株式投資に必勝法が存在しないのは、分別のつく大人ならば誰でも心得ているところです。

なのでここでは投資必勝法!ならぬ投資「必敗法」を考えたいと思います。
これをやったら確実に負ける、というパターンを考えてそれを避けるようにすれば多少は勝率のベースを上げる事ができます。
ヒマな人は考えてみて下さい。

例えばパチスロでは必敗法が存在します。全ゲーム逆からボタンを押せばいいのです。これで100%負けられます。興味の無い人には分かりにくい例ですみません。

この要領で、システム的に負けられる方法を考えてみます。



1 優待銘柄を権利付き最終日に買って、権利落ち日に売る。

これだと確実におカネが減ります。が、世の中にはこれに近い事をしている人もけっこういます。「今月の優待銘柄」というのは雑誌特集の定番ですからね。


2 投資アドバイザーの所へ行って、アクティブファンドを言われるままに買って売る。

販売報酬がアドバイザーの懐に入るので、買った瞬間に価値が目減りします。それですぐに売れば、また手数料を払うので往復でおカネが減ります。そんなことする奴おらんやろ、と思うかもしれませんが、やはり世の中には近い事をしている人がいます。


1も2も、わざわざこんな事をするメリットはないように思えますが、もちろんやる人にとってはちゃんとした動機があります。

1は優待が手に入りますし、2は調査と投資判断の手間を省いて投資家気分を味わう事ができます。アドバイザーと称する販売員とトークを楽しむこともできますね。

おカネを失ってかわりに手に入れるものがあるわけですから、まあこれは投資というより消費に近い何かでしょう。


ところで、実は1も2も完璧な必敗法ではありません。

権利落ち分以上に株価が上昇する可能性が僅かにありますし、高額な往復の手数料以上に基準価格が上昇する可能性もゼロではありません。


個人投資家の8割から9割が最終的に負けて終わるという通説は、これが原因ではないでしょうか?

どんなバカなやり方でもたまたま、結果オーライで勝ってしまう可能性はあります。
個人投資家が参戦するタイミングは株価が上昇している時なのでなおさらです。

しかし最終的に負けて終わる人の方が多いということは、大多数の投資家はそれと気づかず期待値マイナスの戦略を採用していることになります。「高い確率で負ける方法」を実行しているのです。

長期的なスパンで資産が減ってる投資家は、期待値マイナスの戦略を取っているかもしれません。
必勝法は存在しなくとも、必敗法ともいうべき当然の負けは注意深く避けていき、長期的に期待値をプラスにする努力は払うべきです。

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