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日経高配当株50とダウの犬

前記事:で、「日経平均高配当株50指数」の実力と、「日経平均株価」との比較はどうなのよ?

前記事で、日経高配当株50指数と日経平均のパフォーマンスの比較をしました。起点をどこに取るかでパフォーマンスの比較の結果は大きく変わってきます。

リーマンショック後の2009年1月に起点を取ってみます。この年は日本最強企業のトヨタ(7203)が史上初の減配を行った年で、非常に環境の厳しい年です。一方でダウの犬戦略が最高の成果を上げた年でもあります。日経平均がプラス20%弱に対して、日本版ダウの犬はなんとプラス50%弱。

外部参考記事:米国流割安株投資「ダウの犬」戦略 日本での効果は?(日経新聞)

2009年1月1日を100%として、「日経平均高配当株50指数ネット・トータルリターン」(配当再投資、税引き後の理論値)の1年後のパフォーマンスは109.58%。 

「日経平均トータルリターン・ネット・インデックス」(配当再投資、税引き後の理論値)は129.57%

あ、あれ……高配当株指数の大敗です。

この原因は銘柄の入れ替え時期にあると思われます。日経高配当50指数の構成銘柄入れ替え時期は毎年6月末、ダウの犬は毎年始めに入れ替えですから、その差でしょう。2009年は見せかけの高配当の時期ですね。

という事は、毎年6月末の銘柄入れ替え後を起点に両指数を比較すれば、高配当株戦略の優位性を証明できるはずです。やってみましょう。

毎年7月1日を起点(100%)に、翌年の7月1日時点までの1年間のパフォーマンスを比較したのが下の表です(どちらもネットトータルリターン)。


ni50.png


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日経高配当株50の四勝五敗、というより、ほとんど同じではないですか。ダウの犬日本版はTOPIXのうち時価総額が大きい「コア30」銘柄の中から最も高配当の10銘柄を選ぶので集中が効いていますが、日経高配当株50のように225銘柄のうち50銘柄も選んでしまうと分散が効いてしまい、ほとんど日経225と同じになってしまうようです。

同じデータを使って、各年の起点から2017年2月1日現在までのパフォーマンスも比較してみます。


ni501.png


こちらは多少ですが傾向が出ました。近年は日本企業の配当性向が年々高まっているので、これからの時代はアメリカのように高配当株指数の長期投資に優位性が出てくるかもしれません。(ただし過去の遡及データはバッファールールが適用されていないので、入れ替えが激しくなっています。詳しくは公式を確認して下さい。)

次の記事で最後になります。

※パフォーマンスはExcelで計算していますが数値の正確性は保証できません。投資判断の参考にする場合は必ず公式サイトの数値を確認して下さい。

次の記事:日経平均高配当株50指数(日経高配当株50)の使いどころとまとめ
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