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米国債の買い時は利回りより為替水準が重要な時代

米国債、買うべきタイミングは「円高のとき」

>リーマン・ショック以降、世界的な金融緩和で債券の利回り水準が大きく低下。米国の10年国債もそれまでの3~5%のレンジを下抜け、2%近辺で推移している。さらに、原油価格の下落や中国景気減速などの要因で、世界的なリスクオフ懸念が高まっている。

>前川さんは、「債券なら何でも買われた状況は終わり、質の高いものを選別して買われるようになる。米国債はその筆頭」と言い、今後、ますます米国債人気が高まるとみる。利上げペースが緩やかになりそうなことも考えると、「10年国債の利回りがかつての3~5%の水準に戻るのは難しい。当面は上がっても2%台後半がやっとだろう」と話す。


外債を買うとき円高の方がいいのは当たり前ですが、世界的な金利低下で話はよりシビアになっています。

米国債10年利回りのレンジはリーマンショック以前は3~5%ぐらいでした。

確定利回りが5%あると、ドルベースで10年で50%の利益が確定するので、仮に10年後に相当程度の円高が進んでいても利益が出る計算になります。

例:1ドルを100円で買い利回り5%の10年債を満期まで持ちきると1.5ドル→もし10年後に1ドル67円まで円高が進んでいても1.5ドル✕67円=100.5円で元本割れ回避

日本国債に比べると格段に高い利回りが為替リスクを吸収していたのです。

今後、米国が利上げを続けても利回りがこのレンジに戻ってこない可能性が高いとすると、米国債利回りが円高リスクを吸収しきれない状況になります。米国債利回り2%の時に買うと10年で15%ぐらいの円高までしか耐えられません。

ドル円の為替レンジはここ10年でも120円台から70円台まであったので十分あり得る数字です。

しかしだからと言って米国債の利回りが十分に高くなるのを待っていたのではいつまでも買えなくなる可能性があります。それなら利回りよりもある程度円高になるタイミングを待った方が現実的かもしれません。低金利時代ならではですね。

配当金生活をしていると、米ドルで生活するアメリカ人が羨ましくなります。もっとも為替リスクがある分投資妙味が生まれるとも言えるのですが、債券投資は面白さよりも確実性ですよね。

証券会社が売りたがらない米国債を買え!



↑この本は米国債投資の有利さを説いていて全体的にいい本だと思いますが、やはり低金利下で米国債投資の優位性も低下してきています。為替リスクがある以上米国債投資が有利かどうかは相場観に左右されると思います。


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