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セミリタイアしてブログなどで何らかの収入がある人は、税務署に開業届を出して個人事業主になり、同時に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておけば税金面で有利です。

仕事をやめてセミリタイアして、まだ青色申告するほど収入が発生していない……という人でも、年後半になってから予想より収入が発生していることも考えられるので、出しておいた方が無難かもしれません。

私がそのケースで後悔してるんですよね……今思えば無駄な税金や保険料を払ってしまったと。

何なら開業した年から赤字でも堂々と申告すればいいんですし、むしろ青色申告なら3年までの損失繰越が可能なので開業届を出しておかないとこれができません。

青色申告にすると事業に必要な経費が認められるので、家賃や電気代の一部も必要経費にできます。

開業届を出さずに事業をしても特に罰則はありませんが、開業届を出しておいた方が税金面でいろいろお得なので出さないと損という事です。

あとから、青色申告だと複式簿記で取引を記録しないといけないから面倒だ、準備が間に合わない、そもそも青色申告するほど収入が発生しなかった、いろいろと無理でやはり白色申告にしたい、となった場合でも、青色申告から白色申告に戻すのは簡単なのでとりあえず出しておけばいいんじゃないかな……

セミリタイアしてずっとフリーランスの個人事業主的な生き方をしていくのであれば、出しておいて損はありません。

たとえまたサラリーマンに戻る場合でも、そのまま2足のわらじを履き続けるケースもあるでしょう。


税金面でお得、という話ですが、社会保険についてもお得な事があります。

国民健康保険の保険料は前年の住民税の申告による所得を基準に算定するのですが、この所得の判定は収入から控除できるのは住民税の基礎控除33万円ぐらいなので、収入が多く白色申告で経費も認められないと保険料が上がってしまう可能性があります。

しかし青色申告にしておけば65万円の青色申告特別控除は基礎控除同様に適用後の判定になるので、これだけでかなり有利になります。

生活していく上で一番重いコストは税金と保険料なので、これは考慮しておいた方がいいでしょう。


最初にも書きましたが、私は開業届と青色申告承認申請書を出すタイミングが一年遅れたな~と思って、後悔しています。

けっして私のようになるな!という意味でこの記事を書いています。

経理の勉強なんか届出を出してからでも間に合うし、今は便利なクラウド会計ソフトもありますしね。

関連記事:セミリタイア後初の青色申告の準備がほぼ終り。MF確定申告の公式ガイドブックがあったので案外簡単でした。


とはいえ、やはり役所に届出を出す前にはいろいろと確認すべき事があるのは事実です。

一番クリティカルな問題は、開業届を出して個人事業主になってしまうと、失業保険が受け取れなくなる事です。

サラリーマンの給料から天引きされている雇用保険、これを払っていたのがムダになってしまいます。

自分で事業を営んでいるのだから失業者ではないので、失業保険を受け取る資格はない。考えたら当たり前の話です。

前職が公務員以外の人はくれぐれも注意して下さい。

※ただし、2014年に厚生労働省から「求職活動中に創業の準備・検討をする場合」を失業手当の給付対象にするとの通達が出ています。個人の起業を後押しする政策の一環らしいです。

外部参考リンク:起業準備中も失業手当(法律事務所ホームワン)


青色申告承認申請書を出す期限は、その年の3月15日までか、もしくは開業届を出してから2か月以内なので、失業保険のことを考慮してタイミングをはかればいいでしょう。

具体的な開業届や青色申告承認申請書の書き方や、私が注意した事などは、また記事にしたいと思います。




フリーランスの青色申告については、この本がおすすめです。

世の中の青色申告本は、ちゃんとした事業者向けの内容になっているので余計な記述が多くて初心者には難解です。

この本はわれわれのようなちゃんとしてない(?)セミリタイア者に多い、ブロガーやライターといった人に最適な内容になっているので脳ミソに余計な負担がかかりません。

出版から結構時間がたっていますが、内容が唯一無二でニッチな需要にマッチしているので今だにバイブル的な人気のある本です。

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