過去記事:「金融リテラシー調査」で一番の難問は「金利と債券価格の関係」

「金利が上ったら債券価格は通常下がる」ということを全く金融知識の無い人にいちから説明する事は難しいです。

とりあえず全く知識の無い人は「債券の金利と価格は反対方向に動く」という事を憶えて下さい。

この常識が無いと日銀の金融政策の意味が全く分からなくなってしまいます。

「太陽は東から昇って西へ沈む」ぐらいのつもりで結構です。なぜそうなるのかちゃんと説明できる人は意外と少ない気がします。



一応説明を試みます。

分かりやすくするために数字は極端にします。

利率が1%の10年国債があったとして、突然長期金利が100%に上ったとします。

そうすると新たに発行される10年国債の利率は100%程度に上がり、大人気になります。リアルで考えるとギリシャ国債みたいですが、あくまで例なので無事償還される前提で考えて下さい。

利率1%の10年国債を持っている人が、もし市場でこの利率1%の国債を売却しようとすると価格は額面より上がるでしょうか下がるでしょうか。

利率100%の国債が発行されているのに、1%の国債を額面やそれ以上の価格で買う人はいませんよね。当然1%の国債の市場価格は暴落します。

という訳で、「金利が上ったら債券価格は通常下がる」「債券の金利と価格は反対方向に動く」のです。

これで分かるでしょうか?もっと簡単に説明する方法があるかもしれません。「太陽が東から昇って西に沈む」理屈を小学生にも分かりやすく説明できる人は相当頭がいいんでしょう。

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