2015年05月の記事一覧

高配当株に投資して配当金のみで生活しているブログ。仕事を辞めてセミリタイア(早期リタイア)生活中です。

月別アーカイブ:2015年05月

  • 2015/05/28資産運用

    分散投資はリスクもリターンも低く、集中投資はリスクもリターンも高いというのは、ありがちな誤解です。分散投資の狙いはリスクとリターンの比率を最適化することです。世の中には例えばハイリスクローリターンな投資案件が多数存在します。適切なポートフォリオを組むことによってそのような理不尽さから逃れることができます。(損をしないという意味ではなく、また儲からないという意味でもありません。)ポートフォリオを組む...

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  • 2015/05/27トヨタ自動車「AA型種類株式」(個人向け新型株)

    トヨタが打ち出した「AA型種類株式」は買い得か個人投資家に人気のある評論家の山崎元さんの記事が出ていたので感想など。内容についてはおおむねは、これまでリンク先の「小黒とらのパーソナルファイナンスと悠々自適な生き方」さんや当ブログで触れてきた通りです。記事の結論としては、「トヨタのAA型種類株式は魅力的な投資対象になるだろう」としながら、あくまでも株式なので資産の大半を投資するのは不適切ということのよう...

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  • 2015/05/26時事・相場

    知られざる高収益企業、ファナックが株主還元拡大に転じたワケ>(ブルームバーグ):産業用ロボットなどをつくるファナックの稲葉善治社長は、株主との対話や報道機関の取材対応など広報活動にも力を入れていく方針に転換したことについて、会社への誤ったイメージが広がらないよう自ら情報発信する方が得策と判断したためと話した。富士のすそ野で人知れずロボットを作っている黄色い会社ことファナック(6954)が、株主還元に積極...

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分散投資の狙いと集中投資の狙い

分散投資はリスクもリターンも低く、集中投資はリスクもリターンも高いというのは、ありがちな誤解です。

分散投資の狙いはリスクとリターンの比率を最適化することです。世の中には例えばハイリスクローリターンな投資案件が多数存在します。適切なポートフォリオを組むことによってそのような理不尽さから逃れることができます。(損をしないという意味ではなく、また儲からないという意味でもありません。)
ポートフォリオを組む理由の大きなものは資産の価値保全ですので、分散投資はローリスクローリターンだという誤解が生まれたのでしょう。

一方、集中投資の狙いはリスクとリターンのバランスを崩すことです。もちろん狙いはローリスクハイリターンです。運用者に市場の歪みが見えていれば、そのような投資も可能になるかもしれません。逆に運用者に実力が無ければハイリスクローリターンとなって沈みます。こちらの方が多数派でしょう。

集中投資する場合は自分独自の相場観や分析力が無ければなりません。高いリターンを求めてむやみに高いリスクを取るのはたいてい報われません。

自分が何を目的に投資しているか理解していればおのずと戦法も定まってきます。
プラスの超過リターンを求めているのに無駄に分散していたり、常識的なパフォーマンスで十分なのに不要なリスクを取っている人は多いです。

しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!





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山崎元『トヨタが打ち出した「AA型種類株式」は買い得か』の感想

トヨタが打ち出した「AA型種類株式」は買い得か

個人投資家に人気のある評論家の山崎元さんの記事が出ていたので感想など。

内容についてはおおむねは、これまでリンク先の「小黒とらのパーソナルファイナンスと悠々自適な生き方」さんや当ブログで触れてきた通りです。

記事の結論としては、「トヨタのAA型種類株式は魅力的な投資対象になるだろう」としながら、あくまでも株式なので資産の大半を投資するのは不適切ということのようです。

この種類株式の魅力は実質元本が確保されながら、株式としての値上がり益の期待には制限が無い所です。
どうしても確定利回りに目が行きますが、オプション価値の方も重要です。

仮に、「AA型種類株式」の発行価格が普通株の120%上に決まった場合、トヨタの株価のボラティリティが日経平均よりも少し大きいくらいだとすると、転換権行使が5年後だとして、一株当たりの転換権の価値は普通株の株価の十数%程度にはなるはずだ。投資家は、先の配当に加えて、取得時点の潜在的な価値としてこの権利を持つ訳だから、普通株の20%上での発行価格なら、「かなり魅力的だ」と考える理由を分かってもらえよう。

 もっとも、この権利の価値は、発行価格が普通株の株価から上方に離れるに従って低下して行く(コール・オプションで言うと原資産価格から行使価格が大きく上方乖離した「アウト・オブ・ザ・マネー」の状態になる)。また、株価が下がった場合に転換権の価値が低下するのは当然だ。とはいえ、将来、トヨタの株価が大きく上がった場合には金利以外でも儲かるかもしれないという可能性は、投資家にとって、心理的にも魅力的だ。



ちょっと難しい書き方をしてますが、要するに120%程度の発行価格に決まれば「かなり魅力的な商品」で、発行価格が高騰すればするほど魅力は薄れるということです。5年平均で1.5%、5年目以降は2.5%の利回りは魅力的ですが、あくまで社債と比較してのことで、発行価格が高すぎて値上がり益が見込めないとなると話が違ってくるからです。

記事の最後に読者のアンケート調査の結果がありますが、現時点で『質問1 トヨタが発行する「AA型種類株式」は魅力的だと思う?』に対して、「魅力的だと思う」が46パーセント、「発行価格等の条件次第」40パーセントでした。この記事の後の調査だから当然ですが、発行価格等の条件には注目が集まりそうです。予想としてはSBI債のような過剰人気になるのではと思います。

[図解]トヨタの片づけ




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高収益企業ファナック(6954)の株主還元方針の転換について

知られざる高収益企業、ファナックが株主還元拡大に転じたワケ

>(ブルームバーグ):産業用ロボットなどをつくるファナックの稲葉善治社長は、株主との対話や報道機関の取材対応など広報活動にも力を入れていく方針に転換したことについて、会社への誤ったイメージが広がらないよう自ら情報発信する方が得策と判断したためと話した。

富士のすそ野で人知れずロボットを作っている黄色い会社ことファナック(6954)が、株主還元に積極的な方針と積極的な企業広報への転換を打ち出したのは2015年春の大きなニュースの一つです。

ちなみにファナック(6954)のホームページはこんなんです。→ファナック(6954)のHP
今でも超シンプルですが昔はさらに素っ気なくて素人がホームページビルダーで作ったような感じで、真っ黄色な配色と相まってとても日経平均の主力企業のHPとは思えませんでした。

>サード・ポイントは、ファナックが多額の現預金を保有し無借金であることは事業の質や成長機会、低い資本集約度からすると理解し難いと指摘していた。ファナックのロボドリル(小型切削加工機)はアップルの「iPhone(アイフォーン)」の金属形成工程に使われる。

米投資ファンドが経営陣に対して株主還元を求めているようです。株主還元策とIR方針の転換は無関係だそうですが、日本を代表する企業にも関わらず無借金の保守的な経営で一般に知られていないファナック(6954)が変わり始めているのは確かなようです。

もちろん変革の動きは投資家にとって歓迎です。アベノミクスの成果の刈り入れはこれからが本番で、正念場と言えますね。個人的には2015年春の一番の大きなニュースでした。

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