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日本企業は株主還元意欲が低いから日本株はダメだという認識は少し古い

米国企業は株主還元意欲が高く、日本企業のそれは低い、だから日本株はダメだという認識は少し古くなってきてます。

もちろん、今だに米日間の意識の差はありますが、近年それは縮まってきていて、まだ道半ばとは言え、日本企業の株主還元意欲は世界標準に近づきつつあります。

具体的に言うとアベノミクス以後のROEと配当性向の向上です。ROEは4%台から8%台、配当金もゴリゴリ増えていて、株価が倍以上になったにも関わらず配当利回りは下がっていません。

日本の株主還元、15年度過去最高へ-マイナス金利が一段呼び水に


これはアベノミクスによる成果のうち、もっとも外国人投資家が評価する所でもあります。

投資家が重視する経営指標は「ROE」の他は「総還元性向」「配当性向」などの株主還元指標です。

参考:平成27年度 生命保険協会調査 株式価値向上に向けた取り組みについて「3章(4)株主還元について」を参照

ROEは配当や自社株買いを行う事によっても高める事ができますから、投資家が見ているのは常に企業の株主還元意欲がどれだけあるかという事です。


株主還元意欲の無い企業の株価が、一時的な変動はともかくとして、安定的に上がる事はあり得ないでしょう。そういう企業は遅かれ早かれ投資家に見放されます。

今だに米国企業に比べると低い日本企業の株主還元意欲、しかしこの株主還元意欲の高まりは確実に始まっていて、今はその差が縮まる過程にあると認識できれば、これは投資機会の到来と言えるでしょう。

日本企業の株主還元意欲の向上が継続するかぎりは、米国株に比べて何かと貶められがちな日本株の将来もそう悲観したものでは無いかもしれません。


この変化から生じる利益を享受したければ、株主還元意欲の無い企業への投資はやめるべきです。

端的に分かりやすく言えば、配当できるのに何のかんのと理由をつけて配当を出さない、株主の方を向いていないクソ企業の株は買うなってことです。長期的には決して報われる事は無いでしょう。

あと儲かった企業はいいかげん従業員にも利益を還元しましょうね。そうしないといつまでたっても景気は良くなりませんよ。


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コメント

日本企業は次の景気悪化局面でも、しっかり配当してから評価すべきです。
アメリカ企業の方が歴史 実績が優れている事実がある。
Re: タイトルなし
> 日本企業は次の景気悪化局面でも、しっかり配当してから評価すべきです。
> アメリカ企業の方が歴史 実績が優れている事実がある。

別に私は評論家ではなくて投資家ですからね。
評価が固まって無い分上昇余地があるという考え方もできるでしょう。

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