話です。

民間の医療保険は仕事を休んだ時の収入減少を補うものと考えれば、もともと現役ではなく不労所得が主のセミリタイア者にはますます不要なものです。よく言うセミリタイアすると出費が減るというのはこういう所にもあらわれます。

国民健康保険はともかく、国民年金に加入する意味はというと、国民皆年金制度だからというのはもちろんですが、国民年金に加入していると障害者になった時に障害年金を受給できるというのがあります。

この障害年金が手厚いので、がんになったとしても民間の保険に加入しておく意味は薄いのです。同時に、国民年金を未納にしてはダメな理由にもなります。

ついでに言っておくと、国民年金は減免や全額免除を受けていたとしても、障害年金の受給資格はあります。未納だけはさすがにダメです。全額ちゃんと払うか、正式な手続きをしておきましょう。国民年金は基本的に得なので私はちゃんと全額払っています。当たり前と言えば当たり前ですが……

保険は金融派生商品(デリバティブ)で言うコールやプットといったオプション取引のようなものです。一定期間内に起きる可能性がある現象に対してお金を賭ける契約です。発生確率が非常に低いものに少額のお金を賭ければ宝くじ的な保険になりますし、確率は低いが長い期間ではいずれ発生する可能性があるものに継続的にお金を賭けていけば高コストな保険になります。

賭け事は出来るだけやらない方が良いというのが一般論だとしたら、保険も出来るだけ掛けない方が良いというのも一般論になりうるはずです。

保険は賭け事ではなく互助の精神だ、というのも国民皆保険制度がある日本ではそちらで十分という話になります。高い保険料や税金を払ってますしね。

しかし日本の国民性としてギャンブル嫌いの保険好きというものがあり、国民皆保険制度があるのに、なぜか好き好んで民間保険に入るのが当然という風潮があります。

保険に入る人はちゃんとしたしっかりした人だ、という理解しがたい空気があり、保険に入っていないとロクデナシのいい加減な人だと思われがちです。

その中で保険に入る必要は無い!と言い切るのは思い切りが要る事ですが、私はむしろこのような人の方がお金が貯まりそうなちゃんとした人だと思っています。

保険に入る必要がある人は入れば良いのですが、保険に入る事が目的化していて、まず保険に入ってから考えるという人が多いのが現実です。保険に入るのは最後の手段だと思って最初からよく考えた方がいいです。

※冒頭に記したとおり、公的な制度を把握するつもりがあって、保険に入らない分蓄えや運用をちゃんとする人の話です。要するにセミリタイアできるような人向けの話。考え方の問題でそんなに難しい話ではないですが、そうでない人はおとなしく掛け捨ての保険にでも入っていた方が周囲に迷惑を掛けないで済むかも。

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