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4月上旬から営業を開始する証券会社スマートプラス(東京・千代田)は28日、株式委託手数料を恒久的にゼロにすると発表した。日本では初の試みとなる。米国では同手数料をゼロにするネット証券などが増え始めており、同様のビジネスモデルを日本で展開する。スマートフォン(スマホ)を使った株式取引を軸とし、利用者が投資アイデアを交換し合う機能なども盛り込む。


「株式委託手数料」は株式売買時にかかる手数料、ようするに取引手数料です。

日本のネット証券ではこれまで一日10万円以下まで無料などの条件付き手数料無料プランを提供する会社は数社ありましたが、完全無料は初めてです。


ネット証券の主な収益源は実は取引手数料ではなく、信用取引の金利収入です。だから手数料はかなり安くする事ができます。

クレジットカード会社が1回払いのカード利用を無料にしてポイントまでくれるのは、高い金利を取るリボ払いを収益源にしているからであり、それに似ています。

またFX会社はたいてい取引手数料を無料にしていますが、これも取引手数料ではなく売りと買いのスプレッドで儲けるビジネスモデルだからです。


新証券会社「スマートプラス」が提供する予定のアプリ「STREAM(ストリーム)」では取引手数料が無料ということですが、では会社はどこで儲けるのか?

外部リンク:手数料【スマートプラス)

これによるとSOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文のしくみを利用するようです。

SOR注文とは、自動で最も有利な気配価格を提示している取引所へオーダーを出す注文……といってもワケが分かりませんが、これはすでに実施している証券会社が存在します。SBI証券です。他には2017年12月から楽天証券も始めているので、比較的新しいサービスです。

外部リンク:SOR注文とは何ですか(SBI証券ヘルプ)

要するに客は特に難しい事を考えなくても、普通に注文を出すだけで自動で、東証とPTS(私設取引所システム)の有利な気配値を出している方へ注文を通してくれる便利なシステムです。

STREAM(ストリーム)のSOR注文は東証とPTSではなく、東証と「東証立会外取引」の価格・数量を照合するようです。

東証立会外取引とは?

お客様から受けた株式注文を東京証券取引所(東証)に発注せずに、他の株式注文と付け合わせることで取引を成立させる方法です。

東証立会外取引には、大口の注文をスムーズに執行したい機関投資家が多く参加しており、東証取引と比べて約定単価や約定率の点で有利となることが期待できます。



これにより東証と東証立会外取引の間で比較して差額による儲けが出た場合、客と会社で折半する事により会社の利益を出すビジネスモデルです。

客側としては、高い手数料を徴収されるわけでもなく、東証のみで注文するよりは有利な価格で約定できる可能性があるので、文句の無いシステムと言えます。

なるほど、フィンテックというのはこういう使い方をするんですね。


STREAM(ストリーム)の特徴は手数料無料だけではなく、SNS機能の活用、むしろそちらもメインな感じのようです。とにかく全く新しいタイプのネット証券になるのは間違い無いようなので、興味が出てきました。

SNS機能限定のアプリが3月上旬にリリース予定のようで、事前登録の受付を開始しています。私もさっそく登録しました。

外部リンク:STREAM公式

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