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NISA口座を初心者に奨めないわけ

NISA口座というのはパンフレットの謳い文句に反して、使いこなすのが難しくかなり上級者向けです。

上級者が分かって使う分にはその人の勝手なので別に構わないのですが、右も左も分からない初心者が使うのはオススメできません。

確固たる意思を持って株を買って持ちっぱなしにするのは、バイ・アンド・ホールドとかいうカッコいい呼び方があって、ウォーレン・バフェットのような著名投資家のスタイルがこれなので、持て囃され良しとされます。

一方で、意に反して値下がりした株を売却できずズルズルと無駄に持ち続けるのは塩漬けと言って、これは株式投資の世界では馬鹿にされます。意思も規律も感じられないからです。

NISA口座は最初の非課税期間が5年間と限られているので、この5年間は持ちきるのが基本方針になります。もちろん売却してもかまわないのですが、頻繁に売買してるとすぐに枠が無くなるので意味がありません。

右も左も分からない初心者にとっては、この5年間でたまたま株価が大きく上がればバイ・アンド・ホールドの成功体験を得た事になり、たまたま株価が大きく下がれば塩漬けの失敗体験を得たことになります。

問題なのは、成功体験にしろ失敗体験にしろ、それがもたらされたのは要するに単なるNISA口座という税制のつごうに過ぎないという事です。

こういうのはたちの悪い体験であってしない方がマシではないでしょうか。たまたま儲かったとしてもです。一切、訓練も経験も積めてないので成長もありません。

もちろん、株の売り買いの経験など積む必要は無い、とする立場もあるのは理解しています。その場合もやはり5年間の区切りが邪魔です。枠や売買に細かい制限があるわりに、5年後に税制的に得をするかどうかは運任せですからね。

これでは税制によって強制的に塩漬けを正当化する習慣づけをさせられているようなもの、塩漬け投資家を育成しているようなものです。

そういう訳なので、最低限の経験があり自分で物事を判断できる人でなければ、NISA制度の恒久化でもない限り、NISA口座の開設そのものをオススメしません。

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