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経済的に自立する事、早期リタイアが国益にかなう?

私はセミリタイア、早期リタイアという生き方は社会システムのスキマで生きていく、抜け道的な方法だと思っていたのですが、最近はそうでもないのかな?と考え直しはじめています。

むしろ将来的には主流になるのではないかと。

政府の方針を見ていると、だんだん国民に経済的な自立を促すような方向に向かっています。
高福祉政策を続けると財政がもたないから、そうせざるを得ないという感じでしょうか。

具体的にはまず1億総活躍というような、生涯現役という考え方。

生涯現役という言葉を聞くと、一生働けと言うのか!と反発が先に立つかもしれませんが、これはおそらくサラリーマンの発想で、自営業は生涯現役が当たり前なんですよね。

平均寿命が伸び続けてるのに、60歳できっちり引退してあとは公的年金などの社会保障だけで生きて行こうとするのがむしろ不自然です。

政府は生涯現役と併せて企業に副業を容認させる、推奨する方向に舵を切っていますから、むしろサラリーマン時代から副業をして、50代にはいった頃から後進に道を譲るようにして早期リタイア、あとは副業を本業化して回していった方が良い気がします。

年金を受給できる年齢になれば、年金と副業と貯蓄の3本柱でなんとかなるような。
経済的な自立が目的だから、投資による自分年金づくりも必須ですね。これも政府が政策面でサポートします。
その年齢まで副業できる程度の健康を維持できていれば医療費も減りますね。

政府も健康ゴールド免許などの構想を見ても、高齢者が健康であることへのインセンティブを作ろうとしてます。

高齢者が元気なら医療費も削減できますし、高齢者が副業してはやめにサラリーマンを辞めてくれれば、その分若い人間の雇用も確保できます。

こうして見ると早期リタイアは、社会のお荷物どころかむしろ功労者ですね。

早期リタイアが最も国益にかなう、称賛される生き方になるかもしれません。

そうなったら180度の価値観の転倒になりますが、日本の歴史を見るとそういった極端な価値観の転倒が起きた時期は何回かあります。
思考実験の類ですが、妄想してみるのも面白いです。

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みんクレ(みんなのクレジット)に証券取引等監視委員会が処分勧告した「事件」とソーシャルレンディングの心得

事件の概要

  1. ソーシャルレンディング会社のみんクレ(みんなのクレジット)が証券取引等監視委員会から処分勧告されました。

    株式会社みんなのクレジットに対する検査結果に基づく勧告について (証券取引等監視委員会)

    色々と書いてありますが特に悪質なのは、

    ・担保の価値が低かったり、そもそも担保設定してないものがあるにも関わらず、担保が確保されているかのような誤解を与える表示を行った上で、ファンドの勧誘を行っていた。

    ・ファンドからの借り入れ資金の返済に、不動産事業等による収益から返済する旨をウェブサイトに記載しているのに、他の償還期限が到来していないファンドの資金を流用していた。

    ・キャッシュバックキャンペーンの原資を検証したところ、ファンド出資金を流用していた。

    ・代表がファンド出資金を自分の預金口座に入金させたり自分の借金の返済に流用していた。

    ・グループ会社の債務超過を解消するための増資にファンド出資金を流用していた。

    ソーシャルレンディングの仕組み上、みんクレ側にも言い分はあるようで、反論(証券取引等監視委員会の勧告について)がホームページに掲載されています。

    細かい所では争点があるのかもしれませんが、ここまで悪意が明らかな以上、あまり大した意味は無いでしょう。
    信用的な意味でも完全にアウト。

    悪質さから本記事ではこの件を「事件」としました。

そもそもソーシャルレンディングって?

  1. ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(レンダー)を様々な方法で結びつける融資仲介サービスである。

    ソーシャルレンディング(Wikipedia)


    比較的新しい金融サービスで、SBIのような大手も参入しているジャンルですが、個人間の貸し借りは上手く行かずどこも撤退に追い込まれています。現在は企業への融資が主流になっています。

ソーシャルレンディングの構造的な問題点

  1. 日本では出資ではない融資を行う場合、貸金業法2条1項により、金銭の貸借の媒介で業として行うものに該当し、貸金業としての登録が必要となる。また、不特定多数からの出資を集めて融資や出資の仲介を行うことから、匿名組合出資契約を募集するための第2種金融商品取引業の登録も必要になる。

    ソーシャルレンディング(Wikipedia)


    貸金業の登録はともかく、匿名組合という仕組みが必要になります。

    ・匿名組合とは

    日本国内においては悪質な勧誘や詐欺において法律逃れのために匿名組合での形式で勧誘される事例が見受けられるので注意が必要である。

    匿名組合(Wikipedia)



    匿名組合という仕組み自体にはもちろんのこと違法性はないのですが、悪意を持って利用される仕組みになる事もあります。

    カッコイイ言い方をするとポンジ・スキームです。
    はい、ポンジスキーム言いたかっただけです。


    ソーシャルレンディングにはこのような構造的な問題があります。

    これまで行政処分を受けた会社はいくつかありましたが、さすがに今回のみんクレ事件のような悪質な事例は始めてで、今までの事例とは次元の違う問題です。

時間の問題だった?

  1. ソーシャルレンディングの構造上の問題がある以上、悪意を持った悪徳事業者がこのような事件を起こす事は完全には防げません。

    今まで決定的な事件が起こっていなかったとはいえ、業者がどんどん増えてきたので時間の問題だったと言えるかもしれません。

    事件が起こった事により、今後は規制が強化されて制度が整ってくるのではないでしょうか?

ソーシャルレンディングを利用する上での心得

  1. 投資のリスク管理の超基本は分散投資ですが、ソーシャルレンディングの場合は意味が違ってきます。

    案件を分散するだけでなく、業者を分散する必要があり、しかも業者の信用は十分調査した上で、かつ絶対の信頼は置かない事が必要になってきます。

    業者を信頼するしない以前に、仕組みが無いのだから当然です。
    残念ですが真面目な業者も悪徳業者も仕組み上はあくまで同列に考える必要があります。

    事が起こったあとに、あんまり分かったような事は言いたくないのですが、いくら怪しい業者でも事が起こる前にあんまり憶測でモノを言うと逆に訴えられるリスクがありますからね(笑)
    正式に発覚してから驚くのは何も知らない哀れな情報弱者です。

    インデックス投資等における分散投資とソーシャルレンディングの分散投資は意味あいが全く違う事を理解して下さい。
    この文章の意味が理解できない、解説が必要という人は最初から利用しない事です。

仕組みとしては面白い。それに怪しい話には不思議な魅力がある。

  1. ここまで書いておいてなんですが、私自身はソーシャルレンディングという仕組みを大変愛好しています。
    知的好奇心を満たすジャンルなんですよね。

    旧来の単なる金貸しにもなりますし、先進的な金融にも成り得ます。

    ただソーシャルレンディングは今のままだと投資としては割に合わないのは確かです。
    フィンテックの皮をかぶった泥臭い金貸し業が多いです。
    目に見えないリスクが多過ぎますし、そういったもろもろのリスクを考えると利回りは低いです。

    ソーシャルレンディングを主力とする投資家は投資家というジャンルの中では最底辺の弱者と言えます。
    他に有利な投資がいくらでもある訳ですから、これは反論できないでしょう。

    しかしこういう正論は言ってもムダでしょう。
    酒やタバコは身体に悪いからやめよ、と言ってもつまんない奴だな、と思われるだけです。
    私もそういう当たり前の事を言う人に魅力は感じません。

    このジャンルを主力に効率的に利益を上げようとすると、現場では必然的にいかに他者を出し抜くか、という生存競争になってきます。
    カモったりカモられたり、そういうのが好きな人は自己責任の名のもとにどうぞ。

    私も割と好きな方ですが、まあそれよりは道楽ですね。儲けるだけなら他をあたった方が効率はいいです。カモるつもりがカモられるのは情けないです。

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「宝くじで1億円当たった人の末路」をさっそく読んでみた結果

「宝くじで1億円当たった人の末路」とは

  1. 「日経ビジネスオンラインに掲載した専門家へのインタビューをベースに、本書向けに編集した上で、「結論」と「解説」を大幅に書き下ろし」た本です。

    日経ビジネスオンラインと言えば私もちょくちょく読んでいますが、この本では全てのトピックに書きおろしの「解説」がついているので、オンラインで一度読んだ話がある私でも興味深く読めました。

  2. 著者は日経ビジネスの副編集長、鈴木信行氏です。

    各トピックの専門家にインタビューしていくという形式なので、この本における著者の立場はインタビュアーという事になります。ちなみに同姓同名の政治家がいますが、もちろん別人です。
    経歴はこちら(日経ビジネスオンライン)

    宝くじで1億円当たった人の末路



「宝くじで1億円当たった人の末路」目次

  1. この本の特徴はやはりまずは各記事のタイトルだと思います。
    目を引きそうなタイトルを一部拾ってみると「宝くじ」以外にも、

    ・事故物件を借りちゃった人の末路
    ・「友達ゼロ」の人の末路
    ・子供を作らなかった人の末路
    ・賃貸派の末路
    ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
    ・「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」と思った人の末路
    ・電車で「中ほど」まで進まない人の末路
    ・いつも不機嫌そうな上司の末路
    ・禁煙にしない店の末路
    ・ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路(1と2)
    ・男の末路

    すごいですよね。つかみはバッチリです。
    後半になるともう、「知らんがな」という「末路」や、やけに壮大な「末路」もあります。

    宝くじで1億円当たった人の末路



「取材協力者」が豪華

  1. 「取材協力者」つまり話を聞いた専門家のメンツが豪華なんですよ。

    例えば、「宝くじで1億円当たった人の末路」の回は「マネーフォワード」の瀧敏雄氏です。

    取締役 マネーフォワード Fintech 研究所長 瀧 俊雄

    2004年 慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究に従事。
    2011年 スタンフォード大学MBA修了。
    2011年 野村ホールディングスCEOオフィスに所属。
    2012年10月 株式会社マネーフォワードに参加。経営全般を担当。
    2015年8月 マネーフォワードFintech研究所長に就任。

    マネーフォワード取締役挨拶から引用



    「事故物件を借りちゃった人の末路」の回は、事故物件サイト「大島てる」運営者の大島てる氏です。

    参考:大島てる(Wikipedia)

    「資産1億円ぽっちでリタイアするひとの末路」はどうなるか?でも、玉川陽介氏はその道では有名な投資本の著者ですしね。(この本には収録されていません)


    FinTech入門



    事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件



「宝くじで1億円当たった人の末路」の趣旨

  1. 要は、「その気になれば、誰だって大抵の挑戦はできる」。そんな時代に私たちは生きています。
    でも、その割には「いろいろな挑戦をして人生を楽しんでいる人」って少ないと思いませんか。
    これはひとえにみんな、人生で一つの「選択」をした後、どんな「末路」が待ち受けているかよく分からなくて、不安だからなのだと思います。

    「はじめに」から引用

    「やっちゃった人」の末路がどうなったかは、みんな関心がある割にはあまり知られていません。
    例えば1億ぽっちでリタイアした人の末路とか。

    だったら専門家や経験者に取材してしまえ、というのがこの本の趣旨であり、その「結論」と「解説」はおおむねポジティブなものが多いです。(中にはやめておいた方がいい、という「結論」もあります)

    これで私が思い出したのは、増田明利氏の「今日、ホームレスになった」シリーズです。

    今日、ホームレスになった

    今日から日雇い労働者になった

    今日からワーキングプアになった 底辺労働にあえぐ34人の素顔


    こういう「末路本」を読んでいると、サラリーマンをやっている自分の身の安全を感謝したくなるかもしれません。

    そして、サラリーマンという立場にしがみつく事だけが安心を得る唯一の方法だと確信するかもしれません。
    そういう感情を煽る作りになっていて、それがまた売れるから毎年のように少しずつテーマを変えて続編が作られました。

    しかしこの「宝くじで1億円当たった人の末路」という本はそうでもない、という例を具体的に挙げて、なるべく合理的な解説をつけています。

メインコンテンツとこの本の効用

  1. ・「友達ゼロ」の人の末路
    ・子供を作らなかった人の末路
    ・賃貸派の末路
    ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路

    このあたりは、「そんな事をしたら最後はどうなっちゃうの?」という点で興味深く、この本のメインコンテンツと言えます。

    取り返しがつかなくなるんじゃないかと。

    しかし考えてみれば取り返しのつく人生というのがそもそもおかしいですよね。
    どうなるか分からないのが人生なはずです。

    それでも、「周囲の人と同じ事をしていれば失敗は無いはずだ、そうすべきだ」という「同調圧力」の強さは日本社会で暮らす人の多くが感じているはずです。

    そういう社会は息苦しいし、同調を求める人の主張の多くは根拠が無かったりします。

    この本はそういった「同調圧力」の根拠の無さを解説していますし、悩みやストレスを抱えている人が読めば少しは気がラクになるのではないでしょうか。

    宝くじで1億円当たった人の末路



人の「末路」は有力なコンテンツになる

  1. 考えてみればこの「ひとり配当金生活」も、「一億円ぽっちでリタイアして配当金生活した人の末路」を実録でおくる「末路」コンテンツです。

    人と違った人生を送っている人は、ブログでも始めてみれば有用なコンテンツになるかもしれません。
    人と違う、と言っても人間はひとりひとり違うし、画一的な生き方が正解という時代でもありません。

    どんな内容であれ、似た立場の人や、悩みやストレスを抱えている人の参考になったり、励ましになったり、うさばらしになったりするかもしれません。

    将来このブログが本になったりする(予定も何も無いですが)時は、タイトルは「末路」で行くかも。

    宝くじで1億円当たった人の末路



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