古典的なナンピン三分割のやり方を紹介します。

銘柄はキヤノン(7751)を例に取ります。


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キヤノン(7751)の5年チャートです。

キヤノン(7751)の予想配当は150円なので、株価3000円でちょうど配当利回りが5%になります。キリが良いのでこの価格帯では売買高が増えて目先の底、又は底抜けした場合は天井になりやすいです。

そこで、配当利回り5%ならひとまず十分と考えて、株価3000円で購入予定額の3分の一買います。

ここで株価が反発したら、とりあえずはする事は無くなります。予定の3分の一しか買えませんでしたが、予定通りの配当利回りを得られたので問題はありません。含み損も実現損もありません。

株価が3000円を突き抜けてさらに下落したらどうするか。

長期チャートでは次の底は2500円付近にあります。ここまで下がれば配当利回り6%なので、当然買いたいです。ここまで来たらさらに3分の1買います。

これで予定額の3分の2を買って、平均配当利回りは約5.5%です。

残り3分の1は反発を待って買っても良いし、さらに下に突っ込んだタイミングを狙って買っても良いでしょう。いずれにしても一括で買うよりはずいぶん有利になりました。

実際のやり方はもう少しアレンジが必要でしょうが、基本的にはこんな感じです。

ナンピン買いの意義は平均買い単価を有利にする事にあります。配当金を基準に考えれば、配当利回りの平均を少しでも有利にする為には分割して買うのが一般的です。

この例だと3000円で全力で買うのは怖い割に大して旨くもありませんし、2500円をずっと待つのものんきな話です。配当金目的の投資であれば、ターゲットプライスを定めて分割で淡々と買っていくのが現実的なやり方でしょう。

購入金額を分割し、購入時期を分割し、恐怖や欲望を分割するのが計画的なナンピン買いです。配当金を受け取り続ける事が目的の投資の場合はさらに簡単で、値上がり益を目的としない為に恐怖や欲望がそもそもありません。あるのは有利な平均値を取る為の方法論です。

配当金狙いの分割買いのミソは株価の上下にいちいち動揺しなくて済む事です。配当の継続性を十分調べて銘柄を選定し、ナンピン計画を立てた時点で株価の上下はどっちでも良いハナシになります。株価に無駄にドキドキしているヒマがあったら、配当金の原資になる企業の業績を注視しましょう。

なお、代表的な高配当銘柄としてキヤノン(7751)を挙げましたが、あくまで一例であってキヤノン(7751)の無限ナンピンを奨めるものではありません。配当金は固定では無く業績によって変化する可能性があります。念の為。

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