トレードで言う順張りと逆張りには人によって向き不向きがあります。個人の性格や能力によって、どちらかに徹底した方が良いでしょう。

トレードにおける順と逆の態度の違いを意識しているのが投資家で、意識していないのが一般人と言えます。


例えば株が上がっているから、皆が買っているから、という理由で株や投資信託を買うのは間抜けです。投資信託を現に保有する人の約2割は投資信託が元本保証で無い事すら知りません。これは冗談ではありません。本当の話です。

参考:投資信託に関するアンケート調査報告書-2016年(平成28年)

ド素人もいいところです。順も逆もあったものではありません。間抜けなのはよく知りもしないのに流行を追っているだけに過ぎないからです。しかも往々にして、流行を追いかけている時点で既に流行遅れになっています。

順張りの投資家は流行の賞味期限を冷静に測りながら、この流行に乗ります。流行の後追いでは無く、流行の発生と衰退のメカニズムを熟知して、敢えてもっとも間抜けな人達と一時的に行動を共にします。流行に乗っているその瞬間が一番儲かるからです。


皆が買っているからという理由では買いたくない、というのは頑固者です。しかし頑固者は融通が効かないので、機に応ずる事ができません。一生定期預金しかしない、などの頑なな態度です。生きている時代がたまたま長期金利の高い利回り革命の時代ならばそれで偶然上手くいくかもしれませんが、逆利回り革命の時代ならばこの態度は損です。

過去の参考記事:「利回り革命」と「逆利回り革命」

逆張りの投資家は潮目が変わるのを冷静に待っています。周囲の10人中9人が株や投資信託を買ってしまったら、もう買う人は自分しか残っていません。「まだ買ってないのは貴方だけですよ」と言われて焦るのでは無く逆に安心するのが逆張りの投資家です。

この状態になれば後は売りたい人しか居なくなり、暴落するしか無いのですから、空売りに出るか暴落して底値をつけるのを待つ為に資金を準備します。周囲の誰も株や投資信託の話をしなくなる状況になれば、単なる頑固者と違って素直に買いに出るでしょう。

こうして見ると投資家は順張り派であれ逆張り派であれ、相場を観察し素直に行動する主体性を持っています。主体性を失って相場に踊らされたり、意固地な態度を取ったりするようになると相場師も一般人と同じになります。投資家たるものなるべく謙虚な態度でいたいものです。

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