新年度を迎え、学校、職場、自治体などから健康診断(健診)や人間ドックの案内が届いた人も多いのではないでしょうか。血液や尿で異常値が出ないようにと、あわてて節酒や運動を始めた人もいるはずです。

(中略)

実は、がん検診だけでなく、ふだん健康に問題がなければ、「健康診断や人間ドックも受けなくていい」と言ったら、驚くでしょうか。日本では多くの人が、「年に一度は健診を受けたほうがいい」と思い込んでいるはずです。しかし、海外では健診を受けることが、必ずしもいいこととはされていないのです。

多くの人に知ってほしい世界的な運動に、「チュージング・ワイズリー(Choosing Wisely)」というものがあります。日本語では「賢い選択」などと訳されています。これは、現在行われている検査や治療が過剰になっていないかを科学的に検証し、本当に必要かつ十分な医療を提供しようという米国から始まった運動で、日本でも昨年10月に本格的な活動が開始されました。


「Choosing Wisely(チュージング・ワイズリー)」「賢い選択」の運動を日本で紹介したのは2014年に出た室井 一辰氏の著作だと思います。

絶対に受けたくない無駄な医療




しかし一般ではあまり知られていないような気がします。
これは著者が権威のある医学者などではない(東大農学部獣医学課程修了。しかも獣医師ですらない。)から、権威性が無いのが大きな原因でしょう。

しかし米国の医療事情を紹介するだけなら、権威のある医学者であるのは必須条件ではないでしょう。
むしろ偉い人だといろいろとしがらみがあって、書けない事もあるでしょうし。

まあ私も最近読み始めたので、人の事は言えないのですけど……日本の医療に疑問をもっていて、自分の頭で考えたいという人にはおすすめしたい本です。この本をうのみにしろ、と言うハナシではないですよ。


素人が考えても、ひとつ言えるのは米国にせよ日本にせよ医療行為には抜きがたく診療報酬と保険の問題が絡んでいる事です。
おカネの問題で必要のない検査をしたり、逆に必要な治療を受けられなかったりするのはどう考えてもおかしいですよね。

米国でこういう動きが出たのも、オバマケアで国民皆保険制度を実施するにあたって医療費を見直す必要があったからですし、トランプ政権になって今はどうなってるんでしょう。政治や医療産業の都合に左右されます。


早期リタイアして良かった事のひとつは、学校や職場で義務付けられる無駄な健康診断を回避できる事です。

健康診断のチェック項目をクリアする為に、事前に禁酒したりジョギングしたりするのはどう考えても馬鹿げています。
まあ、検査にひっかかるといろいろ面倒だから結局やるのですけどね……

最初から無駄な健康診断じたいをやめるか、すくなくとも義務化はやめるべきですね。
医師側が全ての情報を握っていた昭和の時代じゃないんだから。

今後この問題はどんどん政治化していくので、有権者は選挙に備えて勉強した方がいいと思います。最低限の知識が無いと「専門家」にそれらしい事を言われて誤魔化されて終わりなのは、投資の世界も一緒です。


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