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【シアトル=佐藤浩実】米アマゾン・ドット・コムは22日、米シアトルでレジのないコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」を一般向けに開業した。画像認識技術などを駆使した最先端のコンビニをいち早く体験しようと、昼どきには周辺のオフィスで働く人らでにぎわった。ただレジで滞らないため、100人並んでも待ち時間は10~15分ほど。訪れた人たちからは「忙しい人に最適」「クールだ」といった声が上がった。


「Amazon Go」はそもそもレジが無いので会計の待ち時間が存在しません。レジの行列でイライラする人の起こすトラブルや店員の疲弊を避ける事ができます。



で、やはりAIに仕事を奪われる、とする人々からの反発はあるようです。

アメリカでレジ係として働く人たちは多い。アメリカ労働省によると、2016年には全米で350万人のレジ係が働いているという。アマゾンが導入した仕組みが各地に拡大すれば、こうした人たちの雇用を奪いかねないからだ。


無人コンビニとは言いますが、裏で調理するなどの仕事をする人はいますし、商品の陳列や店舗の清掃をする人は従来と同じに必要です。コンビニの従業員は接客の他にも色んな作業を兼ねてやっているので、接客の負担が減るだけで、仕事を奪われるわけではないと思います。

コスト削減の効果は直接的な人件費よりも、レジ打ちの教育に費やされていたコストを無くせるということ、あとこれがとても大きいと思いますが、万引き対策のコストを無くせるという事です。万引きで潰れる小売店もあるくらい、万引き対策は小売店の裏のコストになっています。

コスト削減とレジ渋滞解消によりお客は低価格でストレスなく買い物ができるようになり、バイトは仕事がラクになり、経営側にとってもメリットがあるという事で死角が無いように思えます。

しかし膨大な数のカメラと継続的なメンテが必要でしょうし、このままだとAmazonの限られた店舗以外では実現できないシステムにも思えます。将来の技術の進歩で何とかなる問題なのでしょうか。

入店するには最低限スマホとアプリのインストール(入店するときQRコードを読み取る)、それとAmazonアカウントが必要になるので、入店時点で客の選別が済んでいる事になります。

日本でこのサービスが普及するには、誰もが上記の条件を満たしているのが前提になり、現状では大都市以外では難しそうです。そもそも今だにクレジットカード嫌いな人が多いですからね。

日本でのコンビニ無人化の取り組みはどうなっているかというと、

外部リンク:「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました~サプライチェーンに内在する社会課題の解決に向けて~(経済産業省)

経済産業省は、2025年までに、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズの全ての取扱商品(推計1000億個/年)に電子タグを利用することについて、一定の条件の下で各社と合意することができました。これを踏まえ、各社と共同で「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました。


まず2025年までにというのが遅すぎるし、Amazonに比べると現時点でも古臭い方式に感じられます。8年後はどう感じるでしょうか?

消費者全員が使えて誰からも文句が無いサービスを目指すとこうなる、という事なのでしょうが、もたもたしている間にAmazonに席巻されないか心配は心配です。

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by カエレバ

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