私は自分が住む家については賃貸派です。転勤の多い仕事をしていたし、株式投資の種銭を貯めるために自然とそうなったのですが、それらの要因が無くなった今でも家を買うつもりはありません。

老後の為にマイホームを確保したい人は多いようですが、私は今別に焦って確保しなくても、どうせ自分が老人になる頃にはそれと同程度の中古住宅ならタダに近い値段で手に入ると思ってます。

あるいは今と同程度の家賃ならもっと良い条件の賃貸に住めると思っています。

これは私の妄想ではなくて、現実的な実感としてあるんですよね……実家の事とか親戚の事とか考えたり、同年代の人の話を聞いたりすると……


団塊ジュニア世代というのは、広義の意味で考えると今35歳〜45歳前後の人でしょうか。

団塊の世代の住居(内閣府)

「団塊の世代の持家率は86.2%」って凄い数字です。持ち家信仰とか言われますが、ここまで偏るとまさに宗教です。凄い時代だったんですね。

出生数と合計特殊出生率の推移(内閣府)

1975年あたりから合計特殊出生率が2を下回っているので、平均すると団塊ジュニア世代は一人っ子か2人兄弟(姉妹)が多くなります。

と言う事は、団塊ジュニア世代は団塊世代の持ち家率の高さから言って、いずれ親の持ち家を相続する可能性が高いです。相続税を考慮しなければ、老後の家はタダで手に入るようなものです。

もちろん自分は相続できないという人もいますが、あまり心配はいらないと思います。なぜなら自分の親の家を相続できなくても、他の人の親の家が余るからです。

合計特殊出生率が低下しているので、一人っ子同士の結婚が多いです。この場合は確実にどちらかの実家の持ち家が余ります。田舎から都市部に出て結婚してマイホームやマンションを確保した場合は、田舎の双方の実家の物件が余るかもしれません。

いろんなパターンの組み合わせを考えても、数字的には団塊ジュニアの全世帯に親世代の家が行き渡って、なおかつそれでも余る計算になります。

現状でもこれなのに、マイナス金利の影響で今どんどん必要もない家が建っているので、将来もっと家が余るでしょうね。

私自身も兄弟や親戚の状況を考えてみたら、一族の全世帯に最低一軒の家が行き渡ってなおかつ余る計算になりました。中には相続したくないような資産価値ゼロ以下、つまり負債になりそうな家もあります。

こうなってくるともう、団塊世代の持ち家相続問題は中古住宅価格を押し下げる近い将来確実に爆発する時限爆弾のようなものです。

私は将来の相場を考えて今のうちから家は相続しない方向で話し合っています。将来、身内でババを押し付けあうのはごめんですからね。いまだ根深い持ち家信仰を利用して実利を取っていけます。

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