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「宝くじで1億円当たった人の末路」をさっそく読んでみた結果

「宝くじで1億円当たった人の末路」とは

  1. 「日経ビジネスオンラインに掲載した専門家へのインタビューをベースに、本書向けに編集した上で、「結論」と「解説」を大幅に書き下ろし」た本です。

    日経ビジネスオンラインと言えば私もちょくちょく読んでいますが、この本では全てのトピックに書きおろしの「解説」がついているので、オンラインで一度読んだ話がある私でも興味深く読めました。

  2. 著者は日経ビジネスの副編集長、鈴木信行氏です。

    各トピックの専門家にインタビューしていくという形式なので、この本における著者の立場はインタビュアーという事になります。ちなみに同姓同名の政治家がいますが、もちろん別人です。
    経歴はこちら(日経ビジネスオンライン)

    宝くじで1億円当たった人の末路



「宝くじで1億円当たった人の末路」目次

  1. この本の特徴はやはりまずは各記事のタイトルだと思います。
    目を引きそうなタイトルを一部拾ってみると「宝くじ」以外にも、

    ・事故物件を借りちゃった人の末路
    ・「友達ゼロ」の人の末路
    ・子供を作らなかった人の末路
    ・賃貸派の末路
    ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
    ・「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」と思った人の末路
    ・電車で「中ほど」まで進まない人の末路
    ・いつも不機嫌そうな上司の末路
    ・禁煙にしない店の末路
    ・ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路(1と2)
    ・男の末路

    すごいですよね。つかみはバッチリです。
    後半になるともう、「知らんがな」という「末路」や、やけに壮大な「末路」もあります。

    宝くじで1億円当たった人の末路



「取材協力者」が豪華

  1. 「取材協力者」つまり話を聞いた専門家のメンツが豪華なんですよ。

    例えば、「宝くじで1億円当たった人の末路」の回は「マネーフォワード」の瀧敏雄氏です。

    取締役 マネーフォワード Fintech 研究所長 瀧 俊雄

    2004年 慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究に従事。
    2011年 スタンフォード大学MBA修了。
    2011年 野村ホールディングスCEOオフィスに所属。
    2012年10月 株式会社マネーフォワードに参加。経営全般を担当。
    2015年8月 マネーフォワードFintech研究所長に就任。

    マネーフォワード取締役挨拶から引用



    「事故物件を借りちゃった人の末路」の回は、事故物件サイト「大島てる」運営者の大島てる氏です。

    参考:大島てる(Wikipedia)

    「資産1億円ぽっちでリタイアするひとの末路」はどうなるか?でも、玉川陽介氏はその道では有名な投資本の著者ですしね。(この本には収録されていません)


    FinTech入門



    事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件



「宝くじで1億円当たった人の末路」の趣旨

  1. 要は、「その気になれば、誰だって大抵の挑戦はできる」。そんな時代に私たちは生きています。
    でも、その割には「いろいろな挑戦をして人生を楽しんでいる人」って少ないと思いませんか。
    これはひとえにみんな、人生で一つの「選択」をした後、どんな「末路」が待ち受けているかよく分からなくて、不安だからなのだと思います。

    「はじめに」から引用

    「やっちゃった人」の末路がどうなったかは、みんな関心がある割にはあまり知られていません。
    例えば1億ぽっちでリタイアした人の末路とか。

    だったら専門家や経験者に取材してしまえ、というのがこの本の趣旨であり、その「結論」と「解説」はおおむねポジティブなものが多いです。(中にはやめておいた方がいい、という「結論」もあります)

    これで私が思い出したのは、増田明利氏の「今日、ホームレスになった」シリーズです。

    今日、ホームレスになった

    今日から日雇い労働者になった

    今日からワーキングプアになった 底辺労働にあえぐ34人の素顔


    こういう「末路本」を読んでいると、サラリーマンをやっている自分の身の安全を感謝したくなるかもしれません。

    そして、サラリーマンという立場にしがみつく事だけが安心を得る唯一の方法だと確信するかもしれません。
    そういう感情を煽る作りになっていて、それがまた売れるから毎年のように少しずつテーマを変えて続編が作られました。

    しかしこの「宝くじで1億円当たった人の末路」という本はそうでもない、という例を具体的に挙げて、なるべく合理的な解説をつけています。

メインコンテンツとこの本の効用

  1. ・「友達ゼロ」の人の末路
    ・子供を作らなかった人の末路
    ・賃貸派の末路
    ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路

    このあたりは、「そんな事をしたら最後はどうなっちゃうの?」という点で興味深く、この本のメインコンテンツと言えます。

    取り返しがつかなくなるんじゃないかと。

    しかし考えてみれば取り返しのつく人生というのがそもそもおかしいですよね。
    どうなるか分からないのが人生なはずです。

    それでも、「周囲の人と同じ事をしていれば失敗は無いはずだ、そうすべきだ」という「同調圧力」の強さは日本社会で暮らす人の多くが感じているはずです。

    そういう社会は息苦しいし、同調を求める人の主張の多くは根拠が無かったりします。

    この本はそういった「同調圧力」の根拠の無さを解説していますし、悩みやストレスを抱えている人が読めば少しは気がラクになるのではないでしょうか。

    宝くじで1億円当たった人の末路



人の「末路」は有力なコンテンツになる

  1. 考えてみればこの「ひとり配当金生活」も、「一億円ぽっちでリタイアして配当金生活した人の末路」を実録でおくる「末路」コンテンツです。

    人と違った人生を送っている人は、ブログでも始めてみれば有用なコンテンツになるかもしれません。
    人と違う、と言っても人間はひとりひとり違うし、画一的な生き方が正解という時代でもありません。

    どんな内容であれ、似た立場の人や、悩みやストレスを抱えている人の参考になったり、励ましになったりうさばらしになったりするかもしれません。

    将来このブログが本になったりする(予定も何も無いですが)時は、タイトルは「末路」で行くかも。

    宝くじで1億円当たった人の末路




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「資産1億円ぽっちでリタイアするひとの末路」はどうなるか?



まず玉川陽介氏にインタビューしているのが『宝くじで1億円当たった人の末路』という本を出した鈴木信行(政治家と同姓同名だけど別人)という人なので、その本の販促記事です。そこを踏まえて読んでいきます。

まず「現物不動産はなしですよね。」と言ってるのは、読者層を意識しての事でしょうね。
さすが空気の読める人っぽいです。
不動産を買って経営者になりなさい、と言ったらそこでハナシが終わってしまいますからね(笑)
読者はサラリーマンです。

「できれば投資商品のみ、それも、ETFか投資信託でお願いします。」

うん、しつこいですが読者層を考えたらこうお願いしたい所です。

「1億円のうち3000万円はVXXのショート。残りの7000万円のうち6000万円はPFFもしくはPGXなどハイイールド債のETFに入れます。余った1000万円は、BDC業界最大の銘柄「Ares Capital Corporation」(ARCC)でも加えましょう。」

何を言ってるんだ?と思うでしょうが私も分かりません(笑)
1億円で金融工学を駆使した高度なポートフォリオを組んで、「安全なリタイア」という「無茶」をやろうとすると、ここまで投資のハードルが上がるんだ、という雰囲気だけ分かればいいと思います。
求める期待値が高すぎるんですよね。

だからこのお題なら一億円では無理という結論になる。

投資商品のインカムゲインで食べていく戦略は、一度でも元本が大きく毀損すると回復不能になるリスクがあるんです。それに仮に900万円首尾よく利益が出ても問題があります。今の時代に40~50代で1億円の資産を貯めるには、2000万円以上の年収を何年にも渡って続けなければ難しいと思います。そういう人たちは貯金額も多いですが、消費額も多い。「気分は富裕層」なんです。おそらく900万円程度ではいずれフラストレーションが溜まるはずです。



これも一字一句その通りだと思います。
まあ2000万以上も年収がある人ってどこの世界の人だろうと思いますが、玉川陽介氏はそういう人を見てきてそういう人を相手に商売しているのだろうから間違っていないでしょう。

しかし現実に1億円どころか、それ以下の資産のインカムゲインを中心に早期リタイアしている人は、数は少ないかもしれませんが存在している訳です。

これはどういう事なのか。

セミリタイア、早期リタイアブログを読んでいる人には自明の事ですが、セミリタイア、早期リタイアという生き方は判を押したような画一的な生き方ではなく、むしろひとりひとり違った多様性があるわけです。

「できれば投資商品のみ、それも、ETFか投資信託でお願いします。」とか、
「インカムゲインのみで」とか、
「デイトレードのみで」

とかいった「お題」が無茶ぶりなだけで、やり方はいくらでもあるという事です。

もちろんこの玉川陽介氏のような博識な人からすると稚拙なやり方でしょうが、シンプルなやり方、シンプルな生き方の方が強じんな事があるのはいくらでも例があるでしょう。

『宝くじで1億円当たった人の末路』の方も読んでみようと思います。


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宝くじで1億円当たった人の末路





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「筋力低下は死に繋がる!老化防止に大事なのは筋肉だった」←知ってた



早期リタイアと筋肉は何の関係があるかというと、仕事を辞めて生活パターンが変わって運動しなくなると、筋肉量が減ってやばいかもね、という話です。

筋肉量の減少は30代から始まりますが、特に40代以降は顕著になります。健康な人でも80歳前後には30%程度の筋肉が減少します。老化によって筋肉量が減少し、握力や歩行機能の低下などの身体機能の悪化が見られる状態は「サルコペニア」と呼ばれています。



早期リタイアして座りっぱなし、移動はクルマという生活になるとやばいでしょう。

またダイエットを食事制限だけに頼るのも、若い内はいいかもしれませんが筋肉量がナチュラルに減っていく中年以降は危険です。

最近では、筋肉を鍛えるために電気刺激で筋肉を刺激するトレーニング器具を見かけますが、これは実用的な筋肉の動きの改善や筋力アップにはほとんど意味をなしません。こうした機器は自分の意志とは無関係に筋肉を動かすため、筋肉を大きくする効果しかありません。使える筋肉を鍛えるには、対応する脳神経の興奮が必須なのです。



筋肉を鍛えるには脳の興奮が必要だから運動が必要と。

あとは食事に気をつけるなど常識的な事です。

面白いのは筋肉を鍛える、筋トレをするというと「脳ミソまで筋肉が詰まってる」いわゆる脳筋と揶揄(やゆ)される事があることです。

これはむしろ脳ミソを興奮させるために体を動かす、筋肉を鍛えると考えれば、むしろ筋トレは脳ミソを働かせる知的作業なのかもしれません。

やはり筋肉は正義。

糖質制限なんてしゃらくさい事はやめて、早期リタイア人はちゃんとメシを食ってウォーキングや筋トレをした方が良さそうです。
早期リタイアして老化してたんじゃ何をやってるのか分かりません。


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