私はいわゆるブラック企業の株はなるべく避けるようにしています。

株式投資が資産形成に有利なのは、株式会社が利益を追求し膨張成長する本能を持つからです。

投資家はこの膨張成長の宿命に乗っかればよく、構造的に有利ないわゆるプラスサム(全体的部分的な拡大)ゲームになっています。


株式会社は競争により同業他社のシェアを奪ったり奪われたりしながら成長していく訳ですが、この競争に勝つために合理化を進めるあまりいわゆるブラック化する企業があります。

企業の強みがブラック労働による合理化しか無い場合、その成長はどこかで止まる可能性が高いです。行き過ぎた合理化で他社のシェアを奪っても長続きはしません。

それでもブラック化で他社のシェアを奪っている企業はまだ株価が上がる可能性があるだけマシで、最悪なのは競争力が無く他社のシェアを奪えないために、社員から奪っている会社です。

合理化のための合理化。ブラックの中のブラック、まさに漆黒の闇です。

こうした企業はもはや株式会社の本質から離れてしまっているので存在意義が無く、潰れた方がいいでしょう。株価推移もお察しなので、こうした企業の株は買ってはいけません。


もうひとつ私が避けるのは、反社会的体質のあるセクターの株です。

具体的にはサラ金、商品先物取引、絵画商法や悪徳通信販売などの業種です。

こうした企業は時流に乗ればもの凄く儲かる場合もありますが、大抵長続きしません。株価推移もエキサイティングであったり、高配当であったりしますが、長い目で見ると大して儲かりません。

全体のパイの拡大で儲けるという株式投資の本質に反しているからです。


ブラック企業大賞のノミネートリストはこうした企業をピックアップしてくれるのでラクチンと言えばラクチンです。できればリストに載る前に気がつきたいものです。

ブラック企業に投資しないのは何もキレイごとではなく、存在意義を失って株式会社の本質から離れつつある企業を避けるためです。結局はそれが自分の資産を守る事になります。

それにブラック企業に投資しない方が精神衛生上良いのも確かです。
良いニュースは社会にも社員にも良い会社に訪れます。


ブラック企業経営者の本音 (扶桑社新書)




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