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配当金生活に向かない銘柄・業種

何度か書いた事がありますが配当金生活に向かない銘柄・業種というものはあります。

配当金は企業の利益を分配するものなので、まず当然利益が無いといけません。利益が無くても配当を出す事は可能ですが、あまり健全ではないし、いつ配当が止まっても不思議ではないので精神衛生上悪いでしょう。

赤字が出やすく一株利益が減少傾向の銘柄は、たとえ現在の配当利回りが高くても配当金生活には向いていません。

常に莫大な設備投資を必要とする旧来の重厚長大産業は配当金生活に向いていません。代表的なのは鉄鋼や造船などです。

利益剰余金が潤沢にある銘柄は一見して配当金生活に向いている気がしますが、罠もあります。利益剰余金が積み上がっている企業はつまりおカネの有効な使い道が見つからないダメ企業かもしれません。ダメでも配当を出していれば文句はありませんが、ダメゆえにある日突然無駄な企業買収をして配当の原資を失うかもしれません。

製薬株はどうでしょうか。景気に関係なく薬は必要なのでいい選択のように思えます。しかし製薬という業種は新薬開発の為に常に莫大な研究開発費を必要としています。そのため会社の規模が大事で、同業他社の買収や合併を繰り返しています。大規模な買収を行えば積み上げた利益剰余金は吹っ飛びます。新薬の開発は不確実性、ギャンブル性が高いのに、特許切れは必ずやってくるというのも不合理です。

利益があっても配当が業績連動型で景気や為替、金利や商品相場に左右される銘柄・業種も、たとえ現在の配当利回りが高くても向いていません。

銀行業、証券業、商品先物、総合商社、自動車、不動産業、建設業などが代表的です。


つまり配当金生活に向いた銘柄というのは配当の将来的な持続性を十分に考慮されたものでなければなりません。これは企業の個別の事情よりもまず業種に大きく影響されます。

そう考えると頻繁に雑誌に特集される高配当株ランキングやオススメの高配当株はこのあたりの事情が考慮されない限り、何の意味も無いことが分かるでしょう。高配当株特集の常連の銘柄の多くがここで脱落します。

ダイヤモンドZAI(ザイ) 2015年 09 月号


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コメント

でも 小野薬品工業は買ってしまいました。じいさん ばあさん とおちゃん ガンで他界したんで。
Re: タイトルなし
> でも 小野薬品工業は買ってしまいました。じいさん ばあさん とおちゃん ガンで他界したんで。

別に製薬株がいけないという訳では無いです。しかしギャンブル性が高かったり何かと配当金生活には向きませんね。

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