関連コンテンツ

マイナス金利を受けての銀行の対応と今後の影響

黒田マイナス金利、適用対象30兆円、民間銀行はどう動く、その影響は

>(ブルームバーグ):日銀がマイナス金利の導入を決めた。民間銀行が日銀にお金を預けることに事実上ペナルティーを課し、余剰資金を市場にあぶり出す金融緩和策だ。マイナス金利の適用対象は30兆円規模になるとみられる。銀行は果たしてその資金をどうするのか。そしてその影響は-。

とりあえず銀行の損失は全体で100億から300億程度のマイナスになるようです。プラス0.1パーセントがマイナス0.1パーセントになるので、合計最大で600億収益が減るということですね。

現状では直接の金額的にはただそれだけと言えます。

ただし、これからは手持ちの国債を売って日銀の当座預金口座に積むと、その部分はマイナス金利になるので国債を売りづらくなります。かといって国債を持ちっぱなしにしていてもすでに長期金利が0.1パーセントを割って低下し始めているので、収益の減少は避けられません。

さらに今後、日銀が追加でマイナス金利を拡大したり、対象の範囲を広げるかもしれないという銀行にとっての恐怖が常につきまといます。マイナス金利の心理的な毒が回っている状態と言えます。

国債を売れない、新たに国債も買いづらい状況で、国債中心の運用をしていた銀行ほど苦しくなってきます。

マイナス金利を受けて銀行の対応は、


1.国内貸し出しの拡大
2.さらなる国債の購入
3.その他有価証券の購入
4.預金者への負担転嫁
5.海外業務の強化
6.現金で保有
7.経費削減
8.合従連衡


1が出来るなら今までもやっているはずなので、望み薄ですね。日銀も建前はこれですが、正直あまり期待してないでしょう。本音はストレートに円安と株高。

2はそれでも国債を買うしかないという状況で、苦しいですね。どんどん酸素が薄くなるイメージです。しかし実際に国債は値上がりを続けています。

3と5は積極策で、体力のあるメガバンクはこれをやるでしょうが、リスクも高まるので限度があります。

4はすでに預金金利の低下という形で始まっていますが、さすがに預金金利をマイナスにするのは無理でしょう。冗談抜きで普通預金なら完全なゼロ金利でも当たり前という時代がすでに来てしまいました。

6は銀行版のタンス預金ですが、実際はできないみたいですね。

7は当然やるでしょう。銀行員って過酷な仕事の割にはそれ程高給とは言えないんじゃないの?と思いますがリストラは可哀想ですね。銀行員に同情する人ってあまりいないんですよね。

8は地銀の統合が進むという話。国内で資金需要が無いのなら海外に打って出るしかないのですが、メガバンクはともかく地銀にはそのノウハウが無い。よってメガ地銀がいくつか誕生するかもしれません。


株価的には銀行株は下がるしかありません。
しかし短期的には大きな反発はあるかもしれないので注意です。長期的にはマイナス金利の心理的な毒が効いてくるので、誰の目にも割安という水準まで下がらないと下げ止まらないと思います。

どっちにしても、ゆうちょ銀行は駄目ですね。国債で運用するのが前提の銀行ですから…逃げ道が無い。政府や日銀は救済策を考えているのでしょうか?救済策が飛び出す可能性も考えると空売りするのも怖いですね。

マイナス金利―ハイパー・インフレよりも怖い日本経済の末路



関連記事

スポンサーリンク



にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


コメント


スポンサーリンク


コメントの投稿

非公開コメント