投資の素人がプロに勝てる訳は無い、だから素人が投資をするのはムダである、という論理を展開する人がいます。

ここで、

「素人でもプロに勝てる。そう、インデックス投資ならね。」と考える(ネタが古くて済みません)のがインデックス投資家です。

私ならこう考えます。

「素人がプロに勝てないんだったら、プロになればいいんじゃないの?」

こう言うと、それが出来れば苦労しないとか、そもそも大変な思いをしてプロになりたくないとか、とにかく否定的な反論ならいくらでも考え付きます。

しかし世の中には謙虚な人が多いというか、騙されていると思うのは、「プロ」というものを神聖視しすぎな傾向があると思うんですよ。

ひとくちにプロと言ってもピンキリです。

パチプロだってプロですよ?言ったもの勝ちの世界です。素人はハッタリに弱いんです。

そこでパッシブ投資ではなく、アクティブ投資の道を選ぶとして、まずはプロになる事をお薦めします。「初心者です」とか「素人です」とか無駄に謙遜する人は一生プロにはなれません。まずいきなりプロになってみる事です。

こういう事です。まず、限定された範囲のプロになる事です。範囲を極端に絞れば素人が比較的短期間でプロのレベルになる事は可能でしょう。

勝負の極意 (幻冬舎アウトロー文庫)



直木賞作家の浅田次郎の「勝負の極意」に、馬券で家を建てた馬券プロの話が出てきます。この話で面白いのは、馬券プロはダービーだの有馬記念だの注目度の高いG1レースはやらず、それどころか華やかなイメージのオープン戦にも見向きもしない事です。

馬券プロがやるのは500万下条件戦だけ。競馬に興味が無い人も多いと思うので詳しい説明は省きますが、下級条件のレースでずっとくすぶっている馬、いつも同じようなメンバーで勝負してるレースだけを対象にするのです。

競馬の楽しみのひとつは、新馬戦から条件戦、オープン戦から華やかなG1へと出世していく馬を追う事だと考える人には、こういう事は発想からして無いでしょう。

あ、条件戦に絞って馬券をやれ、という話ではありませんよ。馬券で勝つのは不可能に近いから、不可能を可能にするならこれぐらいの発想は必要だという事です。

私がおカネを払ってでも聞きたいと思うのは、こういう狭い範囲のプロの話です。誰でも出来る、という触れ込みの話には興味がありません。

本気でプロになろうと思ったら、対象範囲を広げる余裕は無い事にだれでもすぐに気が付くはずです。まずは極々狭い範囲でいいからプロになってみる事です。範囲が狭すぎると収益の機会も減るのですが、まずは出来るようになってから次の事に取り掛かるべきでしょう。

出来もしないクセに色んな事に手を出す人が多すぎるのです。

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