月別アーカイブ:2016年09月

  • 2016/09/17金融リテラシー

    損失回避性(コトバンク)損失回避性損失回避性とは、利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいことから、損失を利益より大きく評価する人間心理のことをいう。これだとちょっと分かりにくいから有名な例を挙げます。1 無条件で100万円貰える。2 2分の一の確率で当たれば200万円貰えるが、外れたらゼロ。どちらの選択肢を選んでも、得られる金額の期待値は100万円になります。参考記事:日本人の「損...

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  • 2016/09/10債券

    ソフトバンク、個人向け社債4千億円発行へ 年利3%>ソフトバンクグループは9日、個人向けに4千億円、機関投資家向けに710億円の社債を発行すると発表した。同社は240億ポンド(約3兆3千億円)を投じて英半導体大手アームホールディングスを買収しており、社債の発行で財務体質を改善する狙いだ。> 個人向けは金利が年3%で、償還期限は25年。10年以内が主流の個人向けとしては異例の長さという。申し込みは1...

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  • 2016/09/07配当・株主優待

    前記事で配当金と値上がり益の両取りは狙ってはいけないと書きました。これはインデックス投資のようなパッシブ運用の考え方とは相容れません。通常運用パフォーマンスは配当金と値上がり益を合算して考えるものだからです。インデックス投資の考え方が投資コストを押さえ投資効率を重視するのに対して、配当金生活の考え方は非常に非効率です。企業の毎年の利益の中から高率の配当金を出して、そこから税金を取られる訳ですから、...

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株式投資で勝てないのは人間心理のせい

損失回避性(コトバンク)

損失回避性

損失回避性とは、利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいことから、損失を利益より大きく評価する人間心理のことをいう。


これだとちょっと分かりにくいから有名な例を挙げます。

1 無条件で100万円貰える。
2 2分の一の確率で当たれば200万円貰えるが、外れたらゼロ。

どちらの選択肢を選んでも、得られる金額の期待値は100万円になります。

参考記事:日本人の「損失回避傾向が強い人の割合」はめっちゃ高い。だから金融教育が必要。

どちらを選んでも期待値は同じですが、実際には1番を選ぶ人が圧倒的に多いです。

これは、もし2番を選んで外れた場合の精神的苦痛が想像できるからです。期待値が同じなら精神的にラクな方を選ぶでしょう。


これがもし、

1 無条件で100万円貰える。
2 2分の一の確率で当たったら300万円貰えるが、外れたらゼロ。

だったらどうでしょうか。


1番の期待値は100万円で、2番の期待値は150万円です。

2番を選ぶ方が明らかに有利ですが…

これでもまだ1番を選ぶ人が多いと思われます。

期待値うんぬんより外れた時に、「得られるはずだった利益を失う」精神的苦痛に耐えられないのです。

株式投資で人間心理に従って取引していると、含み益を失う苦痛に耐えられずさっさと売ってしまい、含み損には無駄に耐える事になります。株式投資でフツーの感覚の人がなかなか勝てないのはごく自然な事です。

理論的にはプラスサムのはずの株式投資でも、裁量取引では最終的に8〜9割の人が負けて終わるという真偽不明の話もあります。

しかし、この人間心理を踏まえて考えれば別にそんなに不思議な事ではありませんね。十分にありえそうな話です。

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ソフトバンク(9984)が年利3%の個人向け社債を発行へ(ただし償還期限25年の仕組債)

ソフトバンク、個人向け社債4千億円発行へ 年利3%

>ソフトバンクグループは9日、個人向けに4千億円、機関投資家向けに710億円の社債を発行すると発表した。同社は240億ポンド(約3兆3千億円)を投じて英半導体大手アームホールディングスを買収しており、社債の発行で財務体質を改善する狙いだ。

> 個人向けは金利が年3%で、償還期限は25年。10年以内が主流の個人向けとしては異例の長さという。申し込みは12日から。


ソフトバンク(9984)が異例の長期の個人向け社債発行です。解説は例によって例の如く相互リンク先のキャンペーン屋さんに丸投げです。

ソフトバンクグループ株式会社第3回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)が9月12日より募集開始【25年債】

社債で3%という数字だけ見れば魅力的ですが、仕組債であり利払繰延条項・期限前償還条項という投資家にとって非常に不利なオプションが付いています。オプション価値の査定によりますが魅力的とは言いがたいです。

5年後の金利が今より低下している(期限前償還狙い)、あるいは今後25年も今のレベルの低金利が継続していると思えば買える?

その場合もさらにソフトバンクの経営が傾かず無事に存続している事が条件です。

ソフトバンク信者なら買えるか……?

だったらソフトバンク(9984)の株を買った方がマシな気がします。9984の配当利回りは1%にも満たないですが、25年も先にはソフトバンクは孫さんの野望的にはトヨタを抜いて日本一、世界有数の時価総額になっている予定です。信者なら株を買っているでしょう。

今までソフトバンクの個人向け社債を買った人は大抵いい結果に終わってます。大方の常識的、教科書的経済学の予想に反して年々金利が低下している上に、ソフトバンクは有利子負債を増やし続けながらも無事に存続を続けているからです。

しかしこの条件だとさすがに頭のいい投資とは言えません。結果的には旨いことに終わるかもしれませんが……債券投資の利点は利払が確定する事による安心感にありますから、どうせ変なドキドキを味わうぐらいなら株式投資で味わった方が割に合うでしょう。

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配当金生活そのものは効率的な資産形成には向いていない

前記事で配当金と値上がり益の両取りは狙ってはいけないと書きました。

これはインデックス投資のようなパッシブ運用の考え方とは相容れません。通常運用パフォーマンスは配当金と値上がり益を合算して考えるものだからです。

インデックス投資の考え方が投資コストを押さえ投資効率を重視するのに対して、配当金生活の考え方は非常に非効率です。

企業の毎年の利益の中から高率の配当金を出して、そこから税金を取られる訳ですから、これは当然です。基本的に配当金は生活費に回すので再投資もしませんが、再投資するとしたらこれも非効率な話です。

そのため資産形成の為に配当金生活的な運用をするとしたら、この非効率さを補ってあまりあるだけの運用の技術と運が必要です。

そんな腕と運があるなら、配当金生活などやらずにもっと攻撃的な運用をして指標を遥かに上回る成果を上げる事を目指した方が良さそうです。

理論的には配当金生活は効率的な資産形成には向いていません。投資効率があまり重視されない、既にある程度資産形成が終わった人向けのスタイルです。

配当金生活の良い所は運用の技術や相場の良し悪しに関わらず毎年毎年の配当金収入がある事です。

非効率である事が悪い事ばかりではありません。投資効率だけを考えれば無配当で成長を続ける株に投資するのがベストですが、無配のまま上場廃止になったかつてのライブドアの例もあります。

基本的に持ち株を売らない配当金生活では、配当を受け取る事によって毎年毎年確実に株主としての利益を確定しているようなものですから、非効率ではあっても堅実とも言えます。

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