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上場廃止、倒産する企業の傾向

個別株投資を敬遠する人の理由のひとつとして、個別企業は倒産することがある、というものがあると思います。

つまり投資金額がゼロになってしまう事態を恐れる訳ですが、私に言わせると価値がゼロになる企業に投資していたり、株価が1円になるまで保有を続けたりする人は100%自業自得ですし、常識的な判断力のある人なら100%ないとは言いませんが、まずそんな事にはなりません。

まともな投資を心がければそれほど倒産という事態は恐れることではありません。では、どういう企業が倒産しやすいか、最も倒産の多かった特異点である2008年度の事例で傾向を見て行きます。


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2008年度の倒産による上場廃止は33件です。わかりやすいように多い業種ごとに並べてみましたが、一目瞭然で不動産・建設が多く、全体の3分の2を占めます。

私が配当金生活的目的では不動産・建設セクターに投資しないのはこの辺にも理由があります。またこの年、ニューシティ・レジデンス投資法人がJ-REITで初めて経営破綻しました。

この年は東芝(6502)の「チャレンジ」が密かに始まった年であり、歴史的世界的な不況で不動産・建設セクターの資金繰り状況は最悪でした。

不況の時に不動産・建設セクターがバタバタと倒れるのはイメージ的に分かると思いますが、こうして表にしてみると圧倒的です。また倒産こそしていませんが、両セクターに資金を供給していた金融セクターも大ダメージを受けて生き残りに必死になります。

傾向として上場市場はあまり関係ありませんね。東証1部の大企業でも潰れる時はあっさり潰れます。新興企業が倒産しやすいイメージがあるのは、もともと株価が過剰評価気味で不況時の暴落のイメージが強いからでしょう。

2017年2月現在、アメリカはトランプ相場で金融セクターを中心に、日本は新興株を中心にワッショイワッショイやっていて、今すぐどうこうなるとは言いませんが、こういう時こそ歴史を振り返って気を引き締めてみることも必要でしょう。

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