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世界的な銀行株総崩れの原因

コラム:銀行株総崩れ、最大の原因は中央銀行か

>[ロンドン 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 今年に入って銀行株が総崩れになっている原因は、隠れているようで実ははっきりと見えているのかもしれない。年初来、世界の株価全般が10%下落したのに対して、銀行株は14%下がった。
>欧州銀行株は8日だけで5.7%下落している。世界経済の成長見通しへの銀行株の感応度の高さからすれば、株安を主導している「容疑者」のうち最も明白なのは、各中央銀行とその政策だろう。

ドイツやスイスなど欧州の銀行が総崩れになってます。タイミング的には日銀のマイナス金利が引き金を引いた形になっていますが、伏線は昨年から引かれていました。ドイツ銀行の「危機」説も昨年の10月くらいからありましたね。

>ただ、昨年12月以降で確かに変わったことが1つある。米連邦準備理事会(FRB)とBOEは利上げが予想されていたものの、今は現在の政策金利水準をより長く維持する可能性が出てきた。一方でECBと日銀は必要があればさらなる緩和に踏み切ると約束している。

アメリカの利上げ延期が濃厚、日欧のマイナス金利化で世界的に低金利圧力がかかっています。状況が長期化すると収益が圧迫されるのが銀行株。

>また金利水準がプラスにある地域の銀行も、イールドカーブのフラット化が重圧になっている。米国債の2─10年利回りスプレッドは過去半年で25%近く縮小して111bpとなり、年初来でも10bp縮まった。
>投資家はフラット化が銀行の利ざやを圧迫する傾向があると承知しているし、経済活動が本当に減速しているなら、不良債権増加のリスクも高まる。

短期金利と長期金利の差が無くなってきているのも投資家が将来の低金利化と長期化を見込んでいる証で、銀行株の収益に悲観的になる原因です。

>こうした状況では、なぜドイツ銀行の株価が09年初頭の水準さえ下回り、10年間の同行の株価純資産倍率(PBR)の中央値よりも50%低くなって過去最低圏で推移しているのかは、あまり的確には説明できないかもしれない。
>それでも金融危機後に確定利付き商品のリターンが構造的に減少していることで、投資銀行は今までとは別の困難な事態に置かれているという主張は成り立つ。ドイツ銀とクレディ・スイス(CSGN.VX)は双方とも、長きにわたるコスト削減プログラムがまだ始まったばかりの段階にあり、第4・四半期の収入は急減した。

今年に入ってから欧米の金融機関の経費削減のニュースが増えてきました。今後日本の金融機関も経費削減のニュースが増えてくると思われます。特に日本の場合は貸し出しが増えない以上定期預金の金利をゼロ近くに引き下げると、あとは経費削減しかないです。

UBS:投資銀部門の給料を凍結、少なくとも第2四半期まで-関係者

>ブルームバーグ):スイスの銀行、UBSグループは投資銀行部門の給料を少なくとも4-6月(第2四半期)まで凍結し、同四半期に報酬について見直す計画だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。
>関係者によると、昇進したバンカーやトレーダーも当面は給料が据え置きだという。最近のデータによれば、投資銀行部門の正社員は約5200人で、ニューヨークやロンドン、香港、チューリヒなどに勤務している。

こうして見るとやはりアメリカの利上げが難しくなっているのが大きいです。金融緩和は出口が見えている事が重要で、日欧の金融緩和に出口が見えないのが閉塞感の原因ですね。

最近アベノミクスを太平洋戦争に例える人が増えてきているような気がしますが、今や完全に崩壊した戦略に固執して後戻りできなくなっている状況に悲壮感が漂っているのが原因かもしれませんね。
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