早期リタイア後の人生を楽しく過ごすために、何が必要かよく考えてみるのですが、やはりひとつの事に打ち込みすぎるのは害があると考えるようになっています。

例えば仕事人間ですが、仕事しか興味がない人がもし仕事を失ったらどうなるかは分かるでしょう。
仕事があって働くのは良い事だ、という考え方は別に良いのですが、仕事が全ての人はもろいです。

日本社会にはとくに職人信仰があって、ひとつの事を極めたり、職能を向上させる事に人生を捧げた人を尊敬する文化がまだ残っています。

それは尊重するとしても、やはり仕事と自分を同一視してはいけないと思います。
仕事をやめると、自分がいかに仕事以外何も個性が無い人間か思い知らされる事になります。


自分の事を説明するのに、職業を名乗る事を禁止してみるとよく分かります。

ここで何も語る事が無い人は、まだ早期リタイアするのはやめておいた方がいいと思います。
在職中に自分はどういう人間か、もう少し足元を掘ってみた方がいいでしょう。


そうそう際立った個性のある人などいないので、在職中から少しずつでも仕事以外に興味を分散し、人生の複線化をはかった方がいいでしょう。

仕事に人間関係、自信、生きがい、収益、自己同一性がひもづけされていると、仕事を辞めた瞬間に何もなくなります。

仕事を切らさないようにしている人は、気付いているのか気付いていないのか、仕事に全ての要素をひもづけしています。
この習慣が身についていると、仕事をする以外の選択肢が無いので、体が動かなくなるまで働き続ける事になります。

自分の専門分野、得意分野に集中するのは基本良い事ですが、他の事にも目を向けるようにした方が良いと思います。
興味が持てる分野が多い方が、頭がやわらかくなり、楽しく過ごせるようになります。

時間があり、ゆるく考えられるようになるのが早期リタイアの効用ですが、発想が貧困だと灰色の日々になってしまいます。

まとめると、仕事はあくまで独立した要素のひとつであって、あってもなくても支障の無いレベルまで興味の分散化が進むと、早期リタイアしても支障がなく楽しめるようになると思います。
仕事を辞めると何もする事がない、と考えるのが仕事人間で、何でもできるからさて何をしようかと考えるのが早期リタイア人ではないかと。

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