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宝くじや競馬、FXなど不利に決まってるゲームに参加者が絶えないのはなぜか?後編(FXの場合)

前記事:宝クジや競馬、FXなど不利に決まってるゲームに参加者が絶えないのはなぜか?宝くじは決まってますが……

続きです。

3 FX

問題のFXです。FXはゼロサムゲームと言われますが、実際はFX業者の取り分をゼロにはできないので、その分はマイナスサムゲームになります。

FXの控除率はいくらか計算するのは難しいですが、確実なのはマイナスサムゲームである事、そして控除率が宝くじや競馬はもちろんの事、その他のギャンブルと比べても極端に低い事です。

この控除率の極端な低さが不利なギャンブルであるFXに参加者が絶えない理由です。確かに腕利きのギャンブラーにとっては魅力的な種目でしょう。

また、株式投資など理論的な期待値がプラスの投資が他に存在するのに、わざわざ期待値がマイナスのギャンブルを選ぶのは、FXが少額の資金から参加できること、勝負が早い事、単純で簡単そうに見える事、なども理由でしょう。

つまり、宝くじの参加者よりはまだマシなものの、不利に決まってるFXに参加するぐらいしか逆転の可能性が無い(と思っている)所に追い込まれている人達である事にはかわりありません。その結果余計に苦しくなるのですが……


何回も言うように、控除率がいくら低いからと言って、FXは期待値がマイナスのギャンブルである事にかわりはありません。期待値がマイナスのギャンブルで、それでも勝つ可能性がある戦略は、

「試行回数を減らして勝ち逃げを狙う」

これしかありません。FXで言えばエントリーするポイントとタイミングを絞るのは試行回数を減らす工夫です。いわゆる勝てる時だけ参加するという奴です。

もちろんマイナスサムゲームですから、勝てる理由に合理的な説明はつきません。非合理な事を強いて言えば、勝負師のカンという事になります。データやシミュレーションで理屈を付けようとしても、根本的な期待値がマイナスである事実は動かせないので全て屁理屈の類になります。

ギャンブルは試行回数が少なければ少ない程勝ち逃げの可能性が高まります。そして勝ち逃げを狙うなら掛け金は最初からマックスで行くべきです。チビチビ張っていたら、試行回数が増えて大数の法則に飲まれてしまいます。少ない試行回数で少額勝ってもしょうがありませんし。

控除率の低いギャンブルは自然と明確な意思を持って勝ちを狙う腕自慢のギャンブラーを呼び寄せ、賭け額は大きく、勝負の回数は少なくなるのです。宝くじや競馬と逆です。

しかし、この様な勝負のキモが分かっているギャンブラーはごく少数でしょう。FXの参加者のほとんどは非常に低い控除率に幻惑されて、必勝法があると勘違いして、もしくは偶然に勝てる事を期待してのんべんだらりとゲームに参加し続けて長期的におカネを減らしています。

FXは24時間営業で自宅のPCやスマホからトレードできるので、試行回数は無限大に増やせます。大数の法則に飲まれるのを待っているようなものです。

FXでたまたま勝っている人は、単にまだ運よく負けていないというだけなのです。腕のいいギャンブラーほどそれを良く知っています。

いずれにしてもFXは魅力的なギャンブルです。ごくごく少数の勝者と、圧倒的多数の敗者を生み出しつつ、この先も参加者を減らす事はあまり無さそうです。

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