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GPIFの積極運用方針を巡る議論はトンチンカン

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は平成26年10月31日に株式の比率を国内外国合わせて50%に引き上げています。

基本ポートフォリオの考え方(GPIF)

それまでの比率が国内外国合わせて25%だったので一気に2倍に引き上げた訳ですが、さてこの積極運用の方針は本当に必要かつ問題ないのでしょうか。

インデックス投資の考え方に馴染んだ人にとってみれば、超長期投資では株式比率を上げる程トータルのリターンは向上するので問題ないように思えます。

株式比率を上げる事によって資産変動のリスク(振れ幅)も大きくなりますが、資産額が巨大で投資期間も長く取れるのでリスクを吸収できるためなおさら問題ないようにも思えますね。

また世界的長期的に債券利回りが低下する傾向にあるため、余計に株式比率を上げる必要があるようにも思えます。

しかしこれはいかにも運用面からの投資マニア的意見であって、年金積立金の性格を考えればあさっての方向を向いた議論ではないでしょうか。

何故かと言うと日本の年金制度は実質的には賦課方式であって、積立方式では無いからです。

年金積立金は過去の遺物、今となっては刺し身のツマ程度の存在に過ぎません。GPIFの運用方針の議論は過去に日本の年金制度が完全な積立方式だった頃にしておくべき事で、今更やる事でもないし長期的にはあんまり意味があるとも思えません。

だって積立金とは言うものの、新たに積みあがっていく性質のお金じゃありませんから。取り崩しでどんどん減っていくのが前提です。

個人で言えば定年した後で収入も無い老人の資産運用の方針を決めるようなものです。

私だったら、他人ならば株式と債券のバランスの取れたやや保守的なポートフォリオを、身内ならば現金と債券100%の超保守的なポートフォリオを奨めますね。

自分が無責任な他人で他人のおカネならばいくらでも景気のいい事を言えますし、使えるなら好きに使いたいですね。実際、年金積立金などその程度のものでしかありません。右の人も左の人も恰好のネタとして政治利用したいだけでしょう。

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