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日銀が買ってるETFは将来誰に売る?誰が買う?

ETFの出口(松本大のつぶやき)

>GPIFと日銀を合わせた公的マネーが、ETFの購入を通して、東証一部上場企業の4社に1社の実質的な筆頭株主になっているとのこと。まぁ、それはそうでしょう、あれだけ買っていれば。東証一部全体の7%強、約40兆円のETFや個別株をGPIFと日銀は保有しています。

ちょっと面白かったので紹介します。

日銀とGPIFが上場企業の大株主になることでの問題点2つ。


>公的マネーの投資はパッシブな投資、要はモノを云わない株主なので、上場企業の経営に対する牽制、コーポレートガバナンスがうまく機能しないのではないか、との指摘です。

これは正直分かりません。インデックス投資の問題なのでインデックス投資ブログの方で解説してくれるでしょう。多分。


>もうひとつの潜在的問題は、出口はどうするのか?と云う指摘です。買ったら最後は売らねばならない。買う過程でマーケットが下支えされたなら、売る過程ではマーケットは大きく下落するのではないか?

これは誰しも関心があると思います。例えば株取引では信用取引というものがあり、大量の信用買いや信用売りは将来の反対売買が約束されていて、必ず将来の売り圧力又は買い圧力になるのです。株の需給のイロハです。

公的マネーの買いには出口の期限が無いので、すぐには問題になりません。ただ将来はどうなのか?

実は株の信用取引の出口には裏口があります。それが現引(げんひき)と言われる取引で、信用買いした金額を自分で現金を用意して引き受けるのです。これで信用の買い残の数字が突然消え失せて需給が改善する事になります。

同じような事が公的マネーの買いでもできないか?という話です。

日銀が市場から買い集めたETFをGPIFが買い取り、それを年金として年金受給者に現物支給するのです。

これなら日銀→GPIF→年金受給者へとETFの現物が移動するだけなので、直接の売り圧力は発生しません。つまりこれが国民による現引きです。

現引き効果以外にも、副次的な利点もあります。こちらの方が意義があるかもしれません。

国民が上場企業全部入りのETFを持つ事により、最終的には国民全員がいわば日本国株式会社の株主になります。

株主には株主責任というものがありますから、こうなると今までのように経済や金融政策について無関心という訳にはいかないでしょう。国民の金融リテラシーの飛躍的な向上が見込めます。

売り圧力の件ですが、もしこの政策が実現すると、年金の支給日にはETFの換金売りが発生するかもしれませんw

しかしトレーダーは何でもトレードの種にしますから、個人の換金売り程度なら裁定が働いてそれほどの混乱は起こらないと思います。

まあ今でも年金の支給日にはスーパーのセールがあったりパチンコ屋の売り上げが上がったりする程度の経済的影響はありますしね。

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コメント

No title
こんちは!
過去記事大変参考になりました。

さて日銀ETFの出口はいかに?ということですが、結論からいうと最初から何も考えてないと思いますよ。誰も責任を取らなくて良い!ってのが日本の最大の美徳なんで、自分に責任が無いことだけ確認済みであれば、後は野となれ山となれですよ。そもそもアベノミクス異次元緩和それ自体が、なんの議論もされることなく片道切符で始まったわけでいまさら出口もないでしょう(笑)

米国の市場なら理解できます。なぜなら長期で成長し続ける(人口増、経済規模拡大など)国だから現状高値で購入してもいずれ買値を上回って大きな利食いが出来るからです。
日本は長期で見れば見るほど悲惨な状況になるので利食いはおろか買値で処分できる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。もうここからは敗戦処理です。如何に損失を最小限に食い止めるか。無責任で恐ろしい話ですね。
日銀の限界が見えてきたときに市場が大崩壊して終焉を迎えると予想してますが、どちらにしても改憲さえできれば後は知ったことではないと安倍さんが考えてるなら国民生活そのものが大破綻を迎えるかもしれませんね。
有事の円買いの本当の意味は、最終的に日本政府が国民資産強奪で外国人の投資を守ってくれるとの安心感からですからね。
この国で生まれたことを後悔する日が近づいてるかもわかりません(笑)
Re: No title
> こんちは!
> 過去記事大変参考になりました。
>
> さて日銀ETFの出口はいかに?ということですが、結論からいうと最初から何も考えてないと思いますよ。誰も責任を取らなくて良い!ってのが日本の最大の美徳なんで、自分に責任が無いことだけ確認済みであれば、後は野となれ山となれですよ。そもそもアベノミクス異次元緩和それ自体が、なんの議論もされることなく片道切符で始まったわけでいまさら出口もないでしょう(笑)
>
> 米国の市場なら理解できます。なぜなら長期で成長し続ける(人口増、経済規模拡大など)国だから現状高値で購入してもいずれ買値を上回って大きな利食いが出来るからです。
> 日本は長期で見れば見るほど悲惨な状況になるので利食いはおろか買値で処分できる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。もうここからは敗戦処理です。如何に損失を最小限に食い止めるか。無責任で恐ろしい話ですね。
> 日銀の限界が見えてきたときに市場が大崩壊して終焉を迎えると予想してますが、どちらにしても改憲さえできれば後は知ったことではないと安倍さんが考えてるなら国民生活そのものが大破綻を迎えるかもしれませんね。
> 有事の円買いの本当の意味は、最終的に日本政府が国民資産強奪で外国人の投資を守ってくれるとの安心感からですからね。
> この国で生まれたことを後悔する日が近づいてるかもわかりません(笑)

ちょっとコメント長過ぎですね。意見のひとつとして受け止めておきます。

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