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【銀と金】続・金利で食うのは庶民の夢か【福本伸行】

過去記事:金利で食うのは庶民の夢か

「ぼうず……それは死人の考えや……。
血の通った人間が金持ったら、そうは考えん。
10人中、9人は考えなくなる……損を承知で人は生きられんのや。
それほど銀行金利は低い……あの低さはサギやからな。
サギ師に騙されながら生きるのも気分が悪い。」


このブログでごく初期に取り上げたのが、福本伸行の怪作「銀と金」のこの台詞です。昔の作品ですがこの漫画好きなんですよ。銀行金利は低いって言っても、バブル崩壊後の1990年代の話だから今と違って数%はあるはず……連載開始が1992年で、バブル崩壊の景気後退期が1991年から1993年だからちょうど金利水準が激変している時期です。ちょっと調べてみたら93年の長期金利が4%、96年が2%と急激に下がっていってます。その前の話ですね。

思えばこの漫画が未完で終わってるのも時代が金貸しや土地転がしで儲かる時代じゃなくなっていったからですね。

現代でも、金利で食うのは庶民の夢だと思います。ただ超低金利時代になったので、金利の部分が配当金とかREITとか株主優待になったんでしょう。

宝くじを当てるなどして大金を手に入れて、そういった利子収入で食うのが庶民の夢ですね。そういう庶民のささやかな夢を一刀両断するのが福本漫画の特徴です。

実際に画が下手くそで貧乏だった作者の福本伸行が現実世界でどんどん金持ちになっていったので、成り上がりの話もしっくりきますね。漫画を描くのは重労働なので、最近は自分で描かずに人に漫画を描かせて儲けてます。

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福本伸行も最近は言う事が嫌な感じのおカネ持ちのニオイがしてきましたw
現代の青木雄二か?青木雄二はおカネ持ちになってもどことなく貧乏くさい雰囲気が抜けなかったので嫌味が無かったんですけどね。

何故今この話をするかと言うと、時代に合わなくって未完に終わったこの漫画が、21世紀の東京オリンピックを控えた現代にドラマになって帰ってきたからです。

土曜ドラマ24「銀と金」公式



1月7日土曜深夜0時20分から。

が、Amazonプライムで1話を先行配信しているのでそちらを見ました。

「土地はやっぱり王様だよ、東京オリンピックも来るし」みたいな感じで現代に合わせてちょっとアレンジしてあってニヤリとしました。マイナス金利とか東京オリンピックとかで、また「銀と金」の世界観のような怪しい時代が帰ってきたようです。歴史は繰り返すのでしょうか。

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コメント

No title
去年の秋頃にCSでカイジを見て面白かったので、このドラマも見る予定にしていました。
生生しい感じがいいですね。
Re: No title
> 去年の秋頃にCSでカイジを見て面白かったので、このドラマも見る予定にしていました。
> 生生しい感じがいいですね。

「銀と金」の原作より「カイジ」に寄せた雰囲気になってますね。

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