月別アーカイブ:2015年05月

  • 2015/05/23資産運用

    何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?その2の続きです。本来ポートフォリオ理論を必要とするのは資産の価値を守りたい純金融資産1億円以上の富裕層であり、大多数のサラリーマンには関係が無いという話でした。が、しかし近年は少し事情が変わってきています。他でもない異次元金融緩和のためです。大多数のサラリーマン世帯は金融資産のほとんどを無...

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  • 2015/05/22資産運用

    何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?の続きです。ポートフォリオ理論を本当に必要としているのは資産(純金融資産)1億円以上の人達です、というのが前回の趣旨でした。つまり大多数のサラリーマンには関係の無い話です。総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成26年(2014年)平均結果速報-(二人以上の世帯)」によると、二人以上の世帯で貯蓄保有世帯の中央値は1052万円で、また二人以上の世...

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  • 2015/05/21資産運用

    ポートフォリオ(リスク資産と無リスク資産の組み合わせ。その割合)を組む理由の内、一番大きなものは資産の価値保全です。守りを固めるということです。資産を現金で持っているとインフレで目減りするので、何らかの形で運用する必要がありますが、大事な資産を無用なリスクに晒したくはありません。リスクを避けてインフレ率に負けるのも、インフレを恐れて無用なリスクを取るのも避けなければなりません。目的は資産の価値保全...

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何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?その3

何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?
何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?その2
の続きです。

本来ポートフォリオ理論を必要とするのは資産の価値を守りたい純金融資産1億円以上の富裕層であり、大多数のサラリーマンには関係が無いという話でした。

が、しかし近年は少し事情が変わってきています。他でもない異次元金融緩和のためです。

大多数のサラリーマン世帯は金融資産のほとんどを無リスク資産で運用しています。というより絶対額が少ないのでリスク資産と組み合わせてポートフォリオを組む余裕が無いのです。

定期預金で数%の金利がついていた時代はそれはそれで問題がありませんでした。ゼロ金利時代に突入してからも、デフレが進行したために実質購買力の低下を心配する必要が無く、結果としてポートフォリオを組めないサラリーマン世帯でも何も問題はありませんでした。

しかし現在は日銀による異次元緩和の渦中にあります。長期金利が超低位で安定する中でジリジリとインフレが進むので定期預金(最近だと個人向け国債も)を中心とする無リスク資産では長期的に購買力を保てなくなってきています。

ここに来て本来はポートフォリオを組めないはずのサラリーマン世帯が、ある程度のリスクを許容して、無理やり無リスク資産とリスク資産を組み合わせたポートフォリオを組まざるを得ない状況が生まれました。

従来コツコツ預貯金を中心とした資産形成を行っていたサラリーマン家庭が、だんだんリスク資産を組み合わせた資産形成を行わざるを得ないコツコツ投資家家庭に変貌してきたのです。

本来は富裕層の資産価値保全のためにあったようなポートフォリオ理論が、サラリーマンのコツコツ資産形成のために応用されるようになってきたわけです。

金持ちは金持ちの、庶民は庶民のそれぞれの地位を守るためにポートフォリオ理論を利用する時代と言えると思います。金持ちも庶民も、それぞれ庶民や貧民に堕ちるのは避けたいですからね。

ところでこのブログの主題は早期リタイアです。次回からは早期リタイアのためのポートフォリオについて考えます。


ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理




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何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?その2

何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?の続きです。

ポートフォリオ理論を本当に必要としているのは資産(純金融資産)1億円以上の人達です、というのが前回の趣旨でした。つまり大多数のサラリーマンには関係の無い話です。

総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成26年(2014年)平均結果速報-(二人以上の世帯)」によると、二人以上の世帯で貯蓄保有世帯の中央値は1052万円で、また二人以上の世帯で負債保有世帯の中央値は1019万円です。平均値はそれぞれもう少し高いですが、中央値の方が実態を表わしていると思います。

貯蓄のうち預貯金と保険商品で8割から9割以上を占めていて、有価証券は1割程度です。この金額ではポートフォリオとは言えないでしょう。原因の一つは持ち家率の高さと住宅ローンです。住宅ローンのため30代から40代の世帯主は貯蓄と同等の負債があるのが普通です。(私は異常だと思いますが)

ポートフォリオが組めないというのはインフレに対して無防備ということです。
通常これが問題にならないのは、世帯主が給与生活者でインフレ率に応じた給与を稼ぐとされているからです。
家計の安定は世帯主の働きぶりにかかっていて…ホントに大変です。土地家屋もローンを払って抵当権が外れるまでは自分のものになりません。世のお父さんが体を壊さず無事に完走することを願います。

先の統計資料を見ると貯蓄額3000万円を超えると、2000万以下の世帯に比べて有価証券の割合がいきなり2倍程度に跳ね上がってます。投資する余裕が出てくる層なのでしょう。それでも全体の2割程度ですが。
この層は住宅ローンの負担が無いか、ローン金利を払ってなお資産を構築している人達でしょう。頭が下がります。

普通の平均的サラリーマンはポートフォリオ理論とは縁がありません。しかし近年は少し様子が変わってきています。超低金利時代を超えた、異次元低金利時代が既に到来しているからです。

長くなったので次回に続きます。

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何のためにポートフォリオを組むか考えたことありますか?

ポートフォリオ(リスク資産と無リスク資産の組み合わせ。その割合)を組む理由の内、一番大きなものは資産の価値保全です。守りを固めるということです。

資産を現金で持っているとインフレで目減りするので、何らかの形で運用する必要がありますが、大事な資産を無用なリスクに晒したくはありません。リスクを避けてインフレ率に負けるのも、インフレを恐れて無用なリスクを取るのも避けなければなりません。目的は資産の価値保全ですから、すなわちその最適比率を求めるために必要なのがポートフォリオ理論ということになります。

株式の長期のリターンが6から8%ぐらいで、債券はそれ以下なのでどう組み合わせてもリターンはそれ以下になります。目的は資産の価値保全なのでリスクとリターンを勘案すると、どのような時代でも安全運用すると期待リターンは3%前後になります。

このリターンで資産を守りつつ資産運用だけで安全に食っていこうとすると最低1億円、できれば3億円以上は欲しいところです。

サラリーマンの生涯年収が1億円から3億円ぐらいと言われているので、偶然か何か分かりませんが金額がぴったり符合します。(今は非正規労働者が多いので生涯年収にも幅があります)

ポートフォリオ理論を本当に必要としているのは、サラリーマンの生涯年収分以上の資産をすでに持っている人達なのです。資産額が大きいと1%以下の違いでも大問題です。

ではサラリーマンにはポートフォリオ理論は必要無いのかというと、これは難しい問題です。資産額が少なくなるほど、パーセンテージより絶対額が重要になってくるからです。

長くなりそうなので、ひとまずここで終わります。

資産運用のパフォーマンス測定―ポートフォリオのリターン・リスク分析


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