投機の対象としてのみ盛り上がり、いまいち決済手段として使われていないのが仮想通貨です。2017年4月に施行された仮想通貨法で決済手段として法的に認められたというのに、です。

今のところ、国内でビットコインを決済手段として使える店舗の中でもっとも取扱いが多いのはビックカメラ(3048)です。

ビックカメラ(3048)の傘下にはコジマ(7513)やソフマップなどもあります。

そのビックカメラ(3048)グループでここにきてビットコイン決済の扱いが急拡大してきています。



[東京 8日 ロイター] - 家電量販店のビックカメラ<3048.T>は8日、1回の会計で利用できるビットコインの上限金額をこれまでの10万円から30万円相当分にまで引き上げたことを明らかにした。「ビットコインの利用者の数が増加しているため」(広報担当者)と説明している。


10万円から30万円に上限を引き上げた事により、冷蔵庫や洗濯機などの大物家電をビットコイン決済で購入することも可能に。



ビックカメラは12月13日16時から、仮想通貨ビットコインによる決済サービスを、ビックカメラの通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」で提供する。ビックカメラの店舗では2017年7月26日から導入しており、今後ユーザーは店舗とネットの両方でビットコインを利用した決済が可能となる。


ネット通販でもビットコイン決算が可能になるのは大きいですね。ネットの方は当面10万円までの制限があるようです。



気になっているのがこのニュースです。ビックカメラ(3048)と楽天(4755)が家電通販の新会社を発表。楽天市場内のサイトを刷新して新サイト「楽天ビック」を立ち上げる。

自社サイトの「ビックカメラ・ドットコム」とは並立してやっていくようです。ビックカメラで楽天スーパーポイントが使えたりするようになるそうですが、ひょっとして楽天グループの方にビットコイン決済も波及していくとか…全然根拠のないただの連想ですが…

外部リンク:ビックカメラ.comでもビットコインが使えるようになりました(公式)

公式サイトによると「ビットコイン決済は、bitFlyer社のシステムを利用しています。ご利用には取引所での口座開設等が必要となります。」とあり、実際は他の取引所からの入金でも決済は可能なようですが、ビットコインの返金にはbitFlyer社の口座開設が必要、となっているので、現時点では実質的にbitFlyer社の口座が無いと安心して使えなさそうな気もします。

外部リンク:ビックカメラ全店でbitcoin使えます!(公式)

実店舗の方は、全店舗でビットコイン決済が可能になっています。グループ傘下のコジマ・ソフマップに一部店舗でも利用可能。現金払いと同様のポイントも付くようです。※別途ネットワーク利用料がかかる場合があります、という注意書きが気になりますが…


ビットコインのレートは現在激しく動いていますが、ビックカメラ(3048)の方ではレートの変動リスクは負わない仕組みになっているので、導入拡大に支障はないでしょう。

問題なのは利用者の方で、はっきり言ってビットコインで決済する人が現在あまり居ないのは、使わないで取っておく方が値上がりしているからですね(笑)

またビットコインで買い物した場合、日本円に替えた時点で必ずある含み益や含み損を確定したことになり、利益が20万円を超えるとサラリーマンでも確定申告の対象になります。

この辺のわずらわしさを解消しないと、なかなか普及は進みにくいと考えられます。当面、年間20万円以下だけ使っていくというのもアリですかね。そう考えるとビックカメラが利用上限を上げてきたのもタイムリーな気がします。

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