配当性向とは利益の中からどれくらい配当を払っているか、その割合のことです。

・配当性向(%)=1株配当÷1株利益×100



一般的に言って配当性向が高ければ株主還元意欲が高いと言えますが、やはり教科書的な一般論であって、実際にはおとなの事情がいろいろとありますよね。
出せない配当を株価対策で無理やり出している所もありますし、こういうケースではいずれ減配による株価の暴落で株主還元どころか株主に大ダメージを与えるでしょう。


1株利益の成長、ひいては配当の成長が期待できる成長株については、配当性向は低くてもよし!とされています。

これもあくまで一般論であって、必要以上に配当性向が低い事を実現できるかどうかわからない成長のせいにされては、配当金生活的にはたまらないわけです。
配当性向がゼロパーセント、一度も配当を実施しないまま上場廃止になったライブドアの例もあります。
堀江貴文さんは現在も大活躍されてますけどね。

とにかく配当を出せと。ハナシはそれからだと。


夢見る初心者投資家と違って、配当金で生活しようと考える配当金生活投資家ならば配当性向の問題はシビアに考えるべきです。
最も重要なのは配当実施による企業の株主還元とその意欲。
それが端的に現れるのが配当性向。

企業のホームページを開いて、一般向けの企業理念がどうたら~というページを読み飛ばして、投資家向けIRページを開きます。

ここで利益配分とか配当性向といったキーワードに触れている箇所を全て読んで、その企業の配当意欲を読みとります。
成長とか安定的な配当とかいう文言はお決まりの枕ことばなので、無視していいです。
配当性向について、具体的に数字をあげて触れているかどうかです。あるいは配当性向なんか関係ねえ、とばかりに長年にわたってきっちり決まった配当を出しているかどうか。

配当性向は高ければよいのか低ければよいのかという問題ではなく、要は経営陣が配当性向についてどう考えているのかです。

配当金生活投資家と同様に、死活の問題として考えているのか?
ここが適当な企業はもうそれだけで投資価値が無いと言えるでしょう。

企業も人間も信用と実績が大事。
ヤツなら配当を出してくれる、と信用できる実績があり意欲が読み取れる企業にしか投資したくありません。



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