セミリタイアしたい、会社を辞めたい、などのセミリタイア志向がありブログなどで発信している人でも、ずるずると会社勤めを続けてしまういわゆるセミリタイア詐欺。

この状態に陥らない為にはどうすればいいのでしょうか。


ずるずると雇われのサラリーマンを続けてしまうのは、やはり何だかんだと言ってもサラリーマンの身分は悪くはないからでしょう。

サラリーマン生活に疑問を持たない人はサラリーマンのメリットを感じているはずです。デメリットも感じてはいますが、それよりもメリットの方が絶大。

ではセミリタイア志向の強いセミリタイア人はどう思っているかというと、皮肉な事にセミリタイアしたいがゆえに、逆にサラリーマンのメリットを強く感じているという傾向があると思います。

一般にセミリタイアにはある程度のまとまった資金が必要だと思われています。実際には違うかもしれませんが、サラリーマンの多くはそう考えているはず。

セミリタイアを考えるような人は金融リテラシーが高い傾向があり、セミリタイア資金を増やす為の資産運用には複利効果を考えます。

リスクを抑えて複利効果で資産を増やすには、継続的な資金の追加が重要です。初期資金と追加資金が少ないほど、複利効果による資産の上昇カーブは穏やかになります。さっさと仕事を辞めたいセミリタイア人にとってはこれは不都合です。

初期資金はともかく、資産の上昇カーブを上げるためには、追加資金はなるべく多く継続的に増やしながら投入したい所です。

そのためには、そう、なるべく仕事を頑張って昇給し少しでも長くサラリーマンを続ける事が重要です!
アレ……?


このセミリタイアするする詐欺の状態に陥らない為には、方策は2つあります。


ひとつは、ある程度の資産額まで、ある程度の年齢までにスピード到達する事です。ある程度の資産額とは、給料からの追加投資資金が全体のパフォーマンスに与える影響が小さくなる額です。

極端な例では、10億円の資産がある人ではサラリーマンの給料からの追加資金は殆ど誤差になってしまいます。この人は分かりやすくいつでもセミリタイアしてもいいと考えるでしょう。

それは極端としても、収入にもよりますが、5千万円を超えたあたりから給料からの追加資金の影響がどんどん小さくなってくるのを感じるはずです。

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もうひとつは、目標資産額を決めるのは良いとして、年齢制限を設ける事です。

例えば40歳になったら、資産の金額に関わらず必ず会社を辞めるとか。

もちろんその年齢に達する前に辞めてもいいし、重要なのはその年齢で否応なく会社を辞めるという事をリアルに想像して、方針を決めて行動していく事です。

人は誰でも死にますが、普段はその事を忘れて生活しています。寿命による死という区切りの現実が近づいて来てから、やむなく少しづつ真面目に考えるぐらいです。

セミリタイアするする詐欺に陥らないためには、自分で区切りを決めて先延ばしにしない覚悟と割り切りが必要でしょう。

もちろん、セミリタイアなんかしなくても全く問題はありません。問題の先送りと決断の引き伸ばしは人間なら誰でも多少はやってる事です。なんなら日本国は国家規模でやってます。それで平和なら別にそれでもいいのかもしれません。知らんけど。

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