月別アーカイブ:2018年03月

  • 2018/03/31投機論

    長期にわたって日経平均が下落していくと予想している場合、ベア型ETFを買うか、ブル型ETFを空売りする事によって利益を得ることができます。日経ダブルインバース指数は「常に、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の日経平均株価の騰落率の「-2倍」(マイナス2倍)となるよう計算され」る指数です。日経レバレッジ指数は「常に、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の日...

    記事を読む

  • 2018/03/30セミリタイア(早期リタイア)

    若くして仕事を辞めて再就職もしていないと、「仕事を辞めて何をしているのか」「何をして生計を立てているのか」という質問を受けることがあります。どういう会話の流れでそういう質問が出たのかにもよりますが、霞を食って生きてる訳はなく、もちろん生計の道はそれぞれあるわけで、あまり意義のある質問とは言えません。平たく言えばくだらない質問です。こういう質問をする人は別に他意はなく、本当に何をしてるのか知りたいの...

    記事を読む

  • 2018/03/29配当・株主優待

    理解しがたいのですが、世の中には配当や株主優待の権利日近くで株を買って、権利日が通過すると売却するという事を繰り返している人がいます。これは株式投資必敗法のひとつで、こんなことを繰り返していたら損益は必ずマイナスになるでしょう。ふつう株価は権利日に向かって上昇し、権利日が通過すると下落していく傾向があるからです。上げ相場では権利日の直前に株を買って、権利日通過後に配当落ち分を埋めて上昇していくこと...

    記事を読む

日経ダブルインバ(1357)の買いと日経レバ(1570)の空売りはどちらが有利か

長期にわたって日経平均が下落していくと予想している場合、ベア型ETFを買うか、ブル型ETFを空売りする事によって利益を得ることができます。

日経ダブルインバース指数は「常に、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の日経平均株価の騰落率の「-2倍」(マイナス2倍)となるよう計算され」る指数です。

日経レバレッジ指数は「常に、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の日経平均株価の騰落率の2倍となるよう計算され」る指数です。

※どちらも目論見書の表現

どちらも日経平均のマイナス又はプラス2倍の値動きをする指数なので、これを買ったり空売りする事によって、日経平均の下落により同じだけ利益を得る事が可能な気がします。

しかし、実際にはかなり差が出ます。


ダブルインバ_convert_20180331052227


NEXT日経平均ダブルインバース・インデックス(1357)の2か月チャートです。2月1日に1357を買い3月30日に売ったとすると、1198円で買い1356円で売りなので上昇率は13.1%です。


日経レバ_convert_20180331052252


NEXT日経平均レバレッジ(1570)の2か月チャートです。2月1日に1570を空売りし3月30日に買戻したとすると22060円で空売り18440円で買戻しなので下落率は16.4%です。


このように、同じ期間の株価指数の下落に賭けるとしても、日経ダブルインバ(1357)の買いと日経レバ(1570)の空売りでは差がつきます。

基本的には日経レバ(1570)の空売りの方が有利なケースが多いはずです。

これはレバレッジETFの特性として以下の傾向があるからです。

一般に、日経平均株価の値動きが上昇・下降を繰り返した場合に、マイナスの方向に差(ずれ)が生じる可能性が高くなります。また、一般に、期間が長くなれば長くなるほど、その差(ずれ)が大きくなる傾向」(目論見書より)

デイトレードや1営業日の持越しなら影響がありませんが、それより長い期間のトレードだと影響は大きく無視できないものとなります。


では日経ダブルインバ(1357)の買いと日経レバ(1570)の空売りでは、常に日経レバ(1570)の空売りの方が有利なのか?というと、さすがにそこまで単純ではありません。

空売りには逆日歩というものがあるからです。

一般にETFは機関投資家の保有が少ないために株不足になりやすく、イメージよりも頻繁に逆日歩が発生します。

信用取り組みを監視して、空売りが急増して逆日歩が発生しそうなら空売りは止めるべきでしょう。その場合は逆に買い向かい、無警戒に空売りした人から逆日歩をいただく事もできます。

2015年の記事:日経平均10連騰。日経平均レバレッジ上場投信(1570)に逆日歩発生中。

2017年の記事:1570日経平均レバレッジ上場投信に逆日歩発生中。日経平均11連騰。

株価が高値圏にあるときは空売りする人が多いので逆日歩が発生しやすく、安値圏にある時は空売りする人が少ないので逆日歩が発生しにくい、と基本的には理解していいでしょう。個人投資家は逆張りが好きなのです。

逆張り好きな個人投資家を狙ってその逆に張る(つまり順張り)ことにより、信用買いで逆日歩を取りにいったり、逆日歩を心配することなく空売りしたりできるわけです。

口で言うのは簡単ですが、割高に見える株をさらに買って、割安に見える株をさらに売ることになるので、なかなか初心者にできることではありません。言うまでもありませんが信用取引は素人おことわり、上級者向けです。

また空売りは短期決戦のイメージがありますが、上級者になるとむしろ長期的な空売りを多用します。海外機関投資家の売り越しが何か月も続く局面を経験すると理解できるでしょう。

あとは細かい事になりますが、NEXT日経平均レバレッジ(1570)は東証でも一番人気の銘柄であり、圧倒的に出来高が多いのが特徴です。

流動性に問題が無いので取引金額の多い人にとってはそれが魅力です。ただ空売りは空売り規制があるので、連続で大量に成行で空売りしようとすると証券会社の警告文が表示される事もあります。空売り規制についても理解が必要です。

日経ダブルインバ(1357)の買いなら、ETFの買いなのでいくら買っても問題ありません。ただこちらは1570ほどの出来高はありません。

また空売りには逆日歩以外にも現物買いには無い経費がかかります。

貸株料 (証券会社から株を借りるために支払う費用)がSBI証券で年率1.15%、管理費がSBI証券で1ヶ月ごとに1株あたり10銭(ただし売買単位が1株である銘柄については、1株につき100円。日経レバは1株単位。建玉ごとに上限あり)かかります。管理費は忘れがちなので証券会社のHPで詳細を確認した方がいいです。

通常、権利日をまたいで空売りした場合は売り方は配当金相当額を支払う事になりますが、日経レバ(1570)の場合は先物を利用しているので配当がありません。よって配当権利日を気にする必要はありません。



「日経ダブルインバ(1357)の買いと日経レバ(1570)の空売りはどちらが有利か」のまとめ

・期間が長くなれば基本的に日経レバ(1570)の空売りの方が有利
・空売りは逆日歩に注意(ETFは逆日歩が発生しやすい)
・逆日歩を警戒する局面や、短期なら日経ダブルインバ(1357)もあり
・日経レバ(1570)は流動性が豊富
・空売りには逆日歩以外にも経費がかかる
・日経レバの空売りは配当を気にする必要はない

以上です。

関連記事

スポンサーリンク



スポンサーリンク





カテゴリ
タグ

「仕事を辞めて何をしているのか」「何をして生計を立てているのか」という質問に対するベターな回答

若くして仕事を辞めて再就職もしていないと、「仕事を辞めて何をしているのか」「何をして生計を立てているのか」という質問を受けることがあります。

どういう会話の流れでそういう質問が出たのかにもよりますが、霞を食って生きてる訳はなく、もちろん生計の道はそれぞれあるわけで、あまり意義のある質問とは言えません。

平たく言えばくだらない質問です。

こういう質問をする人は別に他意はなく、本当に何をしてるのか知りたいのでしょう。

仕事をしていない=無職の人間をどう扱っていいか分からないから聞いているのです。

彼らも無職の人間を前にすると居心地が悪いのです。

ならば、「仕事を辞めて何をしているのか」という質問に対するベター(無難ともいう)な回答はこれでしょう。

Q 「仕事を辞めて何をしているのか」
A 「(自営業で)仕事をしています」

ここで間違っても無職で何もしていないとか、求職中であるとか言ってはいけません。

この際たとえウソでも自信満々に「自営業ですが何か?」という顔をしておくべきです。

無用のトラブルを避けるにはこれしか無いでしょう。

まるっきりのウソをつくのも自分の居心地が悪くなるので、セミリタイアした人は何でもいいから(赤字でもいいから)本当に自営業をするのをおすすめします。

初期費用があまりかからないという点で最適な職種の第一候補はやはりネット関係で、仕事の内容を聞かれたらネット関係と言っておけばおおむねそれで済みます。

関連記事

スポンサーリンク



スポンサーリンク





高配当株の買い時は権利日と権利日の中間点

理解しがたいのですが、世の中には配当や株主優待の権利日近くで株を買って、権利日が通過すると売却するという事を繰り返している人がいます。

これは株式投資必敗法のひとつで、こんなことを繰り返していたら損益は必ずマイナスになるでしょう。

ふつう株価は権利日に向かって上昇し、権利日が通過すると下落していく傾向があるからです。

上げ相場では権利日の直前に株を買って、権利日通過後に配当落ち分を埋めて上昇していくことがあるので、割高に買っても助かる場合があるだけです。

下げ相場になるともちろんそうはいきませんし、配当金生活狙いなら目先の権利よりも配当利回りの高さ、つまり買い値の低さがなによりも重要です。


関連記事:一発で勝負を決める、高配当株投資の必殺技


それでも投資雑誌では毎回のように高配当、株主優待特集が組まれますし、今月の配当・優待権利などのコーナーがあります。

権利日の近くで売買する人が一定数いるので需要があるのでしょう。


配当金生活では買う候補の銘柄を定めたら、まず決算日(権利日)を確認すべきです。

権利日が近くに迫っていたら、市況にもよりますが株価は権利日に向かって上昇を始めているはずです。

よほどの強気相場なら早く買った方がいいかもしれませんが、そのような焦りや欲は禁物なので割り切るべきでしょう。

権利日が通過して、配当落ちで株価が下がれば、次の権利日までは中間配当ありの銘柄で6か月もあります。

権利日通過後の株価は通常じりじりと下落していきますが、この下落が止まって株価が落ち着くには時間がかかります。


私には理解できないのですが、配当狙いの投資家は権利の近い銘柄を買いたいらしいので、理屈でいくと配当狙いの投資家がいなくなり株価が最も安くなるタイミングは権利日から最も遠い時期です。

例えば12月決算の銘柄なら、中間配当ありなら権利日は12月末と6月末の2回です。

よってこの場合、権利日から遠く株価が安くなる可能性が高いのは3月と9月になります。

これを基本に、実際の市況をにらみならがら買いのタイミングを計ればいいでしょう。

間違っても権利日直前に高配当株を買うようなマネはすべきではないでしょう。

関連記事

スポンサーリンク



スポンサーリンク





タグ
Copyright © ひとり配当金生活-株式投資でセミリタイア All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます