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おいしすぎる話?「トヨタ(7203)の個人向け新型株」について考えた

小黒とらさんのサイトで紹介されたトヨタ(7203)の個人向け新型株について、興味が湧いてきました。(「小黒とらのパーソナルファイナンスと悠々自適な生き方」をリンクに追加しました。)

(長文記事です。お暇な人はどうぞ。)

トヨタの個人向け新型株は、お買い得←該当記事です。
トヨタ自動車、中長期保有を前提とした 「AA型種類株式」の発行に向けた手続きを開始←トヨタの記者発表全文

>トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、中長期の保有を前提とした、議決権のある、譲渡制限付種類株式として「AA型*種類株式」を発行する手続きを開始する。トヨタは同種類株式を今後複数回にわたって発行していくために、6月に開催が予定される定時株主総会で、関係する定款の一部変更を提案する。

要するに、議決権あり、譲渡制限ありの種類株式(普通株以外の株式)を新たに発行するということです。まだ先の話ですが、詳しい解説は小黒とらさんの解説記事をご覧ください。


特徴として、
発行価格は価格決定日の普通株式株価の120%以上。当日の株価が仮に10000円なら12000円以上ということ
発行から概ね5年経過後以降に、「普通株式への転換」および「発行価格での取得請求」が可能。つまり当日の株価が発行価格を下回っていたら、発行価格で買い取って貰うことが可能。元本確保に近いしくみ。
配当は「発行日が属する事業年度は0.5%、翌年度以降5年目まで0.5%ずつ 段階的に増加(5年目以降2.5%) 」 つまり5年間の平均配当は1.5%になる。
流動性なし。全期間譲渡制限付きかつ非上場なので、売却はできない。5年経過後はトヨタに発行価格で買い取って貰うか、普通株に転換することができる。

どうでしょうか。ちょっとややこしいですが、元本確保の仕組みがあり配当があらかじめ決まっているため、債券的な性格を持つ株式であると言えます。しかし決して債券ではなく普通株式でもありません(議決権はある)。

元本と配当が確保された上、株が値上がりしていればキャピタルゲインまで期待できる。配当利回りは、トヨタの長期社債の利率を上回る。非常にお買い得な金融商品です。まず損をすることはありません。

…がしかし、そんなおいしい話があるものでしょうか。どこかに落とし穴がないでしょうか?皆さんも考えてみて下さい。
考えた末に、疑問をコメント欄でぶつけてみた所、詳細な回答を頂きましたので紹介します。小黒とらさん、どうもありがとうございました。

(さいもん)一番大きいのは流動性がゼロと言う所でしょうね。だから社債や株とは比較できないのではないでしょうか。社債や株ならいざとなったら損失を覚悟で市場で売れますから。
もちろん債券的資産は償還まで持ちきるのが基本ですが、そうはいっても実際は長い期間の間には個人的事情で売らざるを得なくなる人が絶対に出て来ます。
だから、本当の本当に5年間は絶対に必要のない資金を投じなければならないという点で覚悟のいる投資だと思います。
それを考えると私なら5年1.5%はバーゲンプライスかというと微妙かなと。トヨタもおそらく株価が天井に近いという読みで出してきた条件だと思います。



(小黒とら)そうですね。流動性はポイントですね。トヨタの個人向け新型株は、仰るように長期の資金を費やすべきですね。逆に言うと、長期の資金じゃないとおいしさ半減です。
信用リスクと元本保全の確実性、5年以降の換金性、転換オプションが付いていることを考えると、トヨタの5年1.5%はバーゲンプライスだと思います。5年以降は毎年2.5%がほぼ確実に入ってきますので、本当においしいのは5年過ぎてからです。株なので償還はないとして、5年以降は2.5%でFixされますし、インフレになったらトヨタの普通株の値上がりも期待できるので転換オプションが効いてくるはず。どう転んでも悪くないと思います。
個人年金の運用対象として、いい商品性だと思いますよ。
もちろん、仰るように流動性は大きなポイントですし、流動性を犠牲にしていることの対価としての魅力的な商品性とも言えますね。



(さいもん)そうですね、120%の仮条件でプレミアムを払って5年間拘束されるかわりに、社債との金利差を得る商品と考えればいいでしょうか。株価が高い時期でさらに20%を載せれば5年後にキャピタルゲインを得られるかどうかは判断の難しいところですが、トヨタの配当利回りが2%を超えてるのを考えると、また普通株との比較が難しいですね。
元本保証や流動性の価値をどれだけ金利に反映するかという査定が難しい。
債券的性格を持つ株式ということで、ノックイン条項や早期償還条件のある仕組み債ともまた違うし面白い商品だと思います。



(小黒とら)面白い商品です。流動性、元本確保性、転換のオプションをどう評価するかでしょうね。信用リスクはほとんど無視していいでしょうから、安全性を重視する投資家には受けると思います。
トヨタは個人株主を増やしたいけど、普通株の元本毀損のリスクを取りたくない人が多いので、元本確保+転換オプションはそういう投資家向けのスキームなんでしょうね。(株式という体裁を取るためのスキームで議決権もありますし)



(さいもん)最後にひとつだけ、「どうころんでも悪くない」かどうかは、「インフレ下の株安」という最悪の事態がないとは言えないので断言はできないと思います。こうなると安全なのは外国資産か金ぐらいでしょうけど、そのぐらい情勢が悪くなっても逃げられない。トヨタ自体の信用リスクはほとんどないとしても、市場全体のリスクは丸被りしないといけません。
普通はここまで考える必要は無いのですが、流動性ゼロというのはそのくらい特殊な条件だと思います。長々と書いてすみません。ありがとうございました。



(小黒とら)多面的な意見、ありがとうございます。さいもんさんのようにリスクを洗い出して検討する姿勢は大事ですね。
トヨタの個人向け新型株は、ユニークなスキームなので議論は尽きないです。さいもんさんのおかげで私も理解が深まりました。ありがとうございました。



どうでしょうか。私は興味が湧いたので無事発行されたら少し申し込んでみようかと思います。
ふと思ったのは、もしトヨタ(7203)が株主優待実施企業だったら、申込みが殺到するのではないかということです。
元本確保、優待付で配当利回りが固定の種類株(議決権あり)…可能な限り転換しないでホールドしそうです。

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「もう、『トップバリュ』なんて、やめてしまおうか」イオンの社長が弱音を吐く

「トップバリュやめようか」…イオン挫折、出直しへ

日経新聞の見出しで吹き出したのは久しぶりですw
岡田社長!何やってんですかw

地方スーパーを潰しまくり吸収しまくり、かつては格上だったダイエーまでも飲み込んだ、あのイオン(8267)もとうとう栄枯盛衰、諸行無常、年貢の納め時といった感じになってきました。

とはいえ、スケールの大きさがメリットになっている内に立て直せばなんとかなる。
トップバリュをやめるにせよ、ブランド名を変えて誤魔化すのではなく、安全と品質重視で新ブランドを立ち上げて頂きたい。

地場の小売がイオンに潰されまくった挙句、そのイオンがこのざまでは地方民は死活問題。
イオン(8267)の株価は上がってますが、1株利益は年々下がってる。つまりどんどん割高になってます。
株価が高いうちになんとかして下さい。

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タイトル重要

本を売るにはタイトルが重要という事はよく言われます。
星の数ほど大量に本が出版されますが、内容以前にまず人目に触れないことには手にとってすらもらえません。

極論すれば売るためには内容よりタイトルの方が100倍重要とすら言えます。
インパクト重視です。

どんどんタイトル名が文章調に長くなっていったラノベ(俺の妹がこんなに可愛いわけがない、とか)などは典型例ですが、内容は知らないのにタイトルだけは知っている作品が多いと思います。

ブログ名や記事タイトルにも同じことが言えます。
「中身」に自信があるのに、ぜんぜん読んでもらえないという人はタイトルを真剣に考えた方がいいでしょう。

よく言われるのがベストセラーをパクるという手法です。丸パクリはいけませんが、ちょっとベストセラーを参考に考えてみました。

・医者に殺されない47の心得→悪徳証券に殺されない47の心得(リテラシー大事)
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか?→FC2はなぜ潰されないのか?(なぜだろう?)
・こんなにヤセていいのかしら→こんなに儲けていいのかしら(ムカつく)
・いつまでもデブと思うなよ→いつまでも社畜と思うなよ(怒り出す)
・余命1ヶ月の花嫁→余命50年の無職(Twitterで流れてたネタ)

いかかでしょうか。ひとつ考えてみて下さい。

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