前編


  1. (※2015年に投稿した記事をまとめて再編集したものです。最近、メルカリの無法地帯っぷりが初期のヤフオクに似ていると思ったのでまとめてみましたが、単なる思い出話になっています。)




    (ここから2015年の記事)
    Yahoo!かんたん決済手数料および落札システム利用料の改定について

    落札システム利用料を、「5.40%(税込)」から「8.64%(税込)」に改定なので、けっこう大きな改定ですね。もうずいぶん前からヤフオクを利用していないので、ここまで上がったのかという気がします。

    確か私が初めてヤフオクを利用した時は、何もかも無料だったんですよね。タイムマシンとかシャア専用ザク?(確認したらザクⅡの誤りでしたので訂正します)とかのジョーク出品もあって無法地帯でしたが、楽しい時代だったと思います。今ちょっと調べたらちょうどITバブルの頃で、たまたまヤフオク黎明期に居合わせた事になります。

    参考:タイムマシン(本物)

    その後世の中が本格的にデフレ時代に突入して、ヤフオクで中古品を買うことにさほど意味が見いだせなくなってきました。有料化が段階的に進んでいきましたし。詐欺の温床になっていた部分もありましたので、本人認証とかが改善したのはいいことだと思いますけどね。

    それで私の黒歴史ですけど、ヤフオクの出品が有料化する前後に以前に狂ったようにヤフオク出品に凝った事があったんです。ヤフオクの落札手数料(いわゆるヤフオク税)が3%になった時代だったと思います。

    当時断捨離という言葉はありませんでしたが、私は明らかに不用品の処分を意識していました。ヤフオクで買った明らかに無駄な物を処分したいと思いました。ヤフオクで失ったものをヤフオクで取り返す。(部屋のスペース的にも)

    当初の目論見通り、最初の一か月くらいであらかた不要品は片付きました。売り上げも上々です。ただ始めてみると、メールのやり取りが煩雑、出品画像やタイトルの付け方で落札率や落札金額に大差が付く、などの点が気になってきて、これらのシステム化に熱中しました。

    そうしたら、気づいてしまったんですよね。あれ?このシステムで儲けられるんじゃね?という事に。

    確実に稼げる ヤフオク! 副業入門


中編

  1. 10年以上前の事を思い出しながら書いているので、齟齬が出てくるかもしれませんがご了承下さい。

    初期のヤフオクと証券会社独自の夜間取引(今で言うとSBI証券のPTS)は似てる所があると思います。売り手有利です。

    買い手は「買えなくてもかまわない」という冷静な態度でオークションに臨まないとかなり損をします。しかしインターネットオークション自体に慣れていない人が多かった時代なので、熱くなる人が続出しました。

    部屋に転がっているゴミとしか思えないようなものでも売れる売れる。

    しかし、本当のゴミは売れないので、タイトルや画像、説明文や最低入札価格は傾向を研究して適切に付ける必要があります。(こういうノウハウは応用が効くと思います。ブログ運営とか)
    このノウハウをまとめてある程度機械的に出品できるようにしました。当時は落札者とやりとりする手段がメールしかなかったので、これもテンプレート化してある程度自動でできるようにしました。

    ここまで夢中でやりました。システムが完成するころには手持ちの不要品は売りつくしており、必需品も売るようになりました。最終的には電子レンジまで売ったと思います。今で言う断捨離、ミニマムライフです。

    ああ楽しかった、部屋も片付いたし…
    とここで止めておけばよかったのですが、完成したシステムが最後に残ってしまったのです。もう売るものが無いのに。

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後編

  1. 当時、ヤフオクで不要品ばかりか一般に生活必需品と言われるものまで売ってしまったので、私の部屋はなんにもありませんでした。断捨離とかミニマムライフとか言われる生活様式をそれらの言葉が生まれる前から実行していた事になります。

    ただその状態が続いたのはほんのわずかです。完成したヤフオク出品システムを使って儲けるために、出品物を仕入れるようになったからです。

    当時一番出品数が多く賑わっていたカテゴリの一つがPCパーツです。
    ガラクタのようなパソコンを引き取ってきて、パーツごとにバラして動作確認して売るだけなのでこれが一番儲かりました。仕入れ値がタダみたいなものですし。

    当時ヤフオクに興味のある人は多くいましたが出品はハードルが高いと思われていたので、会社の知り合いから人づてに代理出品も引き受けました。これはあまり儲かりませんでしたが、システムがあるので出品自体は楽です。それより美味しいのは代理落札。当時はインターネット自体があまり普及していなかったので、落札を依頼する人は結構多かったのです。

    まあこんな生活を続けていると、部屋は在庫や落札品が積みあがってきますね。梱包のプチプチやダンボールも取っておくし、ホームセンターで購入もします。部屋の一角は照明や何色かの背景シートを用意して物品撮影の専用スタジオになりました。

    気が付くと作業倉庫のような部屋でエンドレスにメールや落札のチェックをしているような毎日です。集荷にくる運送屋や近所の郵便局のお姉さんとも完全に顔なじみです。自動化にも限度があります。さすがに嫌気が差してきたし、そもそも部屋を片付けたくて始めたヤフオクなのに、途中から完全に迷走していた事に気がついて辞めました。自分はシンプルライフ的傾向(当時はそういう言葉は無かったと思いますが)があるものの、凝り性のため結局は物が増える方だとその時気づきました。

    この時の儲けはその後の株取引の原資の一部になりました。それも数年後のライブドアショックですべて無くなりましたけど。

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