月別アーカイブ:2017年01月

  • 2017/01/26金融リテラシー

    めちゃくちゃ売れてるマネー誌ザイと投信の窓口が作った投資信託のワナ50&真実50―――退職金も老後のお金も積み立てもこれが重要! (毎月分配型・インデックス型・通貨選択型にも、ラップ口座・NISA・確定拠出年金にも危険あり!)これ結構良い本でした。ただし、取り扱い注意です。「投資信託のワナ」って(この本によれば)50もあるんですよ。まったくの初心者が投資信託を選ぶ時、このワナにハマらずに済ます事は殆ど不可能です。こ...

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  • 2017/01/25配当・株主優待

    私は日本株の配当金をメインに配当金生活をしています。これは伊達や酔狂でやっている事では無く、私なりに理詰めで考えに考えて、私の場合はこれしかない、という方法を取っています。関連記事:配当金生活の資産クラス配分について他にもインカムゲインを生む資産クラスはありますので、それらの資産クラスの私の評価も簡単にしておきます(株式クラスを除く)。・国内債券個人向けの国債や社債。日本円で買って日本円でインカム...

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  • 2017/01/23配当・株主優待

    投資雑誌で推奨銘柄の特集が組まれるのは、株価が上がっている時です。個人投資家の多くが、株価が上がる→持ち株を売って利益を確定する→ポジションが無くなり、新しい銘柄を探すあるいは、株を持っていない→株価が上がる→ポジションを持ちたくなり、新しい銘柄を探すこういうタイミングを狙って、特集を組む訳です。高配当株特集なんかいいですね。鉄板です。10万円以下で買える株主優待銘柄特集!なんかも堅いです。言うまでもあ...

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「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ザイと投信の窓口が作った投資信託のワナ50&真実50」を読んだ感想

めちゃくちゃ売れてるマネー誌ザイと投信の窓口が作った投資信託のワナ50&真実50―――退職金も老後のお金も積み立てもこれが重要! (毎月分配型・インデックス型・通貨選択型にも、ラップ口座・NISA・確定拠出年金にも危険あり!)



これ結構良い本でした。ただし、取り扱い注意です。

「投資信託のワナ」って(この本によれば)50もあるんですよ。まったくの初心者が投資信託を選ぶ時、このワナにハマらずに済ます事は殆ど不可能です。

これはどこにワナが埋まっているかを全部解説してくれる本です。いやあ便利ですね。全部読みましたけど、理論的に明らかにおかしい所は無いし、問題点の指摘漏れも無いように思えます。


ここからは注意点です。

「投信の窓口」というのは高木証券が展開している「投資信託の専門店」です。

これは画期的な取り組みだと思います。銀行や証券会社の窓口で売る投資信託は、品揃えが限られている中でさらに一番重点的に売りたいものをすすめてきます。金融機関と客の利益相反が起こりやすいというか、起こらない方がおかしいシステムです。

「投信の窓口」は投資信託販売専門店と名乗るだけあって、数千ある投資信託を横断的に比較検討して目的にあった投資信託を選んでくれます。しかも相談は無料です。

この場合、高木証券の収益源は何かというのが気になりますが、それはやはり「投信の窓口」経由の販売手数料のようです。販売手数料がかかる投信と言えばアクティブ型投信です。

その為か、この本も投資信託の啓発本にありがちなインデックス型投信一辺倒の構成では無くなっています。

それどころか、「コストは重要だが成績の要因の1つでしかない!低コストで人気のインデックス型投信のワナと真実」という独立した章まで設けてあります。インデックス投資家が目をむきそうです。

つまり「投信の窓口」に相談するとアクティブ型投信を提案されるので、この本自体が「投信の窓口」に誘導するひとつのワナと言えばそうも言えます。もちろんインデックスより成績の良いアクティブ型投信は結構あるので、あとは投信分析ツールである「ファンド・ラボ」の精度次第ですね。

ひとつ思ったのは、完全にノーロードのインデックス型投資信託だけでポートフォリオを組んでくれ、と依頼したらやってくれるのかな?という事です。その場合高木証券の利益が直接的には出ない事になりますが、「投信の窓口」の趣旨から言えばやってくれてもおかしくはありません。


全体としては良い本だと思います。投資信託を選ぶ時の注意点を網羅的に確認したい、という人にはおすすめします。ただしアクティブ型投信についてだけは甘めの論調になってますのでそこは注意です。初心者に薦められる投資信託の本を探していたんですが、ちょっとまったくの初心者にすすめるには問題があるようです。

かといって投資信託の啓発本って、ほとんどが投資信託の本じゃなくてインデックス投資の本なんですよね。それでなければ直販系投資信託の販促本。投資信託の本で思想的に中立なおすすめ本って難しいなと思いました。投資信託の販売を取り巻く状況はワナだらけで、安心しておすすめできる本が欲しい所です。

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配当金生活の為の、各資産クラスの私の評価

私は日本株の配当金をメインに配当金生活をしています。

これは伊達や酔狂でやっている事では無く、私なりに理詰めで考えに考えて、私の場合はこれしかない、という方法を取っています。

関連記事:配当金生活の資産クラス配分について

他にもインカムゲインを生む資産クラスはありますので、それらの資産クラスの私の評価も簡単にしておきます(株式クラスを除く)。


・国内債券

個人向けの国債や社債。日本円で買って日本円でインカムゲインを受け取るという意味では、本来は一番配当金生活に向いています。債券は一般にインフレに弱い(逆に言えばデフレに強い)ので、インフレに強い株式と組み合わせるのが普通ですが、現在は金利が低すぎるので国内債券は完全に無視する形になっています。

・外国債券

外国債券は上級者向けです。例えばドルが高くなる事が確実でも、日本円が安くなるとは限りません。ドル高かつそれ以上に円高で、ドル円の通貨ペアで見るとやや円高、という事も普通に起こり得ます。これが情報の少ないレアルだのペソだのになると予想はさらに困難です。例えるなら国内債券が普通の弓道だとすると、外国債券は馬に乗って動く対象を狙う馬上射撃のような種目だと思えばいいでしょう。難易度は格段に上がります。見た目の利回りは絵に描いた餅です。

・不動産・リート(国内外)

現物不動産投資は私は全く経験が無いので触れません。おカネを借りてレバレッジを掛け、容易に換金できない(流動性が低い)という意味では現物株投資の反対なので私には相性が悪いかもしれません。リートはETFの一種ですが、値動きは金利と景気に強く影響されます。見た目の配当利回りが高いのでインカムゲイン狙いの人に人気がありますが、ちゃんとした不動産市況を見る目が無いとそれも絵にかいた餅です。イメージに反してどちらかというとキャピタルゲイン狙いの投資に向いています。現物不動産と違って流動性が高いですからね。海外リートは外国債券クラスと同じ理由で難易度が格段に上がります。

・投資信託

資産クラスではありませんが、上記の国内債券・海外債券・リートをそれぞれまとめた投資信託があります。投資信託の分配金は株式の配当金や債券の利子、ETFの分配金とはルールが違うので、似てはいますが非なるものです。同じ個人投資家でも私のように投資信託が必要ない人にとっては全く必要無いものです。よって、投資の勉強をしたくない人が利用するのは構いませんが、「投資信託の勉強」はする必要があります。ちょっと勉強すれば専業投資家があまり利用しない理由も分かります。

・FX

これは論外です。FXのスワップポイントは2国間の金利差で生まれる疑似的な金利のような収入で、本物のインカムゲインでは無いからです。その為マイナスのスワップポイントもあります。FXは為替リスクのヘッジに使うもので、上級者向けです。上がるか下がるかのカンタンなバクチではありません。スワップポイントそのものがインカムゲインだと思っているのは素人です。

・ソーシャルレンディング(クラウドファンディング・マイクロファイナンス含む)

福袋みたいなものです。ただし普通の福袋は開封すればすぐに結果が分かりますが、SLの場合は償還期限まで時間をかけて何が起こるか分からないのでスリル満点です。ぼったくりの鬱袋もあれば、お得な当たりの福袋もあります。福袋の攻略法は、お店の評判や過去の実績を調べる事、良いと思われる店の行列にいち早く並ぶ事です。例えば無印良品やappleの福袋は非常に評判が良くてあっという間に売り切れますが、将来はどうなるか分かりません(何の話だ?)。買う店を分散して多数の福袋を購入してポートフォリオを組めば一応投資らしい事は出来ますが、福袋業界自体のリスクはヘッジできません。なお、買った福袋の内容物に対して文句を言うのはお門違いです。福袋はそういうものです。


プロも驚きの安定・高利回り! 海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書




不動産投資 1年目の教科書: これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え




年利7%! 今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!




各資産クラスの利回り特性を理解するには、この3冊を奨めます。ただし、あくまで理解の為の教科書、参考書であって、相場の攻略本ではありません。私はよく考えた上でこれらの資産クラスを主力にはしていませんし、今後の情勢の変化によってはその理解が役に立つ時も来るでしょう。

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投資雑誌の推奨銘柄を買うと高確率で損する仕組みは説明できる

投資雑誌で推奨銘柄の特集が組まれるのは、株価が上がっている時です。

個人投資家の多くが、

株価が上がる→持ち株を売って利益を確定する→ポジションが無くなり、新しい銘柄を探す

あるいは、

株を持っていない→株価が上がる→ポジションを持ちたくなり、新しい銘柄を探す

こういうタイミングを狙って、特集を組む訳です。

高配当株特集なんかいいですね。鉄板です。

10万円以下で買える株主優待銘柄特集!なんかも堅いです。

言うまでもありませんが、株価が高く割高なので、あまり頭の良い投資とは言えません。企業価値が変化していないなら、株価の安い時に買った方が良いに決まっています。

では何故株価の安い時に特集が組まれないかと言うと、株価の安い時には皆持ち株の下落でそれどころでは無く、株を持っていない人も悲惨な株価下落を目の当たりにして買いたくない人が大半だからです。これが基本的な仕組みです。


株価が高い時に買って、さらに高い時に売る、という投資法もありますが、それはモメンタム投資とか成長株投資とか言われる投資法で、配当金生活とはジャンルが違います。

配当金生活はとにかく株の買い値が安いのが正義です。株高の時は基本的に何もする事はありません。

ダイヤモンドZAI(ザイ) 2017年 03 月号 (最強日本株&投信、株主優待内容別ランキング)



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