有馬記念が終わったのでサラブレッドと呼ばれる競走馬について。

もともとサラブレッドという種類の馬がいた訳ではありません。歴史を紐解くと17世紀にイギリスに輸入されたアラブ産の大きな馬格の種牡馬とイギリス在来の繁殖牝馬をかけあわせて生産された馬が、代を経てサラブレッドと呼ばれるようになったようです。

つまりサラブレッドが脚が速いというよりは、脚が速い馬をサラブレッドと呼ぶようになった、というのが正しいです。その過程で、脚の遅い馬はコンビーフにされてきました。コンビーフがその頃あったのかは知りませんが……


徹底した血統管理が行われるようになったのも、サラブレッドという名称が定着した後です。

脚の速い馬が脚の速い馬と掛け合わされ、生まれてきた脚の速い馬の中でも競争になると判断されたレベルに達しなければレースに出る事もできません。

こうしてサラブレッドはどんどん高速化していきます。

しかし全ては人為のなせるわざで、いつか人間が競馬事業をやめてしまえば、サラブレッドも元のただの馬に戻るでしょう。

ちなみにサラブレッドは登録制で、人工授精で生まれた馬はサラブレッドと認められません。つまり遺伝子を科学的に保存する意味はありません。

人類が滅亡したらサラブレッドも滅亡ですが、SF映画作品のように滅亡した人類の遺伝子が蘇る事があっても、サラブレッドの歴史は一度絶たれたらそこで終わりで、復活はありません。


このサラブレッド論法は淘汰される物なら何でも使えます。長い期間生き残っている投資理論や投資家はそうなっただけの理由、人為が何かあるはずです。決して最初から神様か何かが決めたものでは無いはずです。

人間なら運任せ、運命任せの刹那主義で生きるよりは、時間の経過による淘汰に耐える行動を心がけた方が良いでしょう。
幸い人間はサラブレッドと違って脚が遅いだけでコンビーフにされる事は無いので大分マシです。人間ならば最後まであがいて生き残るのが良いでしょう。みっともなくとも生き残ってさえいれば何かしら洗練と成長があります。

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