中年の危機とは、中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害のことをいう。ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)の訳語であり、ミドルエイジ・クライシス(Middle age crisis)とも表記されるが、 英語圏では前者のほうが一般的である。

中年の危機(Wikipedia)


セミリタリア(早期リタイア)は30代から50代の年齢で仕事を辞めるものとすると、だいたいちょうど「中年の危機」にぶち当たる年齢で仕事を辞める事になります。

そこで、セミリタイア(早期リタイア)という生き方は「中年の危機」を克服するためにプラスになるか否かという事を考えてみます。


と、その前に「中年の危機」は本当に存在するのか?科学的な根拠は存在するのか?という事も問題になります。

人生で最もアンハッピーなのは40〜50代。「中年の危機」は本当にあるのか?

この記事を読むと「中年の危機」はあるという従来の説と存在しないという新しい説があるようです。


ただ40~50代の幸福感が低いという話はよく聞きますし研究も多く存在します。
この記事では便宜上「ある」としますが、そうすると説得力があると感じた記事は以下のようなものです。

図7を見てください。これは、ディーナーがまとめた「感情」と「人生の満足度」に関する世代別の結果ですが、年を取れば取るほどネガティブな感情は減退し、満足度は上がっています。また、図8を見ると、多忙で子どもの出費などに苦しむ40代では人生の満足度が一旦下がるものの、60代以降は概ねどのような状況の人でも満足度が上がることがわかっています。「年寄りは卑屈で不機嫌」というイメージは、大きな誤解だといえます。

これは加齢によって脳の働きが変化し、細かいことを考えるための脳の神経回路が衰えて、全体的なことしか考えなくなるからだとみられています。これはネガティブなことではなく、むしろ「脳の全体関係化」「第3因子(前向きと楽観の因子)の獲得」とでもいうべきことだと思います。

外部記事:ビンボーでも幸せな人は、なぜ幸せなのか 米国発「ポジティブ心理学」が解明より引用



40代から50代までが「中年の危機」で人生の満足度が低下しますが、60歳以降は良い意味で衰えが顕著なので逆に満足度は上がっていくというのです。

つまり「中年の危機」は時間が解決するのでしょうか?
セミリタイアして「中年の危機」に正面から向き合うよりは、普通にサラリーマンをやって「中年の危機」をやりすごし、普通に定年を迎えた方が良いのでは……

ちょっと雲行きが怪しくなってきました。


中年期の心理的危機

「中年」期の定義は諸説あるが、一般にその時期に差し掛かった個人は自身の人生を見つめなおし、再評価する。この過程で起こる心理的危機が以下のような感情や行動となって表れる。

・達成する事の出来なかった物事への深い失望や後悔
・より成功した同輩・同僚に対する屈辱感・劣等感
・自分はまだ若いと感じたい、また若さを取り戻したいという思い
・一人になりたい、もしくは気心の知れた者以外とは付き合いたくないという欲求
・性的に活発になろうとする、もしくは逆に全く不活発になる
・自身の経済的状況や社会的ステータス、健康状態に対する憂鬱、不満や怒り
・人生の前段階で犯した過ちを正す、または取り戻そうとする

中年の危機(Wikipedia)



「中年の危機」を感じてそれが高じてセミリタイアに向かう人もいるかもしれません。

セミリタイアして失敗した、という人はこの「中年の危機」という魔物に食われてしまったのかも……



でもまあ、最終的に時間が解決してくれるならたとえ失敗してもいいではありませんか。

セミリタイアしてもしなくても最終的に似たような地点に辿りつくなら、自分の満足感を優先して考えた方がいいと思います。
老後はたぶん何もかもどうでもよくなってるはずで、そうすると考えるのは若い時(たとえ50代でも65歳よりは若い)にやれなかった事への後悔のみでしょう。

私はもうセミリタイアしてしまったので、「中年の危機」に正面から向き合うヒマがあります。のちのち後悔だけはしないようにしたいものです。この考えがすでに「中年の危機」の症状な気もします。

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