歴史上世界一のケチは誰か、ということになると諸説ありますが、ギネスブックに載っているのはアメリカのヘティ・グリーン(Hetty Green)(1834 - 1916)という女性です。

捕鯨業で財をなしたクエーカー教徒の資産家の家に生まれ、両親から譲り受けた遺産を元に南北戦争時のアメリカ国債や大陸横断鉄道などへの投資・投機を行い、莫大な資産を築く。

19世紀末、世界でもっとも資産を持つ女性であり、その投資手腕や風貌などから、「ウォール街の魔女」と呼ばれた。しかし、その資産とは裏腹に常軌を逸したケチであったことでも有名で、ギネスブックにも公認された「世界一のケチ」である。

ヘティ・グリーン(Wikipedia)




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彼女は史上最高の女性投資家でもあります。

ヘティ・グリーンの投資法の特徴は安く買って高く売るという投資の基本の徹底、それも歴史的な暴落時に買う事を得意としていたようです。

アメリカ南北戦争とか1907年恐慌の時ですね。
そういった極端な条件でも無ければ世界一の金持ちにはなれないでしょう。

ヘティ・グリーンの事績についてはここ(ヘティ・グリーン研究)が詳しいです。
というか、日本語のサイトでヘティ・グリーンの投資家としての情報が手に入るのはここしか知りません。
今だに更新が続いているので密かに楽しみにしています……

どケチの人に言わせると一般人の一般的な節約法は甘すぎて話にならないそうです。

ヘティ・グリーンに言わせればおそらく一般的な逆張り投資家のやってることは甘すぎて話にならないのでしょう。

投資で異常な大成功をおさめるには知識やテクニックや経験だけでなく、ある種の常軌を逸した精神性が必要になると思われます。

ヘティ・グリーンの場合まさに常軌を逸したエピソードが伝わっており、伝説的な変人として歴史に名を残すことになりました。





このテレビ番組のようにヘティ・グリーンの面白おかしい奇人変人エピソードだけ伝わっていて、投資家としてのヘティ・グリーンの姿はいまいち見えてきません。

おそらくアメリカ人投資家にとっては常識的な知識のはずなのですが……

しかしこれはヘティ・グリーンだけに限った話ではないでしょう。
アメリカ史のディティールを日本人は殆ど知りません。
英語の壁があるとは言え、もっと研究が進んでも良さそうなものです。


Hetty: The Genius and Madness of America's First Female Tycoon



しかし、今だと洋書もkindleで簡単に手に入るんですよね。
やる気と英語力さえあれば……

(※この記事は2014年投稿の記事を再編集しました)

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