定期預金や債券など元本割れしない資産の複利効果は凄いです。

例えば100万円を3%10年複利で運用すると134万円になります。しかしこれは、複利効果が凄いというより、元本割れしない資産の複利効果が凄いと言うべきでしょう。

10年3%複利と言う事は、言い換えれば毎年プラス3%で10連勝するという事です。プラスの複利効果と言うのは連勝の効果です。

もし連敗するとマイナス方向に複利効果が働きます。株式投資の怖い所は連敗した時にマイナスの複利効果が働くという事です。

100万円を10年間運用して、プラス50%を5回、マイナス20%を5回記録する場合で考えてみましょう。10年間の投資の期待値としてはもちろんプラスになります。

5連勝した後に5連敗するケースではこうなります。

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5連敗の後に5連勝のケースではこうです。

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最終的にはどちらも約2.5倍になるのですが、連勝の複利効果の凄さと連敗の複利効果の怖さが分かります。勝ちと負けを交互に繰り返した場合も最終的な結果は同じですが、途中の資金推移は全く変わってきます。

株式投資は理論的には期待値としては大きくプラスのはずですが、このプラスとマイナスの波、大きな偏りがいつ来るか分からないのが面白い所であり怖い所でもあります。

いずれにしても株式投資で大金を得て早期リタイアするような人は、連勝の強烈なプラスの複利効果を享受したとても運の良い人だと言う事は間違いありません。

アクティブ投資とパッシブ投資のどちらが早期リタイアに向いているかという議論には意味がなく、強いて言えば株取引の腕とか知識とか性格とか就職先とか家柄とか家族構成とか、要するに個人の資質が一番重要になりますが、しかしどの場合にも共通するのは「運」が必要だという事です。

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