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日銀副総裁「年金生活者や高齢者に申し訳ないが必要なら追加緩和」

中曽日銀副総裁:年金生活者や高齢者に申し訳ないが必要なら緩和

>日本銀行の中曽宏副総裁は9日午前、秋田市内で講演し、マイナス金利政策について、金融資産の大半を預貯金として保有する年金生活者や高齢者の方には「申し訳ないことだと思っている」と述べた。一方で、必要があると判断すれば量、質、金利の3次元で追加緩和を講じる姿勢も示した。

金融政策について「申し訳ない」というのは珍しいですね。低金利は今に始まった事でないので別に…という気もしますが、なぜこういう発言が出て来たのでしょうか。

>中曽副総裁は講演で「住宅ローンがなく、金融資産の大半を預貯金として保有する年金生活者や高齢者の方にとっては、借入金利低下のメリットを受けない一方、利息収入の低下だけがデメリットとして意識されることになる」と指摘。「低金利はもう20年間も続いており、そうした方々には申し訳ないことだと思っている」と述べた。

超低金利政策で一方的に損をするのは老人層という訳です。また年寄りはそもそも経済成長に伴うインフレを望んでいません。デフレが続いているのが日本経済の行き詰まりの原因で、まわりまわって年金不安や社会保障の問題にも繋がってるのですが…それよりも目先の事でしょうからね。

>一方で、「日銀が2%の物価目標をできるだけ早期に実現するというコミットメントにはいささかの変化もない」と指摘。前回4月末の金融政策決定会合で、成長率や賃金上昇率の下振れから消費者物価の見通しを下方修正したにもかかわらず、追加緩和を講じなかったことについて「政策効果の浸透度合いを見極めることが適当と考えたが、このことは、必要な場合に、追加的な金融緩和措置を決定することを排除するものではない」と語った。

それはともかくとして、必要なら追加緩和するよ、という今までの路線を強調。

>中曽副総裁は5月23日に都内で行った講演でも、マイナス金利について、先行した欧州の例を長期間にわたり研究し、批判が出ることは予想していたものの、「実際の批判は予想より大きかった」と指摘。「国民一般にとって分かりにくい面もあり、このような批判や痛みにはよく耳を傾けていく必要がある」と述べている。

マイナス金利について思ったよりも批判が強かったということで、こういう講演内容になったようです。思惑どおり円安株高にならず逆に円高株安になってしまったので、マイナス面ばかりが強調されて批判を受ける事になってしまいました。

やはり選挙上の大勢力である老人層の利益と経済政策の対立は深刻です。

老人層としては金融資産の目減りを防ぐためにデフレが継続する事が望ましく、かつそこそこの金利収入を得たい。年金不安や社会保障費の問題も解決して欲しい。

まあ、無理ですよね。デフレを継続しながらそこそこ金利を上げろというのは意味不明だし。日本の年金やもろもろの制度はインフレを前提に設計されたものだし。

こういう無茶な選挙民の要望に迎合した結果、民主党政権時代の大不況があったのですが、その事は早くも忘れかけられているような気がします。次の選挙の結果はどうなるんでしょうね?

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