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国内高配当株ETFの1577と1698について(ひとり配当金生活との比較)その2

前回の記事の続きです。
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型ETF(1577)及び上場インデックスファンド日本高配当(1698)と「ひとり配当金生活」のポートフォリオの比較です。

「ひとり配当金生活」の8月28日現在のデータは以下の通りです。

         ひとり配当金生活
銘柄数                              139
時価総額1億円
配当利回り3.19%
上位10銘柄キヤノン(7751)
     クリップ(4705)
NTTドコモ(9437)
上場インデックスファンド豪州リート(1555)
三栄コーポレーション(8119)
極東証券(8706)
村田製作所(6981)
アルプス技研(4641)
エイジス(4659)
トラスト・テック(2154)
 

1577と1698との比較は以下の通りになります。

        15771698ひとり配当金
総資産残高468億円40.62億円1億円
構成銘柄数70100139
構成銘柄の基準・傾向日本国内に上場する普通株式Topix1000、東証REIT指数から選出中小型株中心
分配(配当)金利回り2.16%2.37%3.19%
信託報酬(税込)0.35%0.30%なし
                               


こうしてみると1577と1698、ひとり配当金生活PFとではかなり性格が違うのが分かります。単純に信託報酬や分配金利回りで比べられないのは構成銘柄の時価総額や市場、財務が違いすぎるからですね。

さて、そもそもの大問題として高配当株戦略は果たして本当に有効なのかという懸念があります。

もちろん配当金生活は生活費として配当金を必要としていますが、高配当株戦略が指数に対して大きくパフォーマンスが劣るのであれば、いくら配当金を貰っていてもあまり意味がありません。

1577は日経225、1698はTopix、ひとり配当金生活PFはジャスダック平均あたりと比べると傾向が掴めるかと思いますが…
配当金生活を前提とすると最低でも20年間ぐらいのデータは欲しい所です。しかし残念な事にまだ1698は5年、1577は3年未満、ひとり配当金生活PFに至っては1年未満しか運用実績がありません。

1577や1698が代表的な指数に対してお買い得かどうかの確信は持てませんので、私としては手間はかかっても自分のお手製の高配当株PFを維持していくつもりです。

ダウの犬投資法 ──プロにも株価指数にも勝つ「単純」戦略




ちなみにアメリカ株の高配当株ETFは複数存在して日本でも買うことはできます。そして長期的に指数を上回っているようです。ただし現実的には税金の問題や、為替の問題があります。毎月分配型だと複利効果の問題も出てきます。信託報酬の高低の問題もあります。

結論としては日本円で自分で運用するしかないと思っています。

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保険の起源はギャンブルだけど…

保険と言うのはとても面白いものです。

こないだ急性虫垂炎で入院した時に、親戚の人と雑談していたら私がロクに保険に入っていないことに驚かれました。私の経済状況を考えれば国保以外の医療保険に入る必要はほとんど無いと思うのですが、どうも普通の人は保険に入っていない事は不安に思うようです。

保険の起源はギャンブルです。大航海時代のロンドンの船乗りが、コーヒーショップで危険な航海(航海は危険なものです)に出た船が無事に帰ってくるかどうかに賭けたのが保険の起源と言われています。そのコーヒーショップの名前がロイズ…、と話を続けていくとキリがありませんので、興味のある人はググッてください。

もしあなたが当時の船乗りで、2回に1回は生きて帰れないような危険な航海に出るなら、代理人を立て自分の死に賭けて受取人を家族にしておけば安心できるでしょう。これが原始的なリスクヘッジです。保険の本質はこれです。

ギャンブルに勝つためには実際の事象とオッズのかい離を見つける必要があります。株で言えば割安とか割高とか、モメンタムといった要素です。未来は予測できませんが、勝つギャンブラーは人知を尽くして有利なオッズに張ろうとします。

一方リスクヘッジとしての保険では勝つことを考えずに負けを最小限に止める事を考えます。自分が死んだときに大儲けが出るようではそれは不毛なギャンブルです。自分が死んで大勝、というような人生は送りたくないものです。

ロイズ・オブ・ロンドン―知られざる世界最大の保険市場



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国内高配当株ETFの1577と1698について(ひとり配当金生活との比較)

今回はかなりマニアックな記事です。

「ひとり配当金生活」では、主に国内の高配当個別株100銘柄以上に分散して資産運用してしています。

個別株のチェックだけでも大変な手間で、全てをリアルタイムに追うのはひとりでは不可能です。またその必要も無いのですが、それにしても大変な手間で我ながらよくやっているなと思います。

ところが、似たようなものに国内高配当株ETFというものがあります。
それが、NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型ETF(1577)上場インデックスファンド日本高配当(1698)です。

わずかな信託報酬を負担するだけで、手間なく似たようなポートフォリオを組めるのです。素晴らしいですね。

野村高配70(1577)日興高配当(1698)
対象株価指数野村日本株高配当70東証配当フォーカス100
純資産残高468億円40.62億円
決算(分配)回数年4回年4回
分配金487円(直近4期合計)39.5円(直近4期合計)
分配金利回り2.16%2.37%
信託報酬(税込)0.35%0.30%
時価(8/28)22,500円1,667円
構成上位10銘柄エーザイ(4523) トヨタ自動車(7203)
住友化学(4005)キヤノン(7751)
アイシン精機(7259)日本たばこ産業(2914)
旭硝子(5201)花王(4452)
協和発酵キリン(4151)ブリヂストン(5108)
イオンFS(8570)三菱UFJ(8306)
東京海上(8766)大塚HD(4578)  
双日(2768)キリンHD(2503)
凸版印刷(7911)本田技研工業(7267)
住友ゴム工業(5110)三井住友FG(8316)
                                        

(分配金利回り等は私の計算なので、正確な所は公式の資料を当たってください)

ETFというジャンル自体がマイナーで出来高の少ない(最近は1570のようなメジャーなものもあります)ものですが、高配当株ETFというジャンルも輪をかけてマイナーで出来高の少ないものです。上場廃止(早期償還)にならないか心配です。

なぜマイナーかと言うと、やはり日本株の配当利回りそのものが低いからではないでしょうか?見た目の分配金利回りを求める客層は高分配の投資信託の方に行くでしょう。また証券会社もこの信託報酬の低さでは宣伝に力を入れられませんし、結果として存在自体があまり知られていません。

パッと見た感じで地味で魅力の無い商品に見えるのでしょうね。

しかし、私はこの2つのETFは非常に面白い存在だと思っています。ダウの犬のような高配当株戦略が有効かどうか検証できるからです。

ダウの犬投資法 ──プロにも株価指数にも勝つ「単純」戦略




「金融機関が売りたがらない商品を捜して買うべき」でも触れましたが、宣伝コストをかけられないマイナーな金融商品の中に面白いものがあります。高配当株ファンドの運営の大変さを知っている?私からするとこの信託報酬の低さでは自分では運用したくないですねw

長くなったので「ひとり配当金生活」との比較は次回以降とします。

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