投資の基本は年齢に関係ありません。したがって、「若者向けの投資」「老人向けの投資」といったものは存在しません。

老後の為の配当金生活のポートフォリオを組むとしても、基本方針は同じです。

ただし老人の方が資金が多く、追加資金が少ないのが普通で、その最たるものが退職金の存在、労働収入の少ない定年退職後の生活です。そこで退職金を運用するイメージで、不足するかもしれない年金を株式投資の配当金で補うイメージで老後の配当金生活のポートフォリオを考えてみます。

資金が2000万円もあればその時の株価水準や配当利回りにもよりますが、国民年金とだいたい同程度の収入になります。老後資産の全額を株式投資に投ずるのは無茶なので、配分は人それぞれになるでしょう。年金の不足を補うのが目的なので、必ずしも無茶な大金を投じなければならないわけではありません。

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むやみに高配当を追求すると危険な銘柄ばかりになりますが、この基本に忠実にチェックしていけば地雷銘柄は避ける事ができます。チェックの結果、配当利回りが低すぎると感じたらそれはその時の株価が高すぎるという事です。自分の財布の都合に合わせて相場は動いてくれないので仕方が無い事です。機会を待ちましょう。

10銘柄程度でも十分に分散効果は得られるので、これを基準に好きな銘柄を選べば良いでしょう。2000万円とすると10銘柄だと1銘柄あたり200万円、この株価変動にプレッシャーを感じるようなら、銘柄を20,30と増やしていって1銘柄あたりの金額を少なくしていきます。

全く個別銘柄の株価変動によるプレッシャーを感じず、夜ぐっすり眠れるようになるまで1銘柄あたりの金額を落とすのが肝要です。老後の生活に刺激が欲しいなら株式投資以外の趣味を見つけた方が身の為です。

配当金を年金の足しにするのが目的なので、増配などによる資産の成長も必要以上に積極的に目指す必要はありません。若者と違って資金は豊富です。

ただ、それなら投資信託やETFを利用してパッシブ運用によるインデックス投資でも良い気がするかもしれません。これについては、主に日本株による配当金生活の税金面での有利さをあげておきます。

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初期資金が多く追加資金の少ない老後の配当金生活は、日本の個別株にすれば税金面でアドバンテージがありぴったりハマります。税制変更によりそれで保険料が上がるという事もなくなりました。

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ただこの記事は日本の個別株のみで全資産を運用するのを薦めているわけではありません。日本の個別株による配当金生活の有利さを解説しているだけです。

なお日本株の将来性については、別の議論になりますが私はそれほど心配していません。それほど将来不安のある国ならばその国で老後を過ごす事自体が不安なので海外移住でも考えた方が良いですが、実際に移住する人は少数派ですのでつまりそういう事でしょう。

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